風呂無し文化住宅の2階にて夫婦で肩寄せあいヒッソリと暮している地蔵です、
こんにちは。
むかし、大阪で出版されたタイトルでは一杯の素うどん、
全国的には一杯のかけそばと言うお話が流行しましたが、
貧困に困窮するわが家ではとうとうお茶碗一杯のごはんを
夫婦で分け合って食べるような状態に陥ってしまいますた。
かけそば、素うどんは外食なのでわが家ではむしろ贅沢品であります。
すこしでもたくさん食べたい、という願いから、
大きなお鍋にお茶碗一杯のごはんを入れ、大量のお水でクツクツと煮た
雑炊であります。
『 おじや 』 と 『 雑炊 』 は違うものです。
おじやはただゴハンを煮たもの、
雑炊は一旦ごはんをお水で洗い、ベタつきを無くしたもので、
まさに赤貧洗うが如きメニューであります。
亭主の稼ぎが悪いばっかりに、
モーパッサンの小説の如く働きに出ている鬼嫁が貪り喰っていました。
わが家ではまだ戦後の闇市が生きています。
そういえば西宮のオバはん、
節子と清太におつゆ ( 河内・大和では、おつい、と発音する ) ばかりを飲ませて
自分らはお米のところを食べてたな・・
あのオバはん、いつか
シバいたるねん!
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Posted at
2008/09/20 17:54:46