GPSトラッカーの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先の2024年12月3日の車検で、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/8068877/note.aspx
前夜から預ける必要性から、スマホの「デバイスを探す」アプリを使った愛車の「追跡」を可能にしたのですが、今後も万一に備えて日常的に追跡が出来るように、GPSトラッカーを取り付ける事にしました。
Airtagという選択肢もありますが、それ自身がGPSを受信するわけでは無く、周囲のiOSデバイスとBluetoothなどで通信して、そのデバイスの位置情報を返すものでしかありません。
Androidでも同様のサービスが始まったものの、まだまだ実用的では無いらしいですし。
それらはみな電池式なので、一定期間後には交換しなければならず、必要な時に電池切れもという事態もあり得るわけです。
それに対して、車用のGPSトラッカーは自身がGPSを受信し、挿入したSIMによって通信をして、位置情報を通知してくれます。
電源も車両のバッテリーから直接取る事になります。
またエンジンがONになった事を通知したり、燃料ポンプを強制停止させたりする事も出来ます。
設置場所はルーフなどの鉄板の下ではGPSが受信出来ません。
セキュリティ上、どこに設置したかは詳しく書けないですが、画像をみればわかると思います。この上にプラ製のカバーが乗りますが、それは大丈夫です。左右の反対側の同じ場所に、純正ナビのGPSアンテナがあるわけですから。
ただ、そのカバーの仕切り板が少し干渉するので、一部、加工してあります。
画像の下の青いのはレアルシルトで、デッドニングの時にあちこちに貼ってます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1593876/note.aspx
そのレアルシルトにGPSトラッカーを付属のマジックテープで貼り付けてますが、向きや位置をマジックで印を付けてあります。少しズレると、カバーと干渉しますので。
2
この製品はST-901Lと呼ばれる機種で、2Gと4Gの通信ネットワークが使えるようですが、日本ではGSMなどの2Gはもう使えませんので、4Gが必要条件になります。
この製品の周波数帯域は
LTE-FDD b1/b2/b3/b4/b5/b7/b8/b28/b66 & gsm 850/900/1800/1900mh
となってます。
b3(バンド3)の1.7GHzはドコモ、au、ソフトバンク、Rakutenのキャリアが使ってますので、日本で売られてるSIMで使えるという事です。
https://www.get-net.jp/smapho/tsushin/band-itiran/
この機種は防水仕様らしいですが、外見が同じでも2Gの製品が安く売られてたりするので、それは日本では使えないので買ってはいけません。
私の手元にも4年前にamazonで買った2Gの製品が別にあります。「使えない」とレビューすると出品者は返金し、製品は「返さなくていい」と言われて、そのままあります。
「4G」と明記されたもの以外、手を出してはいけません。
また今回の4Gの製品は「SinoTrack」というプラットホームで使えるもので、そのロゴがあります。購入したのは以下です。
https://ja.aliexpress.com/item/1005005779733274.html
↑慌てて購入しないでください。後述の別の機種のほうがお勧めです。
他にも「HeyTrack」とかありますが、私は知りません。以下の解説はあくまで「SinoTrack」の製品での話しです。
3
本体から出てる配線は4本で、以下に接続させます。
赤:バッテリーのプラス
黒:バッテリーのマイナスか、ボディアース
オレンジ:ACC
黄:リレーのマイナス
赤線には2A程度のヒューズを取り付ける事が推奨されてます。そのヒューズは付属しません。
オレンジ線を車のACCに接続させる事で、エンジンがONになった事を通知します。
黄色線を燃料ポンプを作動させるリレーに接続する事で、盗難にあった時に、エンジンを強制停止させる事が出来ます。
この黄色線はマイナスコントロールです。つまり、通信で指示されると、この線がGNDに接続される事になります。
リレーのマイナスラインに接続する事で、そのリレーを「遠隔作動」させる事が出来るのです。
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SIMカードは標準サイズです。
私は先にスマホでの「デバイスを探す」アプリで使ったRakutenの10GBのプリペイドSIM
https://amzn.asia/d/4mICWYl
をnanoSIMサイズに切り取ってましたので、「変換アダプター」で標準サイズに戻しました。
https://amzn.asia/d/9i0GFyu
SIMカードの挿入方向(裏表)にも気を付けてください。
