来るべき本土決戦に備え、長崎・大村に移動した343空。
が、すでに紫電改は一機もなく、
昭和20年8月9日原爆投下に飛来したB29を悔し涙で見上げるばかりだったと云う。
翼をもがれた精鋭たち、その心中いかばかりか。
昭和20年5月24日 200機の敵機、
進入経路から考えれば基地からのP型ではなく、
おそらくは艦載機F型グラマンに突撃した21機の紫電改、
撃墜17機・未帰還機6機という大戦果、
残った15機も、満足なガソリンすら積めず2ヶ月ほどで花は桜と散ったのか。
ハイオク満タン平和ボケ地蔵号、
せめて英霊に対し奉り、敬礼。
ああ343空は男の浪漫。
Posted at 2010/05/03 18:21:46 | |
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