1941年に録音されたミントンズハウズのチャーリークリスチャン、
時代的に、原盤はSPなのであります。
しかもマスターテープは紙に磁石の粉を塗った手製のテープなのであります。
当然のごとく、ひどい音質なのでありますのです。
それがハイファイ録音されたような生々しい音で鳴っとったのであります。
耳を疑う、という慣用句がありますけれど、
慣用句ではなく、ホントに耳を疑ったのでありますのです。
衝撃と戦慄の音で鳴っとったのでありますのです。
伊助号がときどきお世話になっております町工場の同級生のタメ君が
頭痛いわ~!と怒鳴り散らして帰ってしまう、という事件を起こすほどの音でありましたのです。
40年前のジャズ喫茶でのお話でありますのです。
以来、伊助の求め続ける音は 『 あの時の音 』 なのでありますのです。
長年の研究の結果、50年代物なればジャズ喫茶を上回る音を手に入れましたのです。
しかしながら、いまだあの時の音は再現しかねておるのですけれど。
ナローレンジに命をかけたおかげで、
J・ポップ等を再生しますと恐ろしくショボい音になってしまいましたのです。
そこで妥協策といたしましてJBLのツイーターを殺してタンノイのミニを直結、
という手法を採用したのでありますのです。
鋳物の土台、インシュレーター代わりに伊助号から外したブレーキディスク、
さらには車載ジャッキまで載せる、という力技を使っておるのでありますのです。
( よい子のみんなはマネしないでね )
いろいろ苦労しとるのでありますのです。
ところがですね、新聞によりますと世の中には何の苦も無く
ごっついマッキントッシュとごっついJBLを、お店ごとロハで入手してしまう人がいたりして茫然自失、
伊助です、こんにちは。
ショックのあまり歯が痛くなりました。
だから歯医者さんへ行きました。
そしたら痛くない歯を治療されてしまいました。
おうちに帰ってまだ痛かったので指で確認してみたらぜんぜん違う歯でした。
茫然自失。
麻酔のお注射する前に、お注射するための麻酔までされて、
痛かったら左手上げてくださいね、とおっしゃいますのですけれど
伊助は右と左を瞬時に判別できないヤツなので口頭でイタイイタイ、とわめきました。
ですからお注射の追加トッピングまでしてくださったのですけれど
お酒の飲みすぎかますます痛かったです。
ホントに痛い歯、次は火曜日なんですけれど、それまでガマンできるのでありましょうか。
つかとても怖いです。
ほなさいなら。
これが生音で鳴っとったのです。
信じてもらえるでしょうか。
Posted at 2015/04/19 07:56:09 | |
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