2012年12月03日
ドン、ドン、ドロドロ、 ドン、ドン、ドロドロ、
一打ち 二打ち 三流れ、山鹿流儀の陣太鼓、
そんなもの打ち鳴らして行進した日にゃ、いっぺんに討入りがバレてしまうじゃないか、
と思う地蔵です、こんにちは。
まもなく赤穂義士の討入り記念日です。
本日は義士各々伝であります。 ( めいめいでん、と読んでね、ゆとりっこのみなさん )
雪を蹴立ててサクッ、サクッ、サクサクサクサクッ!
おお! そば屋かっ!! 先生!!
姿そば屋にやつしてまでも杉野十平次が玄番に習った免許皆伝秘技・俵くずし、
とはどんなワザであったのでありましょうか。
たとえば米俵が十俵積んであったとします。
一番下が四俵、二段目が三俵、三段目が二俵、一番上が一俵、
つまりボーリングのピンのような積み方であります。
一番上の米俵に槍をブス!と刺します。
刺したまんま、カツオの一本釣りのように後へぴょ~んと投げます。
次の米俵もグサっ! ぴょ~ん、 十俵全部やり終わったとき、
最初に積んであったとおり、そっくりそのまま後に俵が積み上がっているという必殺技であります。
そんなスゴ技を使って討ち入られた日にゃ吉良さまのお屋敷もたまったものではありませんね。
近年までそれは講談やお芝居のお話、だと思われていたのですけれど、
ペリー来航時に食糧補給に立ち寄った山形の酒田港にて
俵星玄番の門弟たちがその必殺技を使って
あっという間に黒船に食料を積み込んでしまった、
という手紙がロシア皇帝ニコライ16世の子孫宅にて発見され、
事実であったことが証明されました。
Posted at 2012/12/03 16:25:53 | |
トラックバック(0) | 日記