ネジを外して、蓋を開けるのですが、ケーブルに引っ張られて、内部の基盤が出てきてしまいます。
画像のように、ゴムパッキンを抑えて、蓋だけをケーブルに添わせて移動させるようにしてください。
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参考までに内部の画像です。
右側の四角いのがGPSアンテナで、中央のが電池です。150mAhの容量で、電源ラインを絶たれても、しばらくは通信出来るようです。
実際、購入時、電源を接続する前に、卓上でSIMカードを挿入すると、内部でLEDが点滅してました。
どの程度の時間、通信出来るのかは、どこにも書かれておらず、実験もしてませんので不明です。
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商品説明にも、取説にも、SMSコマンドが羅列してます。いったい、どこへ、どの番号に送信するのか? これを使う必要があるなら、敬遠したい製品と言えます。
しかし、「SinoTrack PRO」のアプリ(iOS、androidの両方あります)をスマホにインストールするか、
パソコンのChromeやEdgeから
https://vip.sinotrack.com
のwebサイトに入って、トラッカーに貼られたID番号と、仮りのパスワード「123456」を入力して「ログイン」するだけで、現在位置が表示されるので、驚きました。
サーバーは「VIP.SinoTrack」を選択する事になってますが、これも「自動選択」(AUTO SELECT)でいいのです。
□Agree <Use and privacy policy>にチェックを入れておく必要もあります。
このアプリやwebサイトを使うと、SMSコマンドなんて使う必要は無くて、アイコンやメニューの操作で、全ての処理出来るようです。
RakutenのプリペイドSIMを初めてドコモのスマホにセットした時は「モバイルネットワーク」の「アクセスポイント名」でAPNを指定どおりに追加登録し、ユーザー名やパスワードの入力が必要でした。
同じそのSIMをこのGPSトラッカーにセットすると、即機能したのは、既に開通済みSIMだからでしょうか?
SIMをGPSトラッカーにセットした場合、前述のSMSコマンドで設定するらしいですが、どこへ、どの電話番号に送信するのかわか、よくわかりません。この事については、最後のほうでまた書いてます。
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webサイトの場合はログイン後、画面左側の中ほどにある「装置名」(EK3 CIVIC VTi などと任意入力が可能で、初期値はID番号)をまずクリックして、青色表示にする必要があります。
地図はGoogleマップなので、航空写真にしたり変更出来ます。
PCでのwebサイトの表示は、自宅になってしまうので、画像は別の場所に自車位置を編集で移動してます。詮索しないでください。
なお、購入後、初めてGPSを受信する時は、現在位置を特定するのに数分かかるようです。
私の場合は、卓上で、内蔵電池でそれを済ませていたみたいで、IDとパスワードで、即、現在地が表示されて驚いたのです。
そのパスワードは当然、後から変更しておくべきです。
アプリからは画面下の「ぼくの」(My)で一番上の人型の「IDユーザー」(ID User)のタップで「パスワードの編集」(Edit password)があります。
キャンセルは無いので、そういう時は一番下のアイコンのどれか、「ポジション」(Position)でもタップしてください。
webサイトからは現在地の上の吹き出しの「詳細」(Detail)か、画面左側の中央にある「装置名」(初期値はID番号)の下の「情報」(info)から「編集」(Edit)でパスワードを変更し、右下の「OK」です。
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オレンジの線をACCに接続してると、ACCがONやエンジンをかけた時に、画像の通り「Engine On」と表示されます。
画像のアプリでは、下の「My」から「Language」で日本語表記にも出来ます。というか、現在地から、初めから日本語になってたかと思われます。
また1つのIDで複数のGPSトラッカー(車両)を同時表示して管理するグループアカウントも作れるらしいです。申請が必要みたいですけど。
ともかく、このアプリやプラットホームは生涯無料で利用出来るらしいです。
ただ、アクセスが集中する時なのか、ログイン出来なかったり、「Off Line」と表示されて、SIMカードの容量切れかと思える事もありましたが、しばらく待ってからアクセスすると正常に戻ってました。(翌日まで待たされる事もありました)
よく利用する日本の天気情報サイトでも、アクセス出来なくなる事が何度かあり、後に「Ddos攻撃を受けた」とお知らせが出る事もありましたので、全世界が相手のプラットホームなら尚更、そのような事もあり得るかと。
あるいは、たんにRakutenの回線の電波が弱いだけ?
