日曜日、朝目が覚めましたらば、
あ、そうだ、新開地へ行こう!
思い立ったら吉日男、気がついたら新開地行きの切符を買っていた伊助です、こんにちは。
立ち食いそば激戦区、神戸は新開地、
駅から出たらいきなり立ち食いそば屋さん発見。
忠太郎うどんと号す店なり。
嗚呼君、一寸、天婦羅蕎麦を呉給へよ、と早速食す。
ん・・・・ 甘い・・・ 残念。
しかしながら、甘いけれどもカツブシやイリコ等でマジメに出汁をとった時に出現する、
独特の酸味が感じられ、この界隈の食文化の高さを物語っている。
新開地までの電車賃450円、おそば330円、計780円、
1日1000円のおこづかいでありますからあと220円しかありません。
おうちに帰る電車賃が足りません。
おい、ちよ、電車賃探してくれ、と祈りますとポッケに100円発見。
計320円、新開地から三ノ宮まで歩けばなんとかおうちに帰れそうであります。
結局、いつもの如くテクテク歩いて千日回峰麺となってしまった次第。
有馬街道を越え、大楠公ゆかりの湊川神社を越え、神戸駅を越え、元町に辿り着く。
元町から迂回して南京町へ。
おりからの好天と黄金週間が重なってかとんでもない人通り。
美味そうな神戸コロッケを横目で睨み、
美味そうな中華そばを横目で睨み、
美味そうな焼豚を横目で睨み、
勇躍三ノ宮に到着。
三ノ宮の駅の、改札の前の、丸い柱にしゃがみ込み、にいちゃん、おなかすいた・・ と呟く。
貧乏は辛いです。
そんでもって本日。
お仕事から帰ってランドセルを玄関に放り投げ、昨日のリベンジを、と
再び新開地に出撃。
今日はオツムを使いました。
新開地は阪急神戸線の終着駅でここで折り返し運転するのであります。
なので、マジメに新開地まで切符を買わずに三ノ宮まで買って120円浮かす。
そんでもって新開地駅改札内にある、『 高速そば 』 なる立ち食いそばを食す。
結論から言います。
大当たりでした!
大阪では絶滅してしまったコロッケそばがある! 高得点!
おつゆが甘くない! 高得点!
塩分控えめ! 高得点!
おそばが如何にも立ち食いそばらしい、黒くて太い、おそばの色をした細いうどん! 高得点!
しかも、出汁がこれまた立ち食いそばらしく不味い! 高得点!!
伊助が求め彷徨っていた立ち食いそばはまさにこれであります!!
伊助さん大満足。
珍しくおつゆを全部飲み干す。
そんでもって三ノ宮までしか買ってない切符ですから三ノ宮まで戻ってマジメに下車。
今日は昨日のリベンジですし、やっぱりテクテク歩いて南京町へ。
中華街の中程の堂記豚肉店にて焼豚購入す。
ラッキーなことに本日最後の一本であります。
シャチョサン、シャチョサン、コレ400gアルヨ、ドウスルシャチョサン、一本イクアルカ、切ルアルカ?
おい、オレを甘く見るなよ、江戸っ子だよ?チョンゴーレンミン・チャンチーライラ!一本よこせ!
と一本丸ごと購入。
後から来たおっさんは買えずに泣きながら帰っておりました。
これは塩ジャケにあらず。
焼豚400g分であります。
さっきツマミ食いしたら美味い! 甘くない! 赤身は硬く、脂身はプリョンプリョン♪
まさに理想的な焼豚! お正月に買ってきた二ノ宮の焼豚の4倍美味いです。
自分ばかり美味しいものを買っていて、鬼嫁が祟るといけないので、
鬼嫁さま用に、中華揚げパンの油條(ヨウジャオ)、
八角や花椒(ファジョウ)の香りがプンプンするホンモノの中華系の豚足、
それに揚げるとパ~っとデカくなる海老せんを買いました。
鬼嫁のお土産分、しめて500円也。 中華街安ぅ~~~♪
こんなので喜ぶ鬼嫁楽勝~~ww
筆者注)
伊助はプロの路地裏冒険家だから安くて美味いものを求められるのです。
素人が中華街に行くと間違いなく高くて不味いものにめぐり合えます。
ご注意願います。
南京町で行列作っている豚まん屋へ行くぐらいなら最寄の551でお買いなさい。
そのほうが幸せになれますよ。
表通りの中華料理なら王将の方が美味いしww
横浜はもっと酷イアルヨ。
中国共産党のヘドが出るような小汚さとは裏腹に、
中国語の美しさは格別ですなあ。
Posted at 2014/05/05 20:37:18 | |
トラックバック(0) | 日記