『 同行四人 』
背中にそうプリントされたTシャツを作ろうと思います。
同行二人じゃないの??
いえ、四人であります。
千日回峰麺は一人で歩いておるようでも、弘法大師さまが居てござる。
角々辻々にはお地蔵さまも見てござる。
そしてなにより、ちよたんがトコトコ着いて来てござる。
だから同行四人なのであります。
でありますので朝目が醒めた瞬間に、あ、そうだ、吹田へ行こう! と閃いた伊助です、
こんにちは。
ふきたと書いてすいたと読む、これ吹田の七不思議なり。
元は水田、ではなかったか、と推察しておるのであります。
硬い岩盤で出来た千里丘陵の端に位置しておりますゆへ、古来より名水の湧く地帯、
アサヒビール発祥の地であります。
吹田なんぞ自転車で行ける、歩いても行ける、のでありますけれど、
阪急宝塚線に乗って十三へ行き、京都線に乗り換えて淡路へ、
そこから千里線に乗り換えて堂々の吹田入りであります。
阪急吹田駅からテクテク歩いてJR吹田駅前商店街へ。
立ち食いそばを求めて更にテクテク歩く。
途中、田端義夫か岡春夫の実演でもあるのか大行列に遭遇す。
見れば 『 とり信 』 なる鶏肉屋さんの唐揚げを求める大行列でありました。
おお、いまや絶滅危惧種の希少な鶏肉屋さんだ!
皆が必死の形相で並んでおる唐揚げには目もくれず、
並ばず買える前の日の売れ残りの鶏肉で作った硬い焼き鳥購入。
一本110円也。
少々高こうございましたがパブロフの犬的条件反射でありますので仕方ありません。
ちよたんのお供えの分と合わせまして14本購入す。
いつもながらの鶏肉屋さんの硬い焼き鳥、美味しゅうございました。
予期せぬものが手に入ったのでおそばはもうどうでもいいや、
と帰路に着こうとしますってえと、寿重広という立ち食いそば屋さんに遭遇。
これまたパブロフの犬的条件反射にて入店、天婦羅そばを食す。
うむ・・ おそばが少々上等過ぎます。
もうちとプア感、B級感が欲しい・・・
おつゆがサッカリン、とまでは行かぬものの、これまた少々甘もうござる。
が、いまどき珍しくピラピラのかまぼこがトッピングされておる。
おネギもたくさん刻んである。
ま、こんなおそばもアリか・・・
いろんな事を考えながら食べ終わってお店を出る。
歩いておりますと何やら違和感を覚えてふと見ますと焼き鳥がない。
あ、しまった、忘れて来た、
今来た道をあわてて駆け出す。
母さん待っててスグ帰る、大事な焼き鳥忘れてた、
お店に戻りますってえと、忘れ物ですか? 思い出してよかったね~!と
おばちゃん、我がことの如く喜んでくださる。
おそばは伊助の好みには合わねども、
おばちゃんの人情とかまぼこのトッピングで★★★の高評価であります。
おばちゃん、また来るね。
お腹が膨らみますと歩くのが億劫になりますのです。
ですからバス停がありますのでバスに乗って帰ろうと思いついたのであります。
時刻表を見ますと一時間に一本しかない。
11時33分発か。
時計を見ますと只今11時36分。
なんだこの絶望感はww
まるで蛭子さんとルイルイの気分であります。
仕方なく、またテクテク歩いて帰ったとさ。 はあ、どんどはれ。めでたしめでたし。
さあ次はあなたの町へカミングス~ン、全米がそば食って泣いた。 ではさようなら。
Posted at 2014/05/04 08:12:24 | |
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