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その表示を日本語にして、現在地の上の吹き出しの「セットする」か、下の歯車マークのアイコン(セットする)から「仕事」の「アップロードトラック間隔を設定する」について、次以降で解説します。
ちなみに、この画像のメニューにある「写真を撮る」はGPSトラッカーでは当然、機能しません。
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「高い ロケート間隔 30Sec」はいいとして、「中間 ロケート間隔 10議事録(一般モード)」と変な日本語になります。
「10議事録」とは英語モードでは「10 Minutes」つまり、10分間隔の事なのです。
そして、日本語でも、画像のとおり、上のほうに表示される注意書きは英語のままだったりします。
日本語にしたほうが、かえってわかりにくくなる場面もあり、英語モードで使ったりしてます。
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この「アップロードトラック間隔を設定する」(Set upload track interval)
というのは、「リプレイ」(Replay)で移動軌跡を表示させる時の位置情報をアップロード保存する時間間隔のようです。
2つ前の画像の「時間間隔を設定する」(Set time interval)では秒単位で間隔を指定する事が出来ます。
またいくら細かく(短く)間隔を設定しても、移動してないと、その間のアップロードはされてないようです。
つまり、5秒間隔にしたからといって、駐車中なのに、大量の位置情報が記録されるわけでは無いようです。カーポートに1日中止めてあるのをリプレイすると、一瞬で終わってしまいますから。
ただ、移動しなければ記録はされないけど、指定間隔でアップロード送信してるのか、つまり通信量が増えるのかどうかは、現在のプリペイドSIMでは通信量を確認出来ないので、わかりません。
また、過去の日時の移動軌跡を表示させる事も出来るようです。
webサイトの場合は、上の「Replay」タブで「Device Name」(初期値はID番号)を選択してから、表示する日時の始めと終わりを指定後に「Download」をクリックする必要があります。
つまり、サーバーに過去の履歴が保存されてるわけです。
私の場合は、週に1度位しか乗らないからかもしれませんが、後に解説する機種に変更してから全ての期間のなんと4ヶ月前の走行軌跡も保存されてました。
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上記の「アップロードトラック間隔」とは別に、画面のリフレッシュ間隔というのがあって、
下の「ぼくの」(My)→「システム」(System)→「場所を更新」(Refresh location)で、5Sec、10Sec、20Sec、30Sec、1Minutes、3Minutes、10Minutesと表示の更新間隔を設定出来ます。
この時間指定に応じて、4つ前と5つ前などの地図表示の左側にある緑色が回転する時計のようなので、その時間間隔を表現してるようです。
何か情報に更新があっても、その表示間隔の更新タイミングが来ないと画面は変わらない事になります。
つまり、ここでの時間間隔で、スマホのアプリがサーバーに情報を取りに行くのだと思います。この間隔を短くすると、スマホの通信量が増える事になるでしょう。
一方で、先の「アップロードトラック間隔」はGPSトラッカー本体がサーバーに位置情報などを送信する時間間隔だと思われます。この間隔を短くすると、GPSトラッカー内のSIMの通信量が増えると思われます。
あと、車の移動中は、アプリでの「センタートラッキングデバイスマップ」を緑のONにしておくと、自車位置が常に中央に表示されます。
これはデフォルトではOFFになってるので、車が移動しても、地図はそのままで、自車位置が画面から出てしまいます。これはONに変えておくべきでしょう。
ただ、それをしても、表示のリフレッシュ間隔を短くしても、車の移動中はカーナビのように、自車位置が常にピッタリと表示されるわけでは無くて、けっこうな時間差が生じます。
後から「リプレイ」で表示させる移動する位置の間隔は「アップロードトラック間隔」で細かくなっていても、リアルタイムで表示する位置情報は荒く感じます。
