尾村伊助のブログ一覧

連日のように　他人の不幸見たさに　見舞い客が訪れているのであるが、

何がしかの見舞金も　置いて帰られる。


普通の家では　仕返しせにゃならぬので

大半は没収されてしまうと思うのじゃが、

日常茶飯事的に禿げしく吾輩を折檻する鬼嫁も

折檻のない時は　けっこう過保護にしてくれていて

見舞金を全て着服横領しても　何も文句を言わん。

むろん仕返しは　鬼嫁のお財布から出てゆくことになる。

しかも見舞い客の大半は　鬼嫁のご威光による客で

まさに鬼嫁さまさまである。


そんなワケで　かなりの額が貯まった。

念願の車高調が買える額である。


ところが我々の時代のシャコタンといえば

バネをちょん切ったり　針金でぐるぐる巻きにしたり、

はたまた　すべて取っ払ったりしていた時代なので

ダウンサスだの　車高調だの　見たことも触ったこともない。


すなわち、どれを買ったらいいのか　まるで判らぬ。

ニ、三、サイトを見たり雑誌を見たりしたところ、

ラパン専用に設計された、と詠っているティン社製のものが　よさげである。


ただ、価格的にも　構造的にも若干チープな感じがする。

この程度なれば　ダウンサス＆ショートストロークで充分な気がする。

いくら吾輩が青春真っ只中と言っても

踏み切りで悲鳴を上げねばならぬような乗り心地では困る。

あくまでも　ミテクレと乗り心地重視である。


なにかよい物はないか。

どなたかご教授　賜りたい。

吾輩の


『　４６回目　』の




ご生誕記念日である！


もう４０才に戻るより　５０に逝った方が早い。

同級生たちは　皆　立派な役職につき、子供もすでに成人し

孫のいるヤツまでいる。


ところが吾輩といえば　思想も精神も　高校生のときの


マンマ。



オフ会等に参加しても　自分が周りより圧倒的に年上であるという自覚が


まるでない。



別に若ぶっているワケではない。

自覚がホントにないのである。

もしかしたら若いおねいちゃんとお付合いしてもらえるんぢやあないか、

と錯覚までしている。


４０になったころ、親父の葬式の席で甥っ子と暴れていたら

『　場所柄をわきまえなさい！　』　と　『　大人　』　から

叱られたような偉大な中年である。


まあでも　還暦すぎて　枯葉マークを貼りながら

シャコタンしているバカがいても　いいんじゃない？

と開き直っている今日この頃。


地蔵のようなオヤジになりたい、と誰かが思ってくれれば

吾輩も救われるのでる。