まあ、アレよ。
2連敗よ。
本日は、以前から行ってみたかった長野県松本市にあります
日本ラジオ博物館に行ってきました。
相棒はサニーと長男君。
次男君は修学旅行で本州の果てに出張中であります。
こちらの博物館は個人で運営している、小さな博物館です。
でも、中にはラジオ、テレビ、ラジカセ等が綺麗に展示してあります。
で、本日は館長さんとお話ができましてね。
最初はレフレックス真空管ラジオの回路の説明をしていただきました。
ここまではよくあるお話ですね。
ところが、館長さんは物事の考え方が、ものすごくシッカリしている方。
単純にラジオやテレビを展示しているだけではありません。
ラジオやテレビが果たしてきた役割と生活様式の変化も判るように展示してあります。
役割で一番大事なのが、やはり「玉音放送」でしょう。
その放送された経緯がキチンとまとめてある。
生活様式では、
・真空管ラジオ時代は「一家に一台」
・トランジスタラジオが出回るようになってからは「一人一台」
ラジオは家族みんなで聴くものだったのが、自分で好きな番組を聴く・・・と変化していった、そういうことが判るように展示してあります。
色々お話しをしていると、結局「モノづくり」に行きつきましてね。
これがもう大変ですよ。
お互いがそれぞれの考えを述べ、それに対してお互いが補足し合う・・・と実に有意義な時間を過ごすことができましてね。
入館した時は、館内の真空管ラジオでDeNA対ヤクルトの試合が始まったんです。
でも、試合終了してもまだやり取りをしていた・・とこんな具合です。
なので、展示物の写真はこれだけ。
写真を撮りまくるより、放送機器や音響装置が果たしてきた役割と今後を考えながら展示物を見る・・・これ面白いですよ。
あと、こちらは「インターネット博物館」もありまして、現地に行けない方は「日本ラジオ博物館 松本市」で検索すると、展示物を見ることができます。
(ホントはリンクを貼りたいところですが、許可をもらうのを忘れたので、皆さんで検索してくださいね)
ラジオとその時代背景が判り易くまとめてあり、とても面白いですよ。
話は変わりますが、我が家には
VICTOR STL-162Fという、レコードプレーヤー+AM/FMラジオがあります。
政所様の実家から譲ってもらいました。
トランジスタが一切なく、真空管で作動しています。
レコードプレーヤーは壊れて作動しませんが、ラジオは問題無し。
スピーカーが大きいので、今でもいい音でラジオを聴くことができます。
ただ、我が家にあっても使う機会が無くて、埃をかぶっております。
で、館長さんに「こういうモノがあるんですが、寄贈しても良いですか?」とお話ししたら「喜んで引き受けます」との返答。
帰宅して政所様に「あのラジオ、寄贈することに決めたけど・・」て話したら、「その方が役に立ててうれしい」って言ってくれました。
館長さんは「着払いの宅配便でもいいですよ」と仰ってくれたのですが、時間がある時にドライブがてら持参したいなあ・・と考えております。
最後に、館長さん、本日は大変勉強になり、有意義な一日を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
Posted at 2019/06/02 00:03:52 | |
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