そなた、さいぜんからそこで何してくさるのじゃ。
使いへ出したら帰ってけえへん、店へ置いたら寝てくさる、
仕事は半人前、メシは3人前、
そんなことやさかい里で皆から嫌われて追ん出されますのんじゃ。
こないなアカンタレ、いまのいままでただの一度も見たことおまへんわ。
ささ、もう仕事はええさかい、皆の邪魔にならんよう、あっち行ってましょ!
奈良県民の陰謀で上の学校へ上げてもらえず、丁稚奉公に出された船場のお店にて、
幾度そうなじられたことでありましょう。
その悔しさを数ⅡBの教科書を丸暗記しながらこらえていた伊助です、こんにちは。
というワケで新しい課題曲、パガニーニ作のソナタであります。
ポニーの丘でキャンディスホワイトアードレイが手を振っていそうな曲ですよ。
冬のソナタは知ってても、ソナタって何? という御仁も多かろう。
英語で言えばいわゆるひとつの 『 インストーロメンタール 』 であります。
器楽曲、であります。
余談ではありますけれど、声楽曲はカンタータと言います。
ソナタはカンタータ、 なにやら船場の大店の主からなじられているような気がせんでもありません。
譜面にはソナチネ、と表記されておりますけれど、
ソナタのチネチネしたヤツをソナチネと言います。
これ、ホントにホント。
小品のことですね。
おまえ、ヤケに詳しいな? って?
はい、先生に教えてもらったばっかりですから。
しかし・・・
これはもう絶望的に
無理であります。
いくら天才の伊助でも一週間では無理であります。
いよいよ落第、退学処分か。
レベル落としてヤマハ音楽教室にでも転校しますか。
ドレミファソ~ラファミ・レ・ド~♪
初老のおっちゃんが児童諸君、園児諸君とあの歌を唄わされたらちょっとヤだな。
Posted at 2013/09/23 12:02:52 | |
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