2008年01月23日
キジも鳴かずば撃たれまい、の逸話で有名な大阪は淀川にかかる長柄橋。
父は長柄の人柱、この橋のたもと、
戦災で犠牲になった人たちの幽霊が出るラブホテルを尻目に南下。
日本一長いアーケード、天神橋筋商店街を左に見ながら南へ南へ。
天神橋を渡るころには燦然と輝く大阪城が見えてくる。
大手町のビジネス街を通り過ぎると松屋町。
数多のおもちゃ問屋が軒を連ねている。
昔、長堀川が流れていた中央大通りを過ぎた辺りからお寺が集まる下寺町。
聞けば上町台地は本当は断崖絶壁だったそうで
太閤秀吉公大阪入城の際に全部平坦に埋めてしまったとの由。
下寺町~飛田~帝塚山付近ではまだ断崖の痕跡が見受けられる。
近年叫ばれている上町断層直下型地震が発生すれば、
この秀吉公が埋めた断崖の土砂がいっきに崩れるそうで、
その上に立つビルなどひとたまりもあるまい。
また、足摺岬の如き断崖であるゆへ風光明媚でもあって、
サッカーが行われる長居スタジアムの 『 長居 』 という地名も
すばらしい景色に見とれて長居することから由来するらしい。
さらに南下すると天王寺動物園で道が終る。
ここを左折し長い坂道を登ると逢坂・合法が辻。
大きなお寺は一心寺、向かいの神社は安居天神。
真田幸村公戦死の地である。
さらに逢坂を上ると巨大な鳥居が見えてくる。
これが日本三大鳥居・四天王寺の石の鳥居だ。
この鳥居をくぐると四天王寺の山門である。
正門なのだがなぜか昔から 『 西門 』 と呼ばれる。
西門と書いて 『 さいもん 』 と読む。
やっと西門に辿り着いたワケだが、これを英語に訳したときに、
語尾が 『 ト 』 と 『 ター 』 では意味が違う事を最近お勉強したのである。
新聞社で ターを買っても車検対応仕様のマフラー戻しにしたら
全く意味ないやん!
というワケで計画がまたフリダシに戻る。
Posted at 2008/01/23 18:39:37 | |
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