スペイン製　シングルホーン　考察　

2018年1月中旬以降のモデルからダブルホーンからシングルホーンに変わっているわけで、これについて色々な話がありますが、合理化か？コスト削減か？・・を検証してみましょう。

日本人が思うシングルホーンってのは、小型車やトラックなどにある平型のホーンを連想すると思います。
「び〜」ってなるやつですね。

ではT-Rocのそれはどうか？
いわゆる渦巻きホーンです。
簡単にいうと平型ホーン に共鳴管がついてて結果音が増幅されパッパー・・となるものですね。

ただしシングルなので単音。
人はその音というより、どちらかというと単音か和音かの差のほうがあるように感じるんでしょうね。いろんな意見を見て思うのは。

裏はこの通り。
M8ボルトに13mmのナット留めとなってます。

ちなみにヘラーのブラックツイントーンと比べると一回りちょっと小さい印象です。

メーカーはCLARTONHORN
スペインのメーカーですね。

各メーカーのホーンを作っているらしい。

そしてT-RocのホーンはEC9というモデル

直径// 79 mm
電圧// 12V
周波数//低420Hz /高510Hz
サウンドレベル// 107 dB（A）
消費電流//3.5-5A
耐久性//100.000サイクル（1on-4off）

というスペック。

ちなみにEC9以外に平型ホーンFC9も作り供給しているらしい。

もちろん価格は平型のほうが・・

ちなみにボッシュのファンファーレホーンにもEC9という品名のものが。
そしてFC9という商品も。
もちろんスペイン製。つまりOE（略


そんな感じですが、
・渦巻き２個から１個にしてるのは価格圧縮と思われても不思議でない
・でも価格圧縮なら平型を使うわけで。
・となると、合理的判断がされた結果ということになる？

と、推測。


まぁ、物足りないので私は交換するわけですが（笑


ちなみにVW/Audi、最近の車はボンネットキャッチが左右２つになってます。
これはキャッチ２つと別にオープナーハンドルも作っているのでコストアップとなります。
これも「そうする理由」があってのこと。

ボンネットダンパーがないことをコストダウンだ！・・という人はいても、見える範囲のキャッチが２個になってコストアップだ！・・という人っていないんですよね。
あとモロに見える塗装のクオリティが上がっているのにも、そのような声はないわけで。

世の中不思議なもんですね。