
吾輩は幼少のころより自由人であったため、
数限りない事件、問題を起こして来た。
なにもスキ好んで騒動を起こしたのではない。
騒動の方が 勝手にやって来ただけである。
飛んでくる火の粉は払わねばならぬ。
払ったら よそに引火して大火事に発展しただけである。
中学、高校ぐらいなら 吾輩ひとりがお咎めを受けておればよかったが、
成人式に出席しようか、という年齢になると、
兄弟、従兄弟たちも いわゆる適齢期ということになって来る。
必然的に おまえのようなヤツがいたら縁談・就職に障る、という話が出る。
母親の実家は古い豪農だったので 吾輩に対するブーイングが激烈を極めた。
母親も お願いだから消えてくれ、と鬼の形相で懇願するものだから
これ幸いと 『 天涯孤独 』 の四文字を胸に流浪の旅に出たのである。
親父がくたばった折に一度実家に帰ったが 今日まで音信不通である。
鬼嫁は よくできた人で 吾輩には内緒で交流しているようであるが
吾輩の預かり知らぬことである。
したがって、我家には 姑・小姑の問題は存在しない。
タデ喰う虫も好々、と言うが
鬼嫁家の人々は 何が気に入ったのか 皆 吾輩を過保護・溺愛してくれる。
おかげで この歳になっても なんの責任感ももたず
のほほん と生きていられる。
ありがたいことである。
そしてもう一人、
吾輩が 神とも 菩薩とも慕う姉が 北海道にいる。
いつも いつも吾輩を気にかけてくれ、
折にふれ 北国の名産品を送って来てくれる。
吾輩は 人様から もらい物をする事を 快し、とはせぬのじゃが、
姉からのものは 別である。
今か、今か、と心待ちにしている。
その姉が、
ヤフオクで見かけたから、と ラパンのミニカーを落札して送ってくれた。
しかも 地蔵号と同じ 黒ラパンである。
おまいらにも 見せてあげよう。
どうだ、うらやましいだろ♪
Posted at 2007/03/30 17:00:05 | |
トラックバック(0) | 日記