バーブ佐竹が切々と歌います虫けらの唄、はりきってどうぞ！

反体制主義者の地蔵です、こんにちは。


そんなワケで職場の同志諸君は皆、飛ばされたり退職を余儀なくされたりして

おともだちが誰もいなくなった地蔵です、またこんにちは。


おともだちのいない地蔵ではありますけれど、

蓼喰う虫も好々、と申しましょうか、

職場に３名ほどいる知的障害者とたくさんいる在日各国人にはどういうワケか大人気であります。


昨朝、荷物を積み上げておりますと、箱の上でご休憩中の足長バチ発見。

そのまま荷物を積み上げますと

ぶちゅ～～っ！

と惨劇が展開される事必至でありますので、

おい、はやくその場から退去しなさいとハチさんに念をおくりますと

箱の裏側に移動したりしてうまく避けて下さいました。


それがご縁となったのか、その日一日、ハチさんは地蔵の周りをブンブンと飛んでおりました。

塵に汚れた髭面になんで懐くか顔寄せて、

都会っ子の地蔵でありますから、ホントは虫が怖いのでありますけれど、

ハチでも懐くとかわいいものでありますね。


アホの子とガイジンとムシケラ、

日本語の通じる相手とおともだちになれる日は来るのでありましょうか。



というワケで日本語は通じるけれど、アホでムシケラ同然の人と

尼崎で新規オープンしたスーパー銭湯　『　みずきの湯　』　へ突撃取材して参りました。

アホでムシケラ同然の人はいつもお迎えに来てくれるので

湯上りにビールが飲めてサイコーであります。


事前取材に於いて、

尼崎市の条例にて、天然温泉は罷りならぬ、水道水を使用すべし、

ということが判明しておりましたので半ばバカにして臨んだ取材だったのでありますけれど、

人工温泉とはいえ、体にまとわりつく炭酸の気泡、

アルカリ泉質のヌルヌルしたお湯、充実した露天風呂、

１００円玉の要らないロッカー、下駄箱等々、


こいつはなかなか
あなどれないぞ！


中ジョッキ２杯飲み干してもまだ出てこないお料理の怠慢さには閉口しましたけれど、

ムシケラの人が食っていたカレーライスの色が非常に理想的な色をしておりました。


以後、我々のフランチャイズ銭湯に決定しました。

ではさようなら。



知的障害者、健常者、これってものすごく嫌な言い方ですね。

アホの子でいいじゃない、と思うのであります。

いったいぜんたい、誰が賢くて誰が賢くないか、わかったものではありません。

職場のアホの子たちなんか、ゆとりの連中よりはるかに　『　まとも　』　ですよ？