それは、ナビアプリと同じように、地図はある範囲をダウンロードしていても、GPSの情報は、ナビアプリならばスマホ自身の中でローカルに処理してるのに対して、GPSトラッカーの位置情報は一旦サーバーに送信して、それをスマホが取りに行って表示させるので、時間差が生じるのではないかと思われます。
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ここまで、いいことずくめでしたが、私が買ったST-901Lでは「セットする」(Set)→「コントロール」(Control)→「燃料を制御する」(Control fuel)→「断つ」(Cut off)がうまく機能しませんでした。
これにはログインパスワードの入力が必要になるのですが、「コマンドを正常に送信する」(Send command successfully)と表示されても、黄色線がGNDに落ちないのです。
何度もしてると、ごく稀に機能して、現在地の下の装置名(初期値はID番号)が赤表示になることもあるのですが、ほぼ機能しません。
これは私が買ったST-901Lだけの不具合なのか、どうか不明です。
ちなみに、コントロールの項目にある、その他の「制御回路」(Control circuit)の「断つ」(Cut off)や「回復」(Recover)は「サポートされてない」と出ます。
制御する為の配線が黄色線の1本だけですから。
また「防御を制御する」(Cotrol defence)は意味不明で、「コマンドを正常に送信する」(Send command successfully)と表示されても、何がどうなったのか変化は見られません。
アプリやwebサイトでの操作説明が欲しいものです。
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先のST-901Lでは「燃料を制御する」(Control fuel)がうまく機能しないので、新たにST-906Lという機種を購入してみました。
取り付け前に、2つ並べて写真を撮ればよかったのですが...
SinoTrackのロゴがあって、LEDが3つそれぞれのマークの下にケースの中から透けて点灯して見える側が表と見て、上向きに取り付けてます。
取説にも小さな図でロゴがある面が上になってるみたいですし。
というのも、GPSアンテナには向きがあるからです。大抵、底面には鉄板が敷かれていて、それが上になると感度がかなり落ちます。
https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/070/621/541/02303ee3f4.jpg
↑GPSアンテナを分解した時の写真です。中央のがアンテナでその上の鉄板(アースプレート)の上に乗ってます。
ダッシュボードに置くGPSアンテナをフロントウィンドウに貼り付けたりする人もいますが、上下の向きが逆になると意味がありません。
このST-906Lの裏蓋はキツくハメられていて、なんとか開けて、中身を確認しようと格闘しましたが、無理で諦めました。
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新たに購入したST-906L(画像の下側)のほうが、少し薄くなり、全体的に少し小さくなった感じです。
ST-901Lは細長い部分の断面が台形なのですが、ゴムシールのある接合部分が少し厚みがあり、そこだけ約2cmになります。
ST-906Lは防水仕様ではありませんが、型番からして新しい機種だと思われます。
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購入したのは以下で、「色:」で右側のフルセットを選びました。
https://ja.aliexpress.com/item/1005005779607793.html
リレーやマイク、押しボタンなどが付属します。電源にはヒューズも付属してました。
それらはみな、カプラーでつながります。
この製品を日本のamazonでは1万3千円で売ってるのですから、ボッタクリです。
Yahoo!ショッピングではなんと2万5千円です。まさに転売屋。しかも画像を見る限り、フルセットでは無い。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/allinone-d/hfayb07qgcrspvk.html
AliExpressだと中国から送料無料で5日で届いてます。日本ではヤマト運輸が宅急便として配達してます。
そして、初めて買う人には、特別な割引もあります。ですから、既にアカウントのある人でもログインせずに製品を見ると、すごく安く表示されます。
