開高健をご存知だろうか。
朝青龍によく似た、ウヰスキーばかりのんで年中釣りして遊んでいたおじさんだ。
地蔵の生家からさほど遠くない場所に、開高健の生家がある。
昭和初期の古い木造の建物で、
門を入ると小さな庭があって玄関がある。
イメージからするとサザエ家の半分ほどの間口であろうか。
奥には中庭があり、渡り廊下を行くとお風呂場とトイレ、
当時の中流以上の家庭だったろうか。
そのことを詳しくブログに書かれている方がいて、
しげしげと写真を眺めてみると、なにやら妙に懐かしく見覚えまであるような気がする。
ん? あれれ?
これって・・・
玄関先の庭をつぶして物置にして・・・
中庭と渡り廊下とお風呂場をつぶして工場にすると・・・
オレのうちじゃないかwww
二階の写真を見れば立派な床の間がある。
おおおお!
ここにカーテンすれば、じいちゃんがカストリ雑誌(エロ本)を隠してたところだwww
あれって床の間だったんだ~ww
近所だから同じ大工さんが作ったんだろうな~
当時はお風呂がないのが普通だったから何とも思わなかったけれど、
オレってなんて貧乏なうちに生まれたのかと今になっても悔やまれるのに、
庭やお風呂があったなんてホントは裕福だったんじゃないの??
何か買ってくれとねだっても貧乏を理由に何も買ってもらえなかったけれど、
そういえば、あんちゃんは、
ミザールの30cmニュートン式反射望遠鏡、五藤の10cm屈折望遠鏡、
山本五十六が首からかけているようなビクセンの双眼鏡、
ミノルタSR1-S、ミノックスのスパイカメラ、
ナショナルのセパレートステレオまで持ってたっけ。
今から思えば小学生の分際で分不相応なものばかりで
オレは何も買ってもらえないのに、なんだかヘンだぞ?と幼心に感じていてはいたものの、
貧乏だからしょうがないや、と今の今まで思っていたのであります。
完璧に騙されとったわww
立派な鯉のぼりの写真がうちにあるのだけれど、
これってどこの家?って疑問だったけれど、
あれもうちだったんだw
あ~あ・・・。
まあね、今じゃ鬼嫁に言えばなんだって買ってもらえる過保護亭主なんだけれどね、
毎日が美空ひばりのバカ息子な気分さ。
でもなあ、なんだかなあ。
やっぱり・・
地蔵本家の面々は全員氏ね。
あんたのお金なんてこのうちのどこにも無いわ!
って鬼嫁も毎日言ってるけれど、
アレもたぶんウソかもな。
手取り7万じゃしょうがないや。
Posted at 2011/01/11 15:43:10 | |
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