むかしのこっ恥かしいことを思い出して体がグリングリンすることはないですか?
ああ、なんであんなこと・・・と、やっちゃった感に苛まれ続ける地蔵です、こんにちは。
名前を夜桜地蔵から木端塚椎蔵(こっぱづかしいぞう)に改めたいです。
その際には宝塚月組男役トップ・木端塚椎奈のおとうさんの椎蔵、
という設定でおねがいします。
ま、それはそれとして本日はライカのお話しのココロだ。
映画・大脱走の劇中にて、お財布を落としたドイツ兵に、
ジェームス・ガーナー扮する連合国軍の捕虜が言う。
『 お財布は必ず見つけてやるよ。友達じゃないか 』
ホントは人のいいドイツ兵のお財布はコイツらがパクっているんだけれど、
後日、身分証の偽造が終ってお財布を返す時にまた連合国軍の捕虜が言う。
『 お財布見つかったよ。カメラが欲しいな・・・ 』
すかさず横で聞いていた名優ドナルド・プレザンスがドイツ兵に追い討ちをかける。
『 F2.8、フォーカルプレインシャッター、のだ 』
後日、収容所にライカが届く。
大戦中の捕虜収容所でさへもこんな高価なものが手に入るんだな・・・
イモの葉っぱ食って竹やりを装備すればB29をも撃墜できると信じていた原始的な日本とは
大違いだな、と感心したものでした。
ロールエンドだか、タイトルバックだか、忘れてしまいましたけれど、
『 ご遺族に配慮して一部は作り話ですけれど、だいたいは実話です 』
とテロップが入るので、ますます感動してしまう中学生の地蔵でした。
以来、ライカ欲しい・・・ライカ欲しい・・・ と思っていましたが
当時、ウチのあんちゃんが読んでいたアサヒカメラを見ると、
中古品でも中学生には天文学的な価格でありまして、
いや、大人でも天文学的な価格だったハズでありましょう。
さて、このたび、ライカ購入目前にしまして、ちょいとマリッジブルー系精神病を発病してしまいました。
だってね、まったく同じ製品が松下電器製ならばポッケの小銭で買えるほどの値段なんですけれど、
中身がまったく同じでも、ライカの赤いバッジが付いただけで、
これまた天文学的価格になってしまうという理不尽さ。
そりゃあ、夫婦合わせても所帯収入が10万という赤貧地蔵家ならば精神を病むわな。
実を取って松下電器にするか、浪漫を取ってライカにするか・・・
いや、しかし、ここで松下電器で妥協などしようものなら、
一生後悔するからやっぱりライカだ!
Posted at 2010/12/06 15:59:20 | |
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