2011年03月16日
岡田真澄亡きあと、ニッポンの男前界をリードする松潤が屯する 『 嵐 』 の番組を観ていたら
パチモン作家の北方健三登場。
いたいけな嵐の小僧たちに、でたらめなバーでの作法を伝授してやがった。
要約すると、
★カウンターの真ん中に座れ。
★アイラモルトを頼め。
★葉巻を吸え。
★アイラモルトには水を1滴たらせ。
★2杯目はマティーニを頼んでバーテンダーの腕を見ろ。
と言うことらしい。
なんで何も知らない小僧たちにそんなウソ800を教えるのか、
そこがパチモン作家たる所以なのか。
アイラ島のシングルモルトは非常にクセの強いお酒であって、初心者には不向き、
しかも立場的にお寿司のガリのような存在であって、
けっして最初にオーダーするお酒ではあるまい。
水を入れれば香りが引き立つのは確かですけれど、
それはそのお酒を全否定することであり、
ウヰスキーを本格的に味わうのであれば
ストレート・ノー・チェイサーが当たり前です。
初心者なので飲みやすくしたいのであれば、あくまでもチェイサーではなく、
オン・ザ・ロックでありましょう。
少しづつ氷を溶かしながら飲めば、まさに香りの宝庫であります。
上手いバーテンさんならば氷をまるく削ったりしてくれて、
それはそれで見ものであります。
水を垂らして香りを楽しめ、などと言いつつ、葉巻を吸え、とは意味不明。
あんな香りの塊のようなシロモノを蒸かせば、
周りは大迷惑でありますし、せっかくのお酒の香りが台無しです。
マティーニでバーテンの腕などわかるハズもなく、
どうしてもカクテルを呑むのであれば、マンハッタンでありましょう。
北方氏のおっしゃることは、まさに都会にあこがれる田舎の成金。
ホンモノのハードボイルドをめざすなら、酒屋の立ち呑み。
店の売り物のカンヅメやソーセージを勝手に取って来てスミッコに立ち、
見ず知らずのおっさん達のヨタ話を聞きながら静かに辛い二級酒を飲む。
これが男の作法です。
安全だからと反対を押し切ってムリクリ立てた原子力発電所、
危険だから近づけないとおっしゃる原発関係者。
それじゃあスジが通おらんだろ?
危険でもなんでもいいから関係者は我々臣民のために殉じろ。
なんとかしろ。
自衛隊のみなさんに死ね、と言うな。
この国に 『 プロ 』 という存在は本当にあるのか。
パチモンがデカイ顔してシャアシャアと生きているこの国。
終りましたね。
Posted at 2011/03/16 18:00:59 | |
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