今回は車体とシャシーの固定方法だよ。
まず、シングルモーターライズ仕様の固定方法。

前は爪固定、後ろはタッピングビスで固定。
この子の電池交換は車体を外さなくてもできるので、タッピングビスでもOK。
が、ロンメルはサスペンションを可動させるので、シャシーに穴を開けて電池ケースを作る訳にゃあいかねえ。
なので、電池交換時には車体を簡単に外せるように工夫しないといけねえ。
で、最初はフロントを爪篏合にしようとしたけど

まあ、上手く行かねえ。
パカパカ外れるのよ。
仕方ないから、

車体の横にプラ板で爪を付けて、パチッと合体させることに成功。
ただ、取外しに力が必要なんで、爪の長さはもう少し調整が必要。
で、ギアボックス固定ビスはナベビスだと頭が出ちゃうので

5㎜のドリルの先端で皿穴加工。
これで、ビスの頭が引っ込んだ。
次は起動輪(ドライブスプロケット)の製作。
モーターの動力が確実に伝わり、且つ抜けない仕組みにしなきゃならねえ。
モーターライズ仕様の起動輪を付けようと思って、タミヤカスタマーセンターに在庫の確認をしたら「在庫なし」ときたもんだ。
じゃ、自分で何とかするべえ。
まずモーターライズ仕様とディスプレイモデルの違い。

モーターライズ仕様の方は、裏側が出っ張ってる。
この中に、真鍮製の六角ボスが入っていて、イモネジでシャフトと固定する仕組み。
ディスプレイモデルは中にポリキャップが入っているだけ。
これじゃシャフトとの固定ができない
なのでこうする。

起動輪裏側のパーツに6.8㎜の穴を開ける。
加工はドリル+テーパーリーマを使用。
こうすると中に真鍮の六角ボスを入れられる。
次はイモネジを通す穴を開けておく。
次はコトブキヤのP145「ショートパイプ」の部品に、イモネジが通る溝を丸ヤスリで加工。
そうすると

起動輪の中に六角ボスを入れられる。
六角ボスを入れることが確認できたら、ショートパイプと起動輪を接着。
このままだと、六角ボスが中でグルグル回っちゃうので、隙間をプラリペアで埋める。
まずM3のネジとシャフトを入れて、プラリペアのパウダーを振りかける。

この時、起動輪を揺らして、パウダーを下まで落とすことが肝心。
で、リキッドを垂らす。

余計な部分にリキッドが垂れない様、慎重に。
リキッドを垂らすとパウダーが収縮するので、パウダー振りかけ+リキッド垂らしを繰り返す。
で、このままだと六角ボスがゴッソリ抜けちゃう可能性があるので、

穴を開けたプラ板で蓋をする。
この時、接着にはプラリペアのリキッドを使わないと接着しない。
このまま1日放置して、プラ板をヤスリとサンドペーパーで成型。

これで起動輪の加工は終了。
多分上手接着できてると思う。
真鍮の六角ボスは、シングルモーターライズ用のパーツを使ったんだけど入手困難。
なのでタミヤの楽しい工作シリーズ「クランクアーム」についている真鍮の丸ボス(外径φ7)の一部をヤスリで平らに削り、その隙間にプラリペアのパウダー+リキッドで固定することもできると思うよ。
次回はアイドラーホイール(起動輪の反対側にあるホイール)取付穴の加工と、サスペンション可動に挑戦だあ。
Posted at 2019/02/17 22:14:12 | |
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