
先日の、お休みブログ後
バタバタしまして...
RKKさんの作業が
本日、諸問題を克服し作業完了いたしました。
やはり、セラミックは弱いッすねぇ...
大体今回と同じ壊れ方をします。
幸いだったのが
羽根と破片はなんとか触媒にいたので
エンジン本体はとりあえず無事なようです。
タービンブローをしたときにアクセルを踏み抜いて
くれていたおかげです(^^
アクセルをOFFってたらと思うとヒヤヒヤです。
ところで...
セラミックタービンのブローの原因ですが
いろんなお話が出ていてどれが真実なのかは
??な感じです。
ただ、オイラが良く経験しているのが
ブローした側のタービンのオイルフィードチューブが詰まって
オイルが出てこないんです。
シャフトロック??
と、思ってインペラーを回すんですが、
何故か?これが普通に回ります。
まぁ、10万キロ使ったんだから
寿命という事で片付けられるんですけど...
オイラ、ちょっと調べてみました。
そもそも、
金属のタービンシャフトにセラミックのブレードの接合方法
を知らなかった...
調べてみると
接合部は、金属シャフトにろう付と焼きばめで接合してます。
そしてセラミック自体の耐熱温度は
種類により違いはあれど約1400度
う~ん、悩ましい...
1400度の高温に耐えられるなら
タービンガスINの排気温度は約800度...
十分耐え切れるんだよなぁ...
とここで、接合部は?
と思い
セラミック部のろう付けの許容温度を
専門の接合屋さんのHPを見てみると
「耐熱は-196℃~900℃です。(使用する材料(ろう材により変動します。)」
と書いてありました。
という事は、設定過給圧が高すぎたりセッティングを
ヘマするとプリンと取れるかも...
しかし、今回の車両はノーマルCP、ノーマルブーストだったので
オイルラインのつまりと、排気温度で限界を超えたのだろうか??
まぁ、真実は壊れた瞬間にろう付け箇所の温度を測れないので
何とも言えないんですけど...
でも、大体セラミックタービンのブローは
ろう付け箇所から綺麗に取れちゃうからその辺なのかなぁ...と
低学歴のオイラは思いました。
高学歴の科学者レベルの人ならはっきりと
説明できるでしょうけど...q(T▽Tq)(pT▽T)p
でも、今回のは距離も距離なので
良くもったなぁと褒めてあげるべき事かもしれません。
と考えつつ作業終了です。
追伸
RKKさ~ん
せっかくキレイになったエンジンルームを
記念してと、今回はヤフオクでやられちゃった?
のせめてもの慰めになるか解からないけど...
工場に転がっていた中古の社外フロントパイプ
R34純正のステンのタービンアウトレットを
サービスで付けときましたよぉ(^^
Posted at 2007/08/28 00:19:43 | |
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