いつ雨が降ってもおかしくない天気のなか、御嶽スーパークライム2022の2日目が始まりました。天気予報は昨日から変わらず曇り/晴れのままで、降水確率も30%のままです。雨が降らないことを願います。
コースの一部を通って会場に来たところほぼドライでした。何か所か濡れているところはありましたが、あまり気にせず走れそうです。
昨日はウェットでタイヤの空気圧を1.4kgにしていましたが、今日は1.5kgで走ってみます。ラジアルの時は、このコースは走り終わると0.1kgほど空気圧が上がっていました。昨日は走行後のSタイヤの空気圧を確認していからデータは無いので、情報収集を兼ねて1.5kgから試してみます。
Sタイヤを使って初めての全開ヒルクライムとなります。ドライで走るとタイヤがグリップしすぎて、車が曲がりすぎます。少し走るとタイヤが温まり、さらにグリップするようになります。タイヤのグリップ力が強すぎて、ヘアピンを連続で曲がっていると腕が疲れてきました。
腕は疲れヒイヒイ言いながら走り、中盤の全開区間で一息入れて落ち着きます。ここで落ち着いてしまった事で緊張感がなくなり、ヘアピンでドアンダーを出してしまいます。緊張感がなくなり、Sタイヤならいけるだろうとタイヤを過信して途中から操作が雑になっていました。
この先終盤は路面状態が悪く、ギャップで飛ぶと危険なので落ち着いて今まで通りに走ろうとします。今まで通りといってもラジアルでしか走ったことがないので、ラジアルの感覚で走ると、インにつくのが早くなりすぎたり、アクセルを踏み始めるのが遅くなります。今までの感覚と今の感覚のズレに手こずりながらも、2本目に生かせるように少しでも今の感覚を覚えます。
今日は低速時にやたらとエンストするので、会場に来てくれたパワープラスさんにデータを確認して調整してもらいました。ISCV系統のパイプが細いので、アクセルオン・オフ時の空気が足りないようです。その場しのぎですが、ISCVの稼働率を最大にして対処します。
走りだせば問題ありませんが、走りだすまでの移動時にエンストするから面倒です。ISCV系統のパイプ径を太くすることを考えておきます。
2本目はペースを上げずに、1本目と同じぐらいのタイムで走ることを目標にします。既に1本目のペースで限界なので無理はしないようにします。
ちょっとタイヤの空気圧を変えたかったのですが、何かを変えると感覚が変わってとっ散らかるので止めました。ダンパーの減衰力も変えたかったのですが、同じ理由で変えていません。
同じ状態で、同じペースで走り、同じタイムを目指します。ただし、1本目よりも安定して走ることを心がけます。小さなミスは多々あるものの、大きなミスはなく無難に走り切ります。これは1本目と同等かちょっと良さそうな手応えです。
今回はSタイヤの威力に圧倒され、タイヤに振り回された気がしますが、このタイヤのおかげで今までよりもずいぶんとペースは上がりました。自分的には結構なハイペースで限界でしたが、タイヤにはまだ余力はあり限界が見えてきません。しばらくは今のペースで安定して走れるようになり、ちょっとずつタイヤの限界に迫っていこうと思います。
本戦1回目 2:17.0 1位/NB11台 総合6位
本戦2回目 2:17.7 1位/NB11台 総合5位
結果 4:34.7 1位/NB11台 総合6位
下手こいてヒイヒイ言いながら走った1本目は結構凄いタイムが出ていました。トップ5のハイパワー4WD勢に次ぐタイムです。2本目は1本目と同じタイムで走ることを目標としていたので達成はしていますが、手ごたえはあったものの失敗した1本目より遅いのは解せぬところです。
いい結果になりましたが、タイヤに合わせた足のセッティング、タイヤの適切な空気圧、Sタイヤのペースに慣れるとやるべきことは多々あります。次戦はハイスピードコースなので、ある程度セッティングを決めていかないとタイムは出ないかもしれません。なにより全開で走ると気持ちいいコースなので楽しめません。次戦までに課題をこなしながら備える事にします。
帰る途中に気がついたのですが、触媒に穴が開いていました。遮熱板の溶接部が吹っ飛んでいます。こうなると遮熱板があるとこんなトラブルが続くので外すことにします。やることがまた1つ増えてしまいました。
Posted at 2023/08/16 13:42:36 | |
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