2014年11月03日
千日前の千日堂、いっぺん、行こ行こぉ♪
この方の落語ちゅうのんはですなぁ、たいへんよろしおまんねんけれどもぉ、
言葉の端々にぃ、ちょいちょいナマリが出まんねんなぁ、
そのへんのとこぉ、直してもろうてぇ、また出てもらいたいんでっけどもぉ、
たいへん一生懸命やってくれはったんでぇ、
この方にぃ、敢闘賞~ぉ、
声をお聞かせ出来ぬのが非常に残念、
五代目・桂文枝のモノマネが大得意、伊助です、こんにちは。
五代目の一番弟子の6代目文枝、つまり元・桂三枝、これのお弟子さん、
桂三度くんがNHK演芸大賞落語部門で好成績を修めとてもうれしかったです。
桂三度とは誰あろう、3の倍数でアホになる、あの世界のナベアツであります。
隣に囲いが出来たよ? へぇ~、
これだけのお話を12分間に膨らませた力作の新作落語、
たいへん面白うございました。
トップバッターで登場したのは笑点でおなじみの昇太さんのお弟子さん、
春風亭昇吉くん。
東京噺には珍しくハメモノなどを入れ大熱演、
なれど何やら鼻持ちならぬイヤミを感じる。
聞けば岡山大を卒業した後、東大に入学、それを首席で卒業したというたいへんなインテリ、
こいつの鼻持ちならぬ感覚はその辺に由来しておるようですけれど、
何より、地方出身者、というのがいけませんなあ。
東京噺を演ずるのは伊助の如く生粋の江戸っ子でないと無理であります。
案の定、撃沈。 ざまあみれ。
出場者の最後を飾ったのは春風亭朝也さん、
江戸落語は上方噺の焼き直し、しかも滑稽な部分だけをパクっているものだから
状況説明も人物描写もまるでダメ、
人情噺になると客を泣かそう泣かそうとする魂胆が読めてしまう、
円楽なんざ客を泣かせるのに必死になりすぎて自分が泣いちゃうというお粗末さ、
名人クラスはボソボソやるのがカッコいいと思っとるのか、何をしゃべっとるのかまるでわからない、
東京噺なんぞは談志以外は聞く価値なし、
と思っておりますのに、不覚にも朝也さんに大爆笑してしまう。
ああ、こりゃあ大賞行ったねぇ、と思っておりますと満点を乱発してみごと受賞、
おめでとうございました。
というワケで、大火から立ち直った十三は平八に行って参りました。
お酒二合に焼酎ロック、
おでんのお揚げさんとちくわ、
焼き鳥2本とお高野のタイタンを卵でトジタン、
しめて1300円、のハズが1650円も請求される。
まあ、いいや、祝儀だ、とっとけ、
だがな、オレの呪いは親のバチよりよく当たるぞ、
焼け残った部分もそのうち全焼だ、
とても楽しみな伊助です、
ほなさいなら。
腹話術が終ったあとの文枝師匠の寸評に注目だ。
このモノマネを人知れず練習しておるのであります。
Posted at 2014/11/03 07:25:54 | |
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