ちなみに今はセール期間中でもあり、AliExpressでの初回購入では、
フルセットが1,762円
電源セットだけなら1,389円
という値段です。送料も無料です。お一人様1点限りとあり、スーパーのセール品並みです。
次に解説するとおり、私が取り付けたのも電源セットのみですから。
今、こういうアイテムは全て中国製です。日本ブランドの製品も中身は中国製です。
日本にあって、翌日に届く製品ならば、amazonなどで買う意味があっても、中国から発送する商品を日本で高く買うのは大損です。
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ST-906Lの配線図はこのようになります。
ただ、マイクを付けても、現在のSinoTrack PROのアプリやwebサイトでは、その音声を拾う機能は無いみたいです。
またSOSボタンを押すと、登録した電話番号へSMSメッセージを送るらしいのですが、電話番号の登録自体、+81とかの日本の国際番号を入力しようにも、「+」が入りません。国際番号無しで自分のスマホの電話番号を登録して、このボタンを押しても、何も受信されませんでした。
またスピーカー出力として、+と-の配線だけもありますが、それも接続してません。
結局、カプラーから接続するのは、ST-901Lと同じ4本の電源系の配線だけになります。
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このST-906LはmicroSIMになります。
前述のRakutenの10GBのプリペイドSIMはnanoSIMに切り取ってますので、また「変換アダプター」でmicroSIMにしてます。
裏蓋を△マークの方向にスライドして外します。
SIMの金色接点部分を下にしてセットし、ステーの金具をおろして、さらにLOCKと書かれた矢印方向にスライドさせて、固定します。
その後、脇にある小さなスライドスイッチをONにします。
現在のプリペイドSIMは自分で通信量を調べるすべがありません。
有効期間も180日です。安いので試しに買ったのですが、やはりRakutenのSIMは電波が弱いです。
ちなみに、このSIMは2024年11月20日に開通させて、スマホでの「デバイスを探す」アプリで使い、その後はGPSトラッカーにセットしたままで、週に1度くらいしか車に乗らないにしても、2025年5月2日にLINEで問い合わせたところ、トータルでたったの0.4G使用したという返事。2月以降は0.1Gだそうです。
つまり、スマホで使うことを前提としたSIMでは無く、IoT用のSIMがいいと思うのですが、個人で使うとなると。
今のRakutenのプリペイドSIMの有効期限が切れたら、
b-mobileの1GBで209円(税込)/月を契約しようかと思ってます。ドコモかソフトバンクの回線が選べますし。最初は事務手数料が3千円ほどかかりますが。
https://www.bmobile.ne.jp/entry/apply.html
→ 後にb-mobileのSIMに変更すると、問題が発生しました。最後に書いておきます。
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このST-906Lにも電池が内蔵されていて、電源が切られても、少しの間、通信が可能らしいです。
ただ、前のST-901Lが150mAhの電池容量に対し、
こちらのST-906Lは120mAhと少し小さくなってます。
卓上テストで、電源が切れた状態では「主電源遮断警報」が出ます。
また、車に取り付けた状態でも、おおよそカーポート内でウロウロしてる感じのGPS精度で、前のST-901Lのように60坪ほどの家の敷地内をウロウロするGPS精度よりいいと言えます。
ただ、これは個体差なのかもしれません。
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このST-906Lでは「セットする」(Set)→「コントロール」(Control)→「燃料を制御する」(Control fuel)→「断つ」(Cut off)が機能します。
ただ、仕様なのか、切れてはすぐに回復し、3秒後にまた切れるを5回繰り返してから、安定します。
切れるとはリレーで作動させた場合の話しで、ST-906Lからは黄色線がGNDに接続するという動作になります。
走行中に突然、完全に燃料ポンプを停止させると、危険だからかもしれません。
