![F-CON Vpro について...? F-CON Vpro について...?](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/6405661/p1m.jpg?ct=f6bab1ca24cb)
今現在、国産車のフルコンとして第一線で活躍している
「F-CON Vpro」
最近、不具合を抱えた方、これから装着しようかという方
からの相談を良く受けるようになりました。
不具合を抱えた方の多くは、始動不良、アイドリング領域(冷間時、温間時)や
低中速域の引っかかり、息継ぎなど特に街乗りする時に良く使うところに
お悩みの方が多いようです。
当然、不具合を抱えた方ですのでもう既に装着、セッティングも済んでいる
のですが、ウチに相談をされる方の殆どが、
「Vproだからしょうがない、Vproなんてこんなもん」
とショップで言われて諦めたり、HKSに苦情を入れたりと
そこで、HKSが執った行動は...
HKSパワーライター店の資格制度です。
オイラ個人的な意見は...正直イラネって思いますが懲りずに受けます。
しかし、この資格=セッティングが上手いにならないのです。
何故なら、試験内容は説明書の暗記と
絶対にないようなシチュエーションのトラブルシュートですから...
セッティングの仕方のテストじゃありません。
だから、本質的な改善、対策になっているとは個人的に思ってません。
と、こんな話よりお悩みのお客さんに言っている大事なことは
「Vproだから ”しょうがない”、Vproなんてこんなもん」
と言う言葉にそのヒミツが見え隠れします。
本来、皆さんご存知の通りVproの中身にデーターが入ってません。
一からデーターを作っていきます。
簡単に説明しちゃうと
例えば日産がS14のノーマルCPUを作るとしたら
S13が発売されている時点から開発がスタートしていると思います。
当然、14が発売されるまでに5年あります。
5年の間にCPUだけの開発する部署(人数)、莫大な予算があり
標高差、気温差を各地で詰めたり万人に不具合の出ないように
データーを作っていきます。
こうしてS14の発売までに間に合わせますが...S14が現行車になっても
不具合が出て品番変更の数だけ対策されていきます。
と言うことは...
最大10年間もの間、開発者がデーターを詰められると思います。
ところが、Vproはどうでしょう...
限られたセッティング代金(予算)と限られた時間と限られる人材...
オイラの場合は一人でやります。
こう考えると、純正コンピューターと同じように細かい所まで
行き届かない所も出てしまうのはある程度 ”しょうがない”て言葉が
出ちゃうのもオイラは理解できます...
(デモカーがあれば365日触れますし正直、
毎日触ってもセッティングに終わりを感じません。)
が...
ウチでは、開発?の一環で不具合の場合のみは基本的に無償で
オーナーの癖を考慮してオーナーに乗ってもらい
最終的に詰めたり納車後の不具合が出た時点で
手直しをさせて貰って、出来る限りの不具合を潰していきます。
ココを対応させていただくとオーナーさんもVproに満足してもらえます。
今現在もお悩みの方は、先ずご自身の主治医に悩みをぶつけてみて下さい。
そこから解決することもあると思います。
Posted at 2007/10/07 00:09:29 | |
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CPUセッティング | 日記