むかし、大阪には●速商業高校という不良少年の更生施設がありまして、通称 『 ナミショ● 』、自分の名前をひらがなで書ければ合格、書けなくても大きな声で元気よく名前を言えればなんとか合格、というレベルでありました。おまえのようなレアケースな生徒は合格出来るかどうか、資料がないからよくわからない、と進路指導の先生から宣告された伊助です、こんにちは。更生カリキュラムに野球を取り入れておりまして、甲子園にもたびたび出場、みな、大阪を代表するような不良でありますから、正々堂々と地方から出場して来た善良なる球児諸君に対し、おまえ、打ったら帰りに殺すぞ・・・ とキャッチャーがつぶやくものだから、よく優勝したりしていたものでした。卒業生代表・西条凡児、張本勲。そんな悪夢を再びくり返さないために高野連がいまだ高圧的な指導をするのも無理からぬお話だと思います。日曜朝の番組、サンデーモーニング、自分の名前を元気よく言えた張本さんに論破されてしまう関口さんのダメダメぶりが面白くて毎週かかさず観ておるのでありますけれど、張本さんが先日亡くなられた球神・川上哲治氏から贈られたという言葉に接し大感動。意味はみなさんそれぞれに噛みしめていただきたい。 これほどの努力をして 人はそれを運と言う。ではさようなら。