2012年11月21日
ちょいと下心があってキングコールのお歌を練習しておりましたのですけれど、
ムツカし過ぎてあっさりあきらめた地蔵です、こんにちは。
と言いながら、奥さまお手をどうぞ、というドイツ製のエッチなタンゴを密かに練習開始しましたが、
これ以上お歌が上手くなって、テイチクからデビューしてくれと頼まれて、
ドサに出なければいけなくなったらメンドクサいのでほどほどで止めておきましょう。
いやあ、お歌ってムツカしいですな。
地蔵はもうお歌はほどほどにしておきますけれど、
カラオケ大好きなみなさんに後を託すべく、よいことを教えましょう。
むかし、音頭の先生が地蔵にこう教えました。
『 ワシら一晩中、夜通しヤグラで音頭取らんとあかんのや。
そんなもん、大声出してたら5分ともてへんがな。
ええか、出来るだけチッコい細い声で遠くまで聞こえるように歌わなあかんのやで。 』
また、船村徹は熱唱したがる若き日の北島三郎を毎晩キャバレーへ連れて行き、
端やんの実演を見せながらこう教えたそうであります。
『 よ~く観ておけ。 腹で歌わず胸で歌え。』
一方、中学の音楽教師や町内のカラオケ教室ではこんなデタラメを教えます。
『 腹筋を鍛え、腹の底から大きな声で大きく口を開けて腹式呼吸で歌うのだ。』
いけません、いけません、素人がそんな歌い方したら一発でノドが飛びます。
それは大昔のマイクロフォンがない時代のお話です。
マイクを使って力を入れずに歌う唱法を 『 クルーナ唱法 』 と言います。
力を入れなくとも、熱唱しているように見せるのが芸の力だと思います。
次、サブちゃんや都はるみを見るときは注意して観て下さいね。
どこにも力が入ってませんが熱唱です。
Posted at 2012/11/21 17:22:52 | |
トラックバック(0) | 日記