私自身、ガス欠は経験ありませんが、180km/hのリミッターが作動すると、愛車の場合はガクンとショックがあり驚きます。フューエルカットが作動した感じです。
車が盗難された緊急事態であっても、走行中に急停止して、追突されたりしたら、車が壊れるわけで、それを考えると、燃料カットしていいものかと心配になります。
盗難にあって、車の居場所がわかるなら、速やかに警察に連絡するのが一番かと思います。
ただ、私も時々する事ですが、買い物から帰って、玄関前に車を止めて、エンジンをかけたまま、無施錠で、荷物を下ろす事があります。ほんのちょっとの間ですが、この間にもし、乗り逃げされたらと思うと、すぐにエンジンを停止出来たらいいかと考えてしまいます。
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SIMを変えたらオフラインになって使えなくなりました。
Rakutenの10GBのプリペイドSIMの180日間の期限が切れるので、前述のb-mobileの1GBで209円(税込)/月を契約しました。事務手数料が3300円(税込)かかったのですが。
ドコモの回線を選んでます。スマホにセットして、開通手続きを済ませ、APNやユーザー名、パスワードも設定して、インターネットへの接続も確認しました。
これはRakutenのプリペイドSIMで行ったのと同じです。
そのb-mobileのSIMをGPSトラッカーのST-906Lにセットするのですが、画像のとおりオフラインになってしまい、通信が出来ません。(入れ替えた直後はオンラインのままなんですが、10分位してからでしょうか、オフラインの表示になるのは)
このまま様子を見ても、一向にオンラインにはなりません。画像のように「Off 8d」とあるのは、オフラインになって8日という事です。
別のST-901Lにセットしても同じです。(SIMはスマホにセットするのにnanoSIMにしてますので、その都度、アダプターでmicroSIMや標準SIMにサイズを変えてます)
そして、元のRakutenのプリペイドSIMに戻すと、しばらくしてオンラインになります。ST-906LもST-901Lも。
プリペイドSIMの時は、セットするだけでオンラインになったのに、b-mobileのSIMはなぜ認識しない?
購入して最初にセットされたSIMに順応して、それ以外のSIMに変えたら拒絶する?
アプリやwebサイトから「Facrory Reset」(工場出荷時に戻す)というのがあるのですが、オンライン状態でないと使えません。
それで、RakutenのプリペイドSIMをセットしてオンライン状態にしてから、実行して、すぐにSIMを入れ替えたりしたのですが、やはり駄目です。
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製品のマニュアル(英文)は以下からダウンロード出来ます。
https://www.sinotrackgps.com/ja/manual-download
ST-906Lのマニュアルには日本語訳すると以下のようにあります。
トラッカーにSMSを送信してAPNを設定してください。
APNにユーザー名とパスワードが必要な場合は、以下のコマンドを送信してください。
SMS: 8030000 APN APNuser APNpassword
トラッカーをサーバーに設定するためのSMSを送信してください。
SMS: 8040000 45.112.204.246 8090
すべての設定がOKであれば、オンラインで追跡できます。
一連のSMSコマンドはどの電話番号に送信するのか、それがわかりません。
もしかして、GPSトラッカーにセットしたSIM宛に送信する?
だとすると、そのSIMには通話の為の電話番号や、SMS対応が必要になります。データ通信専用のSIMでは無くて、通話可能なSIMは高価になります。
そもそも、RakutenのプリペイドSIMだって電話番号なんて無いデータ専用なのに、セットするだけで半年間使えてたのはナゼ?
その辺の疑問をSinoTrackの日本語のサイトのヘルプセンター
https://www.sinotrackgps.com/ja/help-center
から問い合わせフォームに入力して送信するのですが、返答はありません。
日本語と英文の2度問い合わせたのですが、いずれも返答無しです。
何か、解決策が見つかれば、また書きます。
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