荒野のうさぎのブログ一覧

私の愛車紹介の欄を見て頂ければ分かりますが、荒野のうさぎは青うさぎ号以外にも自転車、特にマウンテンバイクが大好きです。

クルマと違って自転車の場合、そのメカニズムの細部に至るまで自分の手でメンテナンスを行える上に、大きな維持費もかからないので同じ個体に対して何年もかけてじっくりと向き合うことも容易で、そんなこともあって気が付けば20年にもわたっていつもそばに自転車がある生活を送ってきました。

ここ数年は即応態勢にある自転車は５台あり、部外者からすれば理解不能な部分もありましょうが、それぞれの一台に自分との出会いとこれまでに重ねてきた思い出などがあり、そのすべてがとても大切な存在になっています。

もっともここ最近はそれら５台と順番に向き合うのに精いっぱいで新しい自転車の導入は無かったのですが、一年ほど前からムクムクと沸き上がって来た「頼もしい力」への突き上げるような憧れに支配されていました。

「頼もしい力」というのは「電動アシスト自転車」のことなのですが、この数か月で情報の収集などに始まり、電動アシストサイクルの導入に向けた方向に急速に動いていたのです。

クルマと違って数百万円というような出費ではありませんが、バッテリーの入れ替えなど、この先長く向き合うにあたってはこれまでには無かった支出も予想されるのでシミュレーションも必要になってくる存在です。

これまで私が向き合ってきた、競技用といわれるような本格的なMTBは、素のフレームを基本に、フロントフォークやホイール、駆動系など足し算方式で導入費用が増していきますが、今回のように完成車としての販売の電動アシスト自転車の場合、すべての装備品が最初から備わっているので、販売価格≒初期導入費用と考えても差し支えないところが私にとってかなり新鮮なことでした。

私の新しい愛車として加わることとなったのはこちら



ヤマハの「ブレイス」です。

電動アシスト自転車として広く一般に受け入れられているオバチャリタイプではなく、MTBにも通ずるフレームデザインと乗車姿勢など、私の感性にもすんなりと馴染む一台との出会いでした。
２０１７年モデルからバッテリー容量が大きくなり、スポーツサイクル的に向き合っても一日の行動範囲を十分にカバーできるものになったのも外せないポイントです。

１０月の中旬に発注し、納車されたのが１１月初頭で、今日で１０日程経ちましたが、これまでの海岸線に沿っての行動範囲から解放され、坂道のある山手方向へも無理なく行動範囲が広がったのが
これまでの２０年との驚くべき違いです。数百メートルの標高差を、トレーニングではなく日常の下に考えることなどありえないことだったのですからね。

ここ数日は毎晩のように１５キロ程市内を流してみたりしながら、乗車姿勢のセッティングや追加装備の取捨選択などをあれこれと試しています。





一般向け自転車としては決して安くはない価格ですが、まだ見ぬ荒野への足掛かりとして、荒野を目指すうさぎの記念すべき「頼もしい力」として加わることとなりました。

今後しばらく走り込んで、あれこれと落ち着いたら愛車紹介欄にも追加していこうと考えています。

さあ、風呂に入ってこよう！

10月の最終日、愛知県名古屋市の名古屋市博物館に行ってきました。

愛知県は静岡県のすぐ隣ですが、遠いようで近く、近いようで遠い不思議な間合いがあり普段からそれほど出向くエリアではありません。

そんな距離感にある名古屋市に行くことになったのは、みんカラ友達のＧＩＺさんから情報を頂いた「ピーターラビット原画展」を見に行こうと思ったからです。

愛知県まで開通した新東名高速道路を西に進み、上郷ＳＡで小休止して名古屋市内に向かいます。


原画展の場内は撮影禁止ですが、公式図録を購入するのでどうでも良いことです。でも会場入り口は禁止されていませんでした。


展示内容は、ピーターラビットの物語の展開に沿って考えられていて、あれこれと系統立てて分かりやすいものでした。会場には二時間ほど滞在し、公式グッズの売店で図録とピーターのぬいぐるみを購入しました。なので帰り道は一緒です。


夕方の高速道路を静岡に向けて戻ります。


名古屋の都会的なイメージとはかけ離れた深い山間の地も大断面のトンネルでグイグイと進みます。数年前から開通していた静岡県内の新東名と照明装置などの違いも興味深い道中です。


途中、サプライズでＧＩＺさんのもとを訪ね、今日のお礼をお伝えしました。
短時間でしたが、私はコーヒーをご馳走になり、ピーターはＧＩＺさんの家族の一員の「悪ネコ」殿と親交を深めることもできました。




今回の行程はそのほとんどが高速道路での移動になり、行き帰りとも時速90ｋｍで走行し、およそ500ｋｍ程になりました。

平均燃費は最終的に23.0ｋｍ/ｌでした。

まあそのようにして、いろんな出会いがあって実に充実した一日となりました。

楽しい一日をどうもありがとうございました。