職人の仕事というものは素人には想像すらつかぬほど、巧みなものである。
車の板金などはその最たる物のひとつだろう。
同業者が見れば良し悪しが判るのであろうが、
吾輩が見ても、わ~い、きれいに治ってる~♪ と感動するだけである。
むしろ良し悪しが判らないほうがシアワセというものかも知れぬ。
さて、板金修理から戻った地蔵号、保険修理という事で、
見積り金額との差額から多少の余得が発生した。
修理とは全く関係ない運転席側ドアミラーを新調できた。
想定外だったのが、ドアバイザーである。
修理の際に撤去せねばならなかったらしく、保険にて新調。
ところが実際に必要なのは助手席側のみで、
セットで販売されているものだから運転席側のドアバイザー前後が
新品のまま、余ってしまった。
サービスの人が不要なら処分しておく、と言ったのだが、
貧乏人の悲しいサガで、反射的に 『 そいつはオレのモノだ! 』
とばかり後先を考えずに持って帰って来てしまった。
さあ、持って帰って来たのはいいが、ジャマである。
ヤフオクにでも流せばいいのだが、
モノグサの吾輩は出品するのがメンドクサイ。
落札された後、梱包して発送するのも実にジャマクサイ。
オクならまだしも、
吾輩は自分の使い古しで知人・友人からゼニを取るヤツの神経が理解できぬ。
むしろ礼を言ってもらってもらいたいぐらいである。
おともだちからゼニ取るほど落ちぶれちゃあいない。
まあ、それも江戸っ子DNA特有の見栄っ張りなのかも知れぬ。
それじゃあ誰かにあげようか、と思うけれども、
運転席側のみ、とは なんともマヌケである。
されども捨てるには忍びない。
ベンチレーテッドタイプの上等なヤツなんじゃがなあ・・・
困った!
Posted at 2007/10/26 18:29:24 | |
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