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2019年02月23日 イイね!

タミヤの「動くロンメル戦車」を作る・・・誘導輪軸の製作

今日は誘導輪軸の製作。
誘導輪(アイドラーホイール、アイドラースプロケット)ってのは

起動輪(ドライブスプロケット)から一番離れた車輪。
ここは一番応力が掛かる部分なので、金属で作ってみた。

まずは厚さ2㎜の真鍮板をこんな風に加工。

これは金属加工業者に図面を送り、加工してもらった。
2㎜の真鍮板って中々売ってないし、加工するのも面倒だからね。
一個400円だったよ。

で、これにφ3㎜の真鍮棒をブッ刺し、ロウ付け。

棒の長さは後で調整。

ロウ付けの状態。

電子工作用のハンダとハンダ鏝でやったけど、何とかここまで仕上がった。
最初はハンダが広がらなくて焦ったけど、ジックリ加熱すればハンダがスッと流れてくれる。
そうなるまで鏝を当て続けるのがコツだな。

で、余分なハンダと角をヤスリで削り

こうする。

実際にシャシーに取付け、誘導輪を装着して軸の長さを調整。
ここはノギスを使って正確に切断する。

で、プラモの部品との比較。

やっぱり金属製の方が頑丈に見えるね。

戦車プラモデルをラジコンに改造する人は、大抵プラモの部品を加工して作るんだけど、強度にこだわったアッシは真鍮で作ってみたのだよ。

で、この軸ってクランク形状になってるよね。
これを生かして


誘導輪の位置を動かして、履帯の張りを調整するようになっている。
カワサキのバイクのチェーンの張り調整と同じ構造だね。
あれ、偏心軸(エキセントリックシャフト)に六角レンチをブッ刺して、一発で貼りが調整できるからすごく楽だったな。




で、だ、ここまでたどり着くには、試作もしたのだよ。

上が今回作った部品。
下が試作品。

試作品と今回の部品の違い。( )は今回の仕様。
・真鍮板厚さ:1㎜(2㎜)
・シャフト材質及び径:φ3軟鋼(φ3真鍮)
近所のホームセンターで売っている真鍮板が1㎜だったので、使ってみた。
だけど剛性不足でね。すぐブン曲がっちゃった。
板厚が薄いから、シャフトを打ち込んでも垂直が出なくて大変だった。
これが板厚を2㎜にした理由。
強度は板厚の3乗に比例するから、2×2×2=8倍の強度が確保できた。

で、シャフトが軟鋼(鉄)だと、ロウ付けする時にシャフトが抜けちゃうのだよ。
何でかっていうと、鉄と真鍮では熱膨張係数が2倍違う。
加熱すると真鍮の方が膨張しちゃうから、打ち込んだ鉄シャフトが抜けちゃうんだよね。

という具合にプラモ1個改造するのにも、こういう工学的知識が要求されるのだよ。


ドンドン工作を進めたいんだけど、最近手先を使いすぎてね。
手が攣りまくり。
ここらでチョット休憩します。
Posted at 2019/02/23 21:49:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記
2019年02月22日 イイね!

タミヤの「動くロンメル戦車」を作る・・・サスペンション可動化

今回も「切った貼った」シリーズ。
サスペンションを稼働させます。

まずはサスペンションアームの加工。
0.5㎜のドリルでアームに穴開け。

左右交互に穴を開けると成功率が上ります。

で、0.4.㎜のピアノ線をブッ刺す。
片方はコの字に曲げて置く。

コの字に曲げた方は、サスペンションアームに

こんな風にブッ刺す。
これでピアノ線とサスアームが固定できる。

これを16個作る。

1個足りませんが、既にシャシーに取付けちゃたのよん。

このサスアームは裏側が肉抜きされているので、

強度確保の為、プラリペアを充填。
ただし効果は未知数。

シャシーに取付ける前に

シャシー側面の不要なモールドを削り取る。


ピアノ線を固定する為に、0.5㎜のプラ板で

こういう固定具を作っておく。

で、いよいよ取付。

ピアノ線は、シャシーに取付ける前に先端を45°曲げておくと作業が楽。
これをキッチリ曲げる為に、プラ板とプラ棒で治具を作ったのだよ。
この治具の写真を撮るの忘れた・・・・・
この上に0.5㎜のプラ板で蓋をすればピアノ線は固定できる。
サスアームがスムースに動く様、取付は慎重に。

