目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
パーツレビューにアップしましたが、IRSレベリングインジェクターに交換しました。
CL7のインジェクター交換は簡単な部類で、特別な工具も必要ありません。
燃圧を抜いて、インジェクターが付いたままフューエルパイプをインマニから取り外し、インジェクターを交換して、インマニに戻すだけです。
2
まずは燃圧を抜くことから開始します。
正しくは燃料ポンプのリレーを取り外すのですが、面倒だったので燃料ポンプのヒューズを抜きました。
ヒューズボックスの19番、エンジンの図が書いてある15Aヒューズを抜き、数秒間クランキングして燃圧を抜きます。
3
インマニカバーを取り外したら、周辺に水を掛けてゴミを洗い流しておきます。
可能性は低いかもしれませんが、インジェクターを抜いた際に異物が入らないようにするためです。
それにしても結晶塗装の剥がれがひどい・・・。
結晶塗装にこだわりはないので、普通に塗り直そうかと考えています。
4
次にカプラー、アースを取り外します。
余談ですが、このアースポイントはセンサー類のアースになっているので、外したついでに磨いておくとよさそうです。
5
ハーネスをずらしておき、フューエルパイプを取り付けているナット2個を取り外します。
参考までに、このナットの締め付けトルクは22Nmです。
6
フューエルパイプを手前に引っ張り出すようにして、インマニからインジェクターを抜きます。
引っ張り出すときは、どちらかに偏らないよう真っ直ぐに抜くようにします。
7
ここからゴミが入らないよう注意しましょう。
余裕があればパーツクリーナーを含ませたウエスで掃除し、エンジンオイルを薄く塗っておきます。
8
インジェクターはU字型の金具が抜け止めになっていますので、この金具を左右に広げるようにして取り外し、フューエルパイプからインジェクターを引っ張って抜きます。
抜くとガソリンが溢れ出すので、火気には十分注意してください。
9
取り外したインジェクター(左)とこれから装着するIRSインジェクター(右)。
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左が取り外したインジェクターですが、特に汚れているということはありませんでした。
色以外の見た目には違いがありません。
11
こちらは違いがあるようです(フィルターでしょうか)。
12
取り付けですが、サービスマニュアルによるとOリングにエンジンオイルを塗布するよう指示がありますので、それに従います。
外した手順と逆で、フューエルパイプにインジェクターを挿し、抜け止めの金具を取り付けます。
作業者は助手の「せかてば君」。
MTのFL1に乗る、期待の(?)後輩です。
13
4本取り付けが終わったら、インマニにインジェクターを差し込みます。
ここでも均等になるよう注意です。
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4本を写真と同じように差し込んだら、ぐっと押し、収まりを確認してから逆の手順でもとに戻します。
インマニ周辺にガソリンが溢れていたら、忘れず拭き取り、洗い流しておきます。
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インマニカバーを取り付ける前に、燃料ポンプのヒューズを挿し、キーONで燃料ポンプを作動させるのを数回繰り返し、フューエルパイプとインジェクター間で燃料漏れがないことを確認しておきましょう。
漏れがないのを確認したらエンジンを掛けますが、ここでも漏れをよくよく確認しておいてください。
問題がなければインマニカバーを取り付けて完了です。
16
始動後はエア噛みによって回転が安定しないことがあります。また燃調が変化するためか、テスト走行でもしばらく違和感(エンジン音が違う?)がありましたが、10キロ程度走ると改善され、アイドリングが滑らかになり、トルクが増しました(念のためこの段階に達してからECUリセットを行っています)。
あくまで私の場合ですが、少なくない効果がありました。街乗りで上のギアでも楽に走れるようになりましたので、燃費も向上しているはずです。
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