荒野のうさぎのブログ一覧

少し前から取り組んでいる、ラパンエプロンのコレクションに、新色をまた一つ加わえることができました。

新しい色はこちら、エアブルーメタリック（ＺＫＳ）カラーです。


この色も、実際のボディカラーになるべく近い色の生地を準備して作りました。「ＺＫＳ」というのはスズキのボディーカラーのコード記号です。ラパン純正のオリジナルエプロンやこれまでに自作したものは紐が首掛けタイプでしたが、今回は背中で交差して腰で結ぶタイプに仕様変更してみました。

これは前回製作した、アロマティックアクアメタリック（ＺＫＴ）カラー


こちらは前々回に製作した、マルーンブラウンパール（ＺＥＬ）カラー

画像では黒く見えますが、実際にはチョコレートブラウンカラーの綺麗な発色の生地です。

そしてこちらがスズキ純正ラパンエプロンのオフホワイト、（Ｆ９ＢＣ/純正部品番号・99000-990ｘ6-021）


それと同じくスズキ純正ラパンエプロンのベージュ、（Ｆ９ＢＣ/純正部品番号・99000-990ｘ6-024）

このベージュはカタログ上の記載はありませんが、実車のミルクティーベージュメタリック（ＺＧＦ）にあてて数えることも出来そうです。

スズキ純正のラパンエプロンは残念ながら製造廃止になってしまいましたので、前にもご紹介しましたが、仕方なく自分で作って新しく更新することにしたのです。

ということで、２０１６年、１１月２１日現在のカラーコレクションはこちら。

ということで、この通り５色での展開となっています。

また機会があったら、残るチェリーピンクメタリック（ＺＫＵ）や、ブルーイッシュブラックパール3（ＺＪ３）の二色も増やしてＨＥ２２Ｓ・ラパンリミテッド２型の全塗装色を揃えてみようとも思っています。

昨日、事務手続きで出かけた先で献血車が展開しており、誘導されるがままに献血をしてきました。

車内でオンラインデーターも検索できるようで、過去の献血履歴も出てきて、すっかり忘れていた過去の記憶を思い出していました。

二台のバスから構成される会場では、一台目で血圧測定と問診を、二台目で最終問診と確認、そして採血を行う流れでした。

さて、昨日は茶色のうさぎエプロンでキメていたのですが、上着を脱いで採血寝台の上で寝る際にエプロンのうさぎが丸見えになってしまい、看護婦さんたち採血スタッフの注目の的になり、ポンポンと触られたり引っ張られたり奥の方からも見に来たりと大人気でした。

寝台上で身動きのとれぬまま、購入先とか価格とかサイズとかいろいろ聞かれましたけど、自分で作った旨を説明するとやたらとホメてくれたり、採血後に頂いたペットボトルドリンクを何気なく前のポケットにスポッと入れたら「やだ～うさこの顔がポケットになってる～」と最後の最後まで楽しませてくれました。

で、400ｃｃの採血後の感想ですが、体重の減少とかは一切感じませんでしたが、なんというか体が膨らんで張っていた感触が抜けたようで、体の動きが軽くなったのがよくわかりました。一夜明けた今日も体の軽さは引き続いていてものすごく調子が良いのです。

期せずしてホメられた上、体の調子もよくなって、さらには社会貢献活動のような充実感も加わり気分が実に良いのです。

以上、献血参加の報告でした。

先日の油圧ブレーキ講座の記事を見た自転車仲間から、「画像が暗くてよく見えなかった」と意見がありましたので、何枚か撮影しなおしてみました。

ここで紹介するのは、MTB用のディスクブレーキシステム、ドイツのマグラ社製のグスタフMという製品です。



ＭＴＢにディスクブレーキが本格的に普及しはじめた頃（1998年だったと思います）に投入された製品で、モデル名のグスタフＭは、創業者の名前、「グスタフ・マグラ」からとられたものです。

ＢＭＷ製モーターサイクルのブレーキも製造しているマグラならではの、モーターサクル用と同様の構成で、マスターシリンダー、キャリパー、2ピースフローティングディスクローターなどを備えた設計で、現在の視点でも十分通用する本格的で大容量なブレーキシステムでした。

モーターサイクル同様にリザーバータンクを設けたブレーキレバー・マスターシリンダーアッシー


片側同径2ポッド油圧キャリパー（スライド機能付きキャリパーサポート標準装備）


同キャリパーのホイール側


ブレーキパッド


このような構成の製品ですが、現在のディスクブレーキシステムと比較すると全体的にボリューム感があって野暮ったくも見えますが、これは製造上の限界ということではなく、ＤＨ（ダウンヒル競技）用に特化させるため、ブレーキの耐熱性、熱容量に余裕を持たせるためにキャリパーブロックを大きくしてあるためです。キャリパーの重量では、現在の軽量モデルの2.5倍位はあると思います。

リザーバータンク内もダイヤフラム内蔵の大容量なものになっていて、キャリパーの温度上昇によるオイルの膨張による戻りなどにも対応しています。

マグラのトレードカラーにもなっていたネオンイエローは、それまでのモデルでも純競技仕様モデルのレースライングレードに使用されていたカラーで、このブレーキがフラッグシップモデルであることの証でもありました。

補修部品も手持ちで揃っているので機会があればもう一度使ってみたいような気もするんです。
多分・・・・使わないとは思うけれども。

まあ、久しぶりにこうしてクローズアップしてみると、懐かしさとワクワク感が同時に押し寄せてどうにもいけませんね。

ということで、ここまでとしておきましょう。

静岡の大型電器店の駐車場で出会ったうさちゃんとお見合いを行いました。

二人とも全く同じように見つめ合い褒め合うものの、いつまでたってもそれ以上の進展はなく、さみしく解散となりました。

私好みのうさぎだったのにな・・・・　(´･ω･｀)

自転車仲間の一人から、「自転車用のディスクブレーキについて詳しく知りたい」という依頼がありましたので、先日の午後に分解整備についての講習会を開きました。

教材にしたのは、ドイツのブレーキメーカー「マグラ社」の「グスタフＭ」という油圧ディスクブレーキシステムです。

この教材は、私が過去に使用していたものですが、ずっとしまっておいたものを取り出して、システム内のオイルを抜き取り、各部を綺麗に脱脂洗浄し、キャリパーのピストンに至るまで分解したうえ、キャリパーなどはアルミ表面を綺麗に磨き上げて準備しました。


前用、後用で二セットあるので、自分に続いて彼にも同じ作業を実際に行ってもらいます。


彼は、これらに触れること、向き合うことは全くの初めてだったので、油圧ブレーキの原理、仕組み、構造、分解整備など、実物をもって実地で覚えてもらいました。


コンプレッサーを使ってピストンを抜き出す方法、各種シール類の役割と交換方法、油圧ラインのバンジョーの仕組みや取り付け、ホースの断面構造の解説と切断方法・・・・・という具合に、これだけやれば大丈夫というくらいにまで理解してもらい、作業も出来るようになってもらいました。

しかし、あまりにも綺麗に磨きあげてしまったので、再びしまい込むのが惜しくなり、デスクの上に置いて一日に何度も何度も触ってみたりと、怪しく悩ましい毎日が続いています。

機能的にはパーフェクトな状態ですが、今後使用することもないので、木材で台座を作ってオブジェに仕立ててみようかとも思っています。

クルマも好きだけど、やっぱり自転車も大好きな私なのです。