これ、ピアノ線のネジリを利用した「トーションバーサス」。
実車と同じなのだよ。

で延々とこの作業を繰り返して

ここまでこぎつけた。
赤丸部分はピアノ線の長さをわざと短くしているのだよ。

実はここ

一番端の転輪を取付けるサスペンション。
ここのバネを他より硬くすると、履帯を組上げた時に綺麗な台形になる。
他の稼働サスペンション工作例をみると、ここだけ太いピアノ線を使う人が多い。
だけど、ピアノ線って結構なお値段がするので、2種類も買えない。
なので、一番端のサスアームは、0.4㎜のピアノ線を短くして、バネレートを変えている。
ま、短くなった分、ピアノ線のネジリ剛性が上がったってことね。

余談だけど、トーションバーサスペンションは
・トーションバーの太さ
・トーションバーの長さ
・サスペンションアームの長さ
の3種類の方法でバネレートを変更できる優れモノ。
クルマでは
・スバル360
・トヨタ パブリカ&スポーツ800のフロント
・スバル レオーネのリア
に使われておりました。

で、横から見ると


左側はサスペンションアームが前に突き出ている「トレーリング」型。
右は後ろに突き出ている「リーディング」型。
戦車が加減速すると、右側が沈み込み、左側は余り動かない・・・ということになる。
何でこうなるかは幾何学的な説明が必要なんだけど、これアッシの天敵でね。
興味がある方は、自分で調べてね。


で、前に途中まで作ったヤークトパンターの転輪を仮付けしてみた。
無負荷状態。


転輪を一部押してみた。

このウネウネ、堪んねえ・・・・


今回は作業に夢中になり、ピアノ線の曲げ方や治具の画像が無くてごめんね。
ただ、この改造は多くの人が行っているので、興味のある人はネットで検索してね。



まだまだラジコン化するにはハードルが何個もあるけど、一つ目は越えたな。
次回はアイドラーホイール(誘導輪)の可動に挑戦するよ。
Posted at 2019/02/22 23:17:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記
2019年02月17日 イイね!

ジムニーワイドの下部色塗装

ロンメルの部品加工の他に、ジムニーワイドの下部色も塗装。
ボディサイド。


画像だと、見切り線がギザギザに見えるけど、実際はもっときれいに仕上がってるよ。

フロント。

ヘッドライトの下にシルバーがはみ出ちゃっているけど、ここは後でシルバーを塗ってデカール貼っちゃうから、問題無し。

リア。

右テールランプ下にシルバーがはみ出ちゃっているけど、ここもシルバー塗装+デカールを貼る部分なので、問題無し。
リアドア下部の見切りが乱れてるけど、ここはスミ入れやタッチアップで誤魔化す予定。


見とれちゃう程綺麗に仕上がったけど、最初にシルバーを塗ったときは、気温が低くてムラになっちゃってね。
オマケにゴミが付着してどうしようもなかった。

で、ゴミが付いた部分はペーパー掛け+サフを塗装(サフを塗らないと「研ぎシミ」が発生する)。
で、スプレー缶は40℃のお湯で湯煎してから塗装。
これでムラも解消。

シルバー部分保護の為、クリアを軽く塗装して現在乾燥中。
乾燥したら窓枠等にマスキング+黒塗装を施す予定。


それにしても、綺麗な仕上がりだな。
Posted at 2019/02/17 22:37:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記
2019年02月17日 イイね!

タミヤの「動くロンメル戦車」を作る・・・車体の固定と起動輪作成

今回は車体とシャシーの固定方法だよ。
まず、シングルモーターライズ仕様の固定方法。

前は爪固定、後ろはタッピングビスで固定。
この子の電池交換は車体を外さなくてもできるので、タッピングビスでもOK。

が、ロンメルはサスペンションを可動させるので、シャシーに穴を開けて電池ケースを作る訳にゃあいかねえ。
なので、電池交換時には車体を簡単に外せるように工夫しないといけねえ。

で、最初はフロントを爪篏合にしようとしたけど

まあ、上手く行かねえ。
パカパカ外れるのよ。

仕方ないから、



車体の横にプラ板で爪を付けて、パチッと合体させることに成功。
ただ、取外しに力が必要なんで、爪の長さはもう少し調整が必要。

で、ギアボックス固定ビスはナベビスだと頭が出ちゃうので


5㎜のドリルの先端で皿穴加工。
これで、ビスの頭が引っ込んだ。



次は起動輪(ドライブスプロケット)の製作。
モーターの動力が確実に伝わり、且つ抜けない仕組みにしなきゃならねえ。
モーターライズ仕様の起動輪を付けようと思って、タミヤカスタマーセンターに在庫の確認をしたら「在庫なし」ときたもんだ。

