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尾村伊助のブログ一覧

2007年11月19日 イイね!

標識哀話

標識哀話









この話は佐々木某君から聞いた話である。


この画像の標識を作るにあたり、デザインを公募したところ、

当時まだ画学生だった有名デザイナーのYT画伯の作品が入選した。


氏はデザインするにあたり、スケッチブックを持って適役の親子を探して街に出た。

すると向うからソフト帽をかぶった紳士が小学校へ入学するか、しないか、ほどの

女の子と手をつなぎ歩いて来るのが目に留まった。

ごく普通の日常的なお父さんと娘さんである。

まさに適役、とばかり早速交渉し了解を得てデッサンを済ませた。

後日御礼をします、と言ったのだが父親の方が固辞したため、

女の子に住所を聞いてメモしておいたのである。


数日後、作品を完成させ聞いておいた住所を尋ねてみると

お葬式の最中である。

どちらが亡くなられたのですか、と訊いてみれば

なんと、あの女の子の葬儀であった。


事情を聞いて腰をぬかす。

父親だと思っていたソフト帽の紳士は誘拐犯で、

女の子は殺害されてしまった、と言う。


自責の念に駆られた画伯は作品の返却を要求したのだが、

著作権の移行を理由に拒否されてしまう。

その後、画伯の作品が採用され、現在に至るそうである。


つらつらとこの標識を眺めて観るに、

やはり女の子は男から逃れようとして腰が引けているように見えるではないか。


どうかみなさん、この標識を見かけたら女の子の冥福を祈りつつ

心の中で合掌してあげて下さい。


昭和40年代のある日の出来事である。

Posted at 2007/11/19 17:08:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2007年11月18日 イイね!

天気晴朗なれど波高し・人生はヨーソロー。

天気晴朗なれど波高し・人生はヨーソロー。











吾輩は団体行動が苦手である。

団体の一部となって無責任に行動しているときはよいのだが、

自分がリーダーとなって引率する立場だけはカンベンしてもらいたい。

吾輩は綿密な計画を立て忠実に実行するタイプの人間だからである。

団体行動すると必ずヘンなことを要求するヤツが出現して計画が頓挫してしまう。

それだけはご勘弁願いたいものである。


『 シッコがしたい! 』 『 ウンコがしたい! 』 と言って

行軍を中座させられることは日常茶飯事ではないだろうか。

中には 『 おじいちゃんのお位牌を忘れた、取りに帰る! 』 とか

『 夢精してしまったのでパンツを履き替えて来ます! 』 とか

ワケのわからないことを言い出された日にゃ、

たまったものではない。


そんな 『 たまったものではない 』 長島くいだおれオフ! の模様は

フォトギャラリーにてうp。



おそるべしヨーソローP


筆者注)

画像はヨーソローより恐ろしいハラグロS氏です。
Posted at 2007/11/18 12:02:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2007年11月15日 イイね!

男前豆腐

男前豆腐











このお豆腐を食べると男前になれます。










←食前    ←食後

Posted at 2007/11/15 17:59:04 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2007年11月14日 イイね!

告知。 食い倒れオフ!

告知。 食い倒れオフ!











来たる11月17日・午後5時より

進めバイキング!・京都八幡店にて食い倒れオフ!が開催されます。


工作員の情報によりますと、

4~5時の間はランチメニューとディナーメニューの入替えにつき、

入店出来ないそうですので、4時半集合でお願いします。


また、飛び込みの入店も充分可能でありますが、

人数が把握できますと予約が可能になりますので、

できましたら参加表明お願い致します。


地理に不案内な方は3時に隙間風吹き抜ける傾いた赤貧洗うが如き、

地蔵邸に集合しなさい。


オフ終了後、

めんどくさいですがついでだから長島逝きます。


予算は2100えんでつ。ヽ(-ι-З)ノ



筆者注)

画像はとんかつオフのとき、某・西の神が殿様食いされた後の様子であります。
Posted at 2007/11/14 15:46:29 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2007年11月14日 イイね!

幻の音

幻の音












画像のアルバムをご存知だろうか。


先日紹介したハーレムにあるコットンクラブの近所に

『 ミントンズハウス 』 というキャバレーがあった。

ダンスの伴奏に辟易していた若手音楽家がこの店が閉店後の深夜に集まり

自ら 『 ビー・バップ 』 と名付けた実験音楽を夜々研究していたのである。


おい、このコードはこっちのコードに置き換えられるぞ?

いや、そのコードだったらこの音が使えるかも?


より自由な音楽を求めて当時主流だったスイングからの脱却を試みていた。

集まったジャズマンの顔ぶれと言えば、

チャーリー・パーカー、ディジ・ガレスピー、セロニアス・モンク、

マックス・ローチ、バド・パウエル、ロイ・エルドリッジ、チャーリー・クリスチャン等、

錚々たるメンバーだった。


当時、いちはやく彼らの創造する音楽の凄さに気がついた愛好家が、

スコッチ社の紙テープに磁石の粉を塗った自作のテープレコーダーを使って

録音したのが画像のアルバム 『 ミントンズハウスのチャーリークリスチャン 』

なのである。

当然の如く録音状態は劣悪である。


吾輩がこのアルバムを初めて聴いたのは17歳の冬である。

天王寺のジャズ喫茶 『 トップシンバル 』。

この劣悪な録音が

もの凄い音 で鳴っていたのだ!


一緒に聴いていた友人なんぞは、

( 以前、オイルキャッチタンクの変換アダプターを作ってもらった、

町工場に勤めるメガネの彼である。)

頭が痛くなったわ! と2分ほどで退出したほどである。


チャーリー・クリスチャンが奏でるエレキギターの音が

『 カキーン! 』 という凄い音圧と切り立ったエッジで我々の耳を直撃したのである。

1941年といえば日本ではまだゼロ戦がデビューしたばかりの年である。

そんな時代にエレキギターを自由自在に操っていた男がいること自体が驚愕であるが、

なによりもトップシンバルのオーディオが奏でるその音が吾輩の青春のひとコマに

深く刻み込まれてしまったのである。


SPは当時主流のタンノイでもJBLでもなく、英国製の小型器である。

APも定番のマッキントッシュやラックスマンではなく、

ただのプリメインである。

日本各地のジャズ喫茶を巡ったが、一番ショボい部類であろう。

しかし、トップシンバルの音より凄いジャズ喫茶は他に存在しない、

とハッキリ断言出来る。


オーディオは腕だ!

と悟った17の冬。

吾輩はいまだその幻の音を追い求めている。

どうすればあの音が出るのか、まだ解らない。


久しぶりにトップシンバルを訪れると、

時代の流れか、女人禁制の雰囲気があった店内にはカップルが溢れていて

音圧はイージーリスニングに成り下がっていた。

装置はCDに変ったがシステムは昔のままである。


オールドSPが 『 俺も昔は・・・ 』 とつぶやいた気がした。

『 それを言っちゃあお終いよ・・ 』 

SPの肩をポンと叩いて吾輩は店を後にした。



筆者注)

50年代録音に、ラッパの朝顔からツバキが飛んできて

シンバルから火花が出るような音を求めて調整したシステムで

現代録音をかけると悲惨な状況になりますので

よい子はけっしてマネしないで下さい。




Posted at 2007/11/14 08:04:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「しっかりせよと抱き起こし物など言へと願ふたに」
何シテル?   04/05 18:18
生涯制御不能の一兵卒、地蔵です、こんにちは。 オレさまを制御できるのは美しい女性のみ。
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