本日未明、とても寒かったので、
お仕事しないで暖かいお部屋で一生懸命ラヂヲを聴いていた伊助です、こんにちは。
寒くなくてもラヂヲ聴いてるんですけれど。
本日のNHKラジオ深夜便・心の時代のコーナー、
ゲストはギタリストの山崎俊道氏、
お題は 『 50代で選んだプロの道 ギタリスト山崎俊道 』 でありましたのです。
氏の経歴を伺いますれば8歳からバイオリンを学び、
ギターを始めたのは大学に入ってから、
されどバイオリンの素養があったのでメキメキ上達、
君はここの教室では不相応だ、東京の本校で学びなさい、と言われ、
芳志戸幹雄に師事、大学卒業後はサラリーマンになるも夢捨てきれず、
50を過ぎてからプロになった、との由。
すごい人だなあ、いったいぜんたいどんな演奏をするのだろう、
と楽しみにしておったらばコーナーのおしまいにて、
それではここで山崎さんの演奏を御楽しみ下さい、アルハンブラの思い出です、
おお、早く早く~♪
ワクワクしながら聴いておりますと・・・
とてもヘタクソでした。
な~んだ、こんなレベルでNHKに出れるんだ、
よ~し、それじゃあオレは60過ぎてからプロになるぞ、
と伊助の希望が大きく膨らんだのであります。
2ヶ月ほど前でありましょうか、
ギターのレッスンに行ったらば、年のころなら20そこそこ、
メガネっ娘の人がウオーミングアップにアルペイジオを始められたのであります。
パターンとしてはこの単純なものでありましたのですけれど、
それが超絶ウルトラスーパーハイスピードでありまして
うわ~~~!!! と伊助さん、思わず悲鳴をあげたぐらいでありましたのです。
その日から、課題曲もそこそこに、このアルペイジオをボクも超絶技巧で弾きこなすんだい!
と猛練習を始めたワケでありますのですけれど、
一向に上達の気配なし。
それでも割りと速く弾けるようにはなったのでありますけれど、
いやいや、あの女性はこんなもんじゃなかったぞ、とうてい足元にも及ばないや・・・
と思っておりましたらば本日またその女性に遭遇、
前回の如くアルペイジオを始められたのでありますのです。
そしたらば、
とてもヘタクソでした。
もはや伊助の方が早くて上手かったです。
な~んだ、感動のあまりオレのイメージが膨らみ過ぎてただけか、
よ~し、それじゃあオレは60過ぎてからプロになるぞ、
と伊助の希望が大きく膨らんだのであります。
そんでもって本日の宿題、
このカンタン過ぎて一週間でギターが弾ける本にも載ってないようなアルペイジオ、
伊助さん、あなた、この一音一音すべてにキャラクターを付けてらっしゃい、
そして全ての音があなたの声と同じになるようにお勉強してらっしゃい、
えなりかずきのようにな~んだ、そんなのコントンジョノイコと思いましたのですけれど、
先生のおっしゃる通りに弾いて見ますれば、
合唱団の人のように顔がおかめとひょっとこが顔面神経痛に罹ったようになるのであります。
音にキャラを付けようとすればするほど目が大きく見開いたり
お口がパクパクしてしまうのであります。
かっこ悪くてとても人前で演れたものではありませんのです。
せっかく横目で他人を覗き、自分の道を確かめて、とてもよい気分になっておったのに、
これではとても演奏家にはなれない、と強く思いましたのです。
ですからいつものように焼き鳥買って来ました。
明日は新開地へ行ってきます。
さようなら。
Posted at 2014/12/05 19:26:36 | |
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