じゃ、自分で何とかするべえ。
まずモーターライズ仕様とディスプレイモデルの違い。

モーターライズ仕様の方は、裏側が出っ張ってる。
この中に、真鍮製の六角ボスが入っていて、イモネジでシャフトと固定する仕組み。
ディスプレイモデルは中にポリキャップが入っているだけ。
これじゃシャフトとの固定ができない

なのでこうする。

起動輪裏側のパーツに6.8㎜の穴を開ける。
加工はドリル+テーパーリーマを使用。
こうすると中に真鍮の六角ボスを入れられる。

次はイモネジを通す穴を開けておく。


次はコトブキヤのP145「ショートパイプ」の部品に、イモネジが通る溝を丸ヤスリで加工。


そうすると

起動輪の中に六角ボスを入れられる。
六角ボスを入れることが確認できたら、ショートパイプと起動輪を接着。

このままだと、六角ボスが中でグルグル回っちゃうので、隙間をプラリペアで埋める。
まずM3のネジとシャフトを入れて、プラリペアのパウダーを振りかける。

この時、起動輪を揺らして、パウダーを下まで落とすことが肝心。

で、リキッドを垂らす。

余計な部分にリキッドが垂れない様、慎重に。
リキッドを垂らすとパウダーが収縮するので、パウダー振りかけ+リキッド垂らしを繰り返す。

で、このままだと六角ボスがゴッソリ抜けちゃう可能性があるので、

穴を開けたプラ板で蓋をする。
この時、接着にはプラリペアのリキッドを使わないと接着しない。

このまま1日放置して、プラ板をヤスリとサンドペーパーで成型。

これで起動輪の加工は終了。
多分上手接着できてると思う。


真鍮の六角ボスは、シングルモーターライズ用のパーツを使ったんだけど入手困難。
なのでタミヤの楽しい工作シリーズ「クランクアーム」についている真鍮の丸ボス(外径φ7)の一部をヤスリで平らに削り、その隙間にプラリペアのパウダー+リキッドで固定することもできると思うよ。


次回はアイドラーホイール(起動輪の反対側にあるホイール)取付穴の加工と、サスペンション可動に挑戦だあ。
Posted at 2019/02/17 22:14:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記
2019年02月15日 イイね!

雪に備えてミニ四駆製作

まあ、あれよ。
雪予報は軒並み「空振り」よ。

なので、キングキャブものんびり製作中。
現在
・車体色塗装
・窓枠、グリル、バンパー黒塗装
・オーバーフェンダー(ライトガンメタル)塗装
・墨入れ、灯火類塗装
・デカール貼付
・クリア塗装
・ペーパー掛け
までこぎつけました。




最近の軽自動車って、外装部品にグレーメタリックの部品付けてるでしょ。
あれが気に入ったので、オーバーフェンダーはライトガンメタリックで塗装。
これが結構かっちょええ。
オーバーフェンダーを黒にしなかったことで、ボディサイドに黒文字の「KING CAB」のデカールを貼ってもクルマとしてのバランスが崩れないのよ(判るかな、この意味)。

ホントはデカールの段差を消したいんだけどね。
これ以上ペーパー掛けしちゃうと、クリア以外の部分も削りそうなので、ここらが潮時よ。
これからもう一度クリアを塗って、コンパウンドで磨く予定。

このワイルドミニ四駆「キングキャブ」はもう絶版。
現在は2000円以上の金額で取引されています。



次はジムニーワイド。

上部車体色のイタリアンレッドを塗装して、これから下部色のシルバーを塗る予定。
前回はホイールハウスのマスキングに、細切りテープ(幅1.5㎜程)で曲線をだしたけど、今回はコンパスカッターでr=20の曲線を切り出してマスキングしてみました。
この子はこれからシルバーを塗装する予定。

このジムニーワイドも生産中止のようで、ネット通販から消えつつあります。



あ、ラジコンロンメルもコツコツと手を入れてますよ。
Posted at 2019/02/15 23:47:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記

プロフィール

「交通安全協会入会の断り方講座 http://cvw.jp/b/2540238/47125928/
何シテル?   08/02 22:14
生まれも育ちも関東のJB15です。よろしくお願いします。
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