紅白出場芸人が発表された。
辞退組が数名いるようだが、NHKは国営放送である。
天皇の放送局である。
不敬である。
世が世なら特高が速攻逮捕、拷問するのは間違いあるまい。
吾輩が地上波のみならずBSまでロハで観ているのはナイショだがな。
大好きな谷村新司さんが落選していた。残念である。
そのかわり中村美津子嬢が返り咲いた。
ぜひ 『 河内おとこ節 』 を熱唱して頂きたい。
あの歌を聴くと吾輩は自動的に踊り出してしまうのである。
踊り出す歌もあればベソをかく歌もある。
近ごろ 『 からたちの花 』 を口ずさむとベソをかく、という悪癖がついてしまった。
作曲家の山田耕作の思い出話を北原白秋が詩にした曲である。
幼い耕作は貧困にあえぎつつ、職工をしていたと云う。
当時の職人はきびしい徒弟の世界で、いじめ、暴力が横行していたらしい。
耕作は、殴られた傷の痛みには耐えられたが、ひとつ耐えられぬ事があった。
見かねた寮母のおばさんが、時折、優しい言葉と供に食べ物をくれたらしい。
いじめには泣かずに耐えたが、その優しさには耐え切れなかったのである。
工場の周りに在った、からたちの垣根の陰で泣いた、と云う。
からたちの花が咲いたよ。
白い、白い、花が咲いたよ。
からたちのとげは痛いよ。
青い、青い、針のとげだよ
からたちのそばで泣いたよ。
みんな、みんな、やさしかったよ。
からたちの花が咲いたよ。
白い、白い、花が咲いたよ。
万感胸を打つ至高の美しい旋律と供にこの詩である。
これでベソをかかずにおらりょうか。
さて本日、地蔵号最強化計画第一弾パーツ、波社にてもらって来ました。
うれしくて陰で泣いたよ。
Posted at 2007/12/06 18:15:43 | |
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