世間では高校のお受験が始まっているようで、ま、そんなもの、長い人生、大した意味はないからテキトーにやっとけ、受験生諸君、と言ってあげたい伊助です、こんにちは。うちに娘がいたのなら是が否でも宝塚音楽学校に入学させますけれど。今の受験システムがどうなっとるのか知らんのですけれど、伊助の時代は内申書というものが大変重要でありまして、いくら成績優秀であっても内申書の内容が悪ければ希望校には行けなかったのであります。高校受験の際、担任の先生が内申書をこっそり見せて下さいました。5・5・5・5・4・5・5・4・・・・・う~ん、惜しい、もうちょっとでオール5だったのに・・・でもまあ近所でも評判のアホの子・伊助ちゃんにしては上出来、本学開園以来の大劣等生と職員室でも評判だった伊助くんにしては大躍進、と自画自賛しようかと思いましたらば、美術のところに 『 9 』 という点数がございまして、な~んだ10段階評価だったのか、とがっかりした記憶がありますのです。あのとき、オール10だった優秀な生徒諸君はきっと優秀なサラリーマンになっておられると存じます。アメリカで博士になった子もいるかもしれません。バカだからサラリーマンになれなかったばっかりに、商売を始めてシャチョさんになった子もおられるでしょう。ああ、一体全体、誰が賢くて誰が賢くないか、わかったものではありません。たゞどこまでも十力の作用は不思議です。一生懸命お仕事をがんばったばっかりに、引退後は何もできないお荷物老人になるか、お仕事やお勉強をサボったばっかりにアルハンブラが弾けるボケ老人になれるか、偏差値とはまるで関係のないところで勝負は決まります。だからもっと気楽にやろうや、受験生諸君! な。知恵の使いどころを間違えると大人になってからハラペコになる危険性はあるにはありますけれど、それもまた愉しからずや。昨夜はついに念願の替え玉無料券を使用す。お腹いっぱい、スプーンてんこ盛りのしあわせ、さあ今日も何してあそぼっかな~と。