オレが死んだら公園のゴミ箱に捨ててくれ、
ゴミ袋の中にはホットドッグをいっしょに入れてくれ、
そう鬼嫁に頼むほどホットドッグが大好きな地蔵です、こんにちは。
小学一年生の初めての遠足、ばあちゃんが作ってくれたホットドッグ、
元気におうちを出撃したのでありますけれど、
前日に発熱したので帰宅させてくれ、と母親と称する人がご丁寧に学校に電話をしてくれたので
食べる事が出来ませんでした。
二度目の秋の遠足、
ばあちゃんが作ってくれたホットドッグ、
母親と称する人がリュックのヒモを幼児の手では解けぬほどきつく結んでくれたので
そのときも食べる事が出来ませんでした。
当時、大阪の公園によく来ていた、黄色い軽四のホットドッグの移動販売、
藤木龍三郎ちゃんはおうちに帰ってゲロ吐くほど買ってもらっていたのに
ボクは一度も買ってもらえませんでした。
ばあちゃんが一人で北海道旅行に行ったとき、
じいちゃんの買い物についていったら、黙ってれ、と内緒で食わせてくれました。
カレー粉で炒めたキャベツ、マスタードなどという生ヌルいものではないマジのカラシ、
めちゃくちゃ辛くて、めちゃくちゃ美味かったです。
今は立派な長居スタジアムになっている長居公園にまだ池とプールがあったころ、
とうちゃんと釣りに行ったら、うちに帰っても内緒だぜ、とまた食わせてくれました。
めちゃくちゃ辛くて、めちゃくちゃ美味かったです。
巨人のクリーンアップが王、中畑、ロイホワイトだったころ、
バイトの先輩が読売新聞社に就職したコネでもらった甲子園巨人戦のチケット、
先輩の弟くんと観に行って、甲子園名物のホットドッグを2個買ったら
弟くんに1個取られてくやしかったです。
王も中畑もロイホワイトもホームランを打ち、
西本が外野守備機会ゼロというすばらしい記録を作った試合でしたがくやしかったです。
上六近鉄の横であこがれの黄色い軽四のホットドッグが復活したそうであります。
60年代のなつかしい味、と書いてありますが、
ホンモノを知らない世代が想像で作ったものと思われ、ぜんぜんちがう味だと思います。
デミグラスソースなんぞはなかったし、マスタードもなかったです。
ケチャップとカラシがホンモノです。
一時は絶滅してしまったのかと思ったホットドッグも最近は復権して来たようでありまして、
どこのコンビニでも普通に売っているのですけれど、
黄色い軽四の衝撃の味には程遠く、
マックダナルズのクラシックマックドッグもサワークラフトが入ったニューヨークスタイルなので
いまいち好きになれません。
そんなに食いたかったら自分で作れ、と鬼嫁が叱るものだから、
スーパーに材料を買いに行ったら、
ロールパン158円、カレー粉358円、ポールウインナに至っては498円もして買えなかったです。
くやしかったです。
Posted at 2012/12/09 17:06:09 | |
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