GD1フィット スロポジセンサー流用(燃料カット対策)

過去の整備手帳に記載のとおり、2000rpmで発生する燃料カットの原因はスロポジセンサーでしたが、交換した海外製の互換品。

交換当初は問題ないと思っていましたが、その後の経過観察で電圧値の精度がイマイチ。

アクセルをチョイ踏みで巡航するとアクセル全閉判定の閾値である0.57V以下になり、位置調整を繰り返しても完治せず。

新品のスロットルボデーは廃番となっており、リビルド品もビックスロットル化していた場合、コアの返却ができないため購入不可。

どうにか純正のスロポジセンサーを入手したいとオークションをウォッチするものの、タイプR用のスロットルボデーASSYは早々出品されない。

そこで、同世代のホンダ車で共通のセンサーを使っていないか調べることに。

調べてみたところ、GD1フィットと2輪のCBR600RRのスロポジセンサーが使えそうだったので、実際に中古のスロットルボデーASSYを購入し確認。

結果、センサーの型番がJT7Hと打刻されてるセンサーであれば流用できることが判明。

また新品であれば、YAMAHAから2輪用にセンサー単体で品番設定されているとの情報もSNSでいただき、こちらはネットでも購入可能。

品番︰1SL-85885-02

特にGD1フィットはタマ数も多く、オークションでも比較的安くスロットルボデーが流通しているので、GD1フィットのスロットルボデーからセンサーを取り外し流用することにしました。

※ちなみに予備も含めオークションで2つスロットルボデーを落札しましたが、いずれも3000円以下でした。

スロポジセンサーに付随する紙ガスケットも手に入らないので、ストックしていた紙ガスケットから型取りし、0.5mmの汎用紙ガスケットシートで何枚か制作。

左がGD1フィットから取り外したスロポジセンサー、右が海外製の互換品。

見た目では差はないです。

交換後、位置調整しテスターで電圧値を確認しましたが、アクセル全閉＆アクセル全開の規定値内に電圧値が収まっており、問題なく使用可能。

互換品で出ていたアクセルを僅かに踏み込み、巡航している際の燃料カットも、電圧値が0.7〜0.8Vで安定しており症状もなし。

暫くは様子見しますが、安く手に入るGD1のスロットルボデーからセンサー流用。

スロットルボデーASSYが廃番となった今、他車品を流用することで解決。

他にもEP3、CL7に流用可能かと思います。