
黒金も(毒?)キノコを栽培していましたww
11月上旬に装着して約1,000kmを走行し、ECUの初期学習が完了して性能と傾向が概ね把握できました。オフ会前という事もありレポートすることにしました。
メタキャタ導入によって排気系チューンは概ね完了したので次のステップとして吸気系に目を付けました。
インタークーラーとエアインテークキットを検討していたのですが、BLUE_SUGIさんがインタークーラーを入手されたことで導入効果がはっきりと判るので、黒金はエアインテークキットを先に装着する事にしました。
前車BPレガシィに搭載されていたEJ20ターボは剥き出し型エアクリーナーとの相性が悪く決して良い印象がありませんでした。特にエアフローセンサーの敏感さは有名な話で剥き出し型エアクリーナーの設置はこれまでご法度とされてきたので、今回インテークキットを導入するまでかれこれ1年近く悩みました。
SABの田中さんにも相談させていただきましたがいい顔はされませんでしたし。
ベータS4さんには銘柄違いとはいえ、先を越されていましたが考えていたことは同じだったようです。
導入した製品は
MISHIMOTO Subaru WRX Performance Air Intake, 2015+

MISHIMOTOインテークキット開封の儀ww
フィルターのスペックは内径約80mm、フィルター高約130mmといったところ。
作りは決して高品質・高効率なものではなさそう。
一方でエアフローセンサーとの関連で必ずしも高効率なフィルターが良いとも言い切れないかなと。
購入は何時もの「
SUBISPEED」ですww
因みに前置きインタークーラー用のインテークキット
Subaru WRX Race Intake, 2015+
もあるので要注意です。構造が少し異なります。
導入時に気を付けた点として、アルミパイプは3種類のカラー①ポリッシュ ②ブラック ③レッド が有りますが、ブラック&レッドはパイプ内側迄塗装されています。内側が剥げ落ちて不具合が発生した事例が報告されているので、ポリッシュを選んだ方が無難でしょう。どうせ見えませんし。
同製品を選んだ理由として下記が挙げられます。
・純正と同等の配管レイアウト
・延長ケーブル無しでエアフローセンサーを装着できること
・堅牢な作りのAirBoxが付属していること
・MISHIMOTO製品の品質をある程度理解できていること
・価格がリーズナブルだったこと
aFe製品には専用のインテークダクト(赤)が付属している点とフェンダー内設置でホース長が短かった点に魅力を感じて大いに迷ったのですが、保守的に考える事にしました。ベータS4さん、りんてぺさんが此方を導入されているので結果的に被らなくてよかったと思っていますww
aFe製品の装着画像を拝見しましたが、専用インテークダクトが導風量が多そうで良い感じww
遮熱板について、しっかりと熱を遮断出来ていそうです。
フィルターはMISHIMOTOより効率が良さそうなものが付属しています。
フェンダー内に格納されているのも格好いいし、低重心化・軽量化でもメリットがありそう。
輸入取扱いを開始したDrivsionECUとの最適化も図られるでしょうし、かなり魅力的な製品です。

吸気系チューニングのカギ。エアフローセンサー
インストール自体は仮組みして微調整すれば難しい点は特になかったです。
注意点としては組立、車輛への組み付けの際、ゴミや不純物が入り込まないように養生する事くらいでしょう。
同時にTurboXS製ブローオフバルブを装着したので併せて2時間強の作業でした。

AirBox(遮熱板)は金属製の筐体で作りは悪くないです。
設置にあたっては、3点ほど工夫をしてみました。
①遮熱板に遮熱シートを貼付
②温度センサー設置(吸気温度計として活用予定)
③以前設置したフォグカバー運転席側上部より導風ダクトを配置(フレッシュエアの取り込み量増加とAirBox内の温度低減が目的)
装着後は「エンジン警告灯」点灯や「アイドリング不安定」になるような事態にはまったくならず、至って普通です。
Iモードで市街地を走行させる際には吸気音は殆ど聴く機会は無いのですが、パイプ径が若干太くなりエア吸入量が増加したせいか、加速がよりスムーズになりました。排気量が増したような感じです。
Sモードにして踏み込むと剥き出し型エアクリーナー特有の吸気音と共に加速力が高まった事を実感できます。
イメージとしては、メタキャタで10%、エアインテークキットで更に10%上がった感じです。
吸気温度は走行時で外気温と同程度。渋滞時や信号待ちでは40℃前後になります。
山道を走行させるとより顕著となりアクセルのオン/オフが楽しくなって仕方が有りませんww
先日の群サイでの走行会でも体感できました。
但し、1点気になる点があって少し強めにアクセルを踏み込むと初期加速時に少し引っ掛るような感触が有ります。これは剥き出し型特有の症状かなと半ば諦めています。
黒金の場合はECUチューンをはじめ幾つかのパーツを装着した状態なので、差し引いて考える必要がありそうです。
エアインテークキットの導入を躊躇ってきましたが、結果からすれば大満足です。
コストパフォーマンスが高いのは間違いないです。
誰にでも薦められるシロモノではありませんが、アグレッシブに攻めたい方には格好の製品です。
但し製品選びは慎重にした方が良いと思います。汎用品をマッチングさせただけの製品ではなく、専用開発品を選ぶべきでしょう。国内ブランドには該当製品は無いと思います。
(恐らく国内チューナーの多くは海外製品を使用してのテストは行っていないと推察します)
メンテナンスについて、スペアフィルターは未入手ですが近日中にクリーニングキットと一緒に手に入れるつもりです。大体、オイル交換毎(半年もしくは4,000km以内)にはメンテナンスする予定です。
但しスペアフィルター単品ではAmazon、e-bay共に輸入不可だったりしますorz
ご興味がある方は週末のオフ会にてご確認くださいww

それと同時にブローオフバルブを装着しました。捻くれ者なのでコトスポーツやPROVAを選ばず、敢えて米国のTurboXS 製にしました。
TurboXS 「
Hybrid Blow Off Valve Type XS」
価格が187ドルとリーズナブルだったこと、ワッシャーの量で効きを調整できること、ブローオフバルブ特有の開放音が出ることが選定ポイントです。とりあえずは工場出荷状態で装着した為、派手な音は出ません。MTではなくCVTだとチョットきついかもしれないです。それ以上に交換した効果が全く体感出来ずorz
Posted at 2016/11/21 21:27:18 | |
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