熱海ヒストリカには珍しいクルