荒野のうさぎのブログ一覧

古くて、あちこちへこんで、傷だらけ。

四駆雑誌を飾るブランドのパーツの輝きもない。

そして泥だらけ。


でも、それに美しさを見出し、あでやかさを感じ、深い信頼と愛情を注いでいる一人の男がいる。

嗚呼、何ともカッコいいじゃありませんか。

私はそういう人が好きなのです。

毎年、寒い季節に備えて恒例となっている準備。

タイヤホイールを替えたり、トランクに搭載している装備品に砂やタイヤチェーンを追加したり、ちょっと面倒だけど楽しみな作業です。

今回はそのうちのいくつかの準備を行いました。

綺麗に洗って保管していた冬用のタイヤホイールを取り出して空気圧を調整します。

ワイパーブレードは冬用の雪で固まりにくいゴムで覆われたタイプのものに付け替えました。


えっ、なぜもう2本冬用ワイパーブレードがあるのかって？

偶然なのですが、手持ちの他の車両と全く同じサイズだったので、うさちゃんのワイパーを交換するときにそちらも同時に交換しており、そんな感じに私のカーライフにさりげなく寄り添ってくれるのがうさちゃんの愛らしいところなのです。

北海道などの方はもう雪の季節真っただ中の所もあるでしょうが、温暖でほとんど雪の降らない静岡ではこんな感じの準備でも間に合うので、実にのんびりとしたものなのです。

そしてこれは冬に向けての準備ではありませんが、思い出したときに不定期にでも頻繁に行っている車内の清掃もついでに行いました。


あっ、助手席側ダッシュパネル奥のドリンクホルダーにセットしてあるモノも大切な準備品の一つです。

ちょっと早いけどね。

今日は休み。
だからうさちゃんもお休みです。

でも、私のおなかは絶賛稼働中。
なので今からお出かけするのです。

お友達のお誘いを受けて、コレクターズミーティング（コアな四駆乗りが集まるイベント）に行ってきました。

居並ぶマニアックな車両の中で私が心を奪われたのがロシア製のこの一台。


ウインドデフロスタは板金製のダッシュボードをプレスして一体成型、各種計器類や方向指示器操作レバーは汎用品にも見え、それでいて座席は今風なモケット張り。


ドアハンドル、手回しレギュレータ、ベルトハンドル。それしかないけれどさりげないステッチの中で常に上を目指す協調性も忘れない。


ボディーのプレスラインにケチをつけるなど、直線と曲線の美しい組み合わせの前では実にナンセンスなこと。


走る、曲がる、止まる、そして乗り越える。雛段飾りの重ね菱餅を連想してしまったリーフスプリング。

そんなクルマを愛して止まないオーナーは、荒野が似合う物静かな物腰でありながら遊び心も忘れない知的な雰囲気な女性でした。

先日導入したばかりの電動アシスト自転車、ヤマハ・パス・ブレイス。

これまでの生活パターンでは、これからのシーズンの自転車はオフシーズン的な位置づけでしたが今冬はその流れが変わりそうな予感です。

だって、「頼もしい力」が楽しくて楽しくて仕方がないのです。

だから今夜も30kｍ程ナイトライドに出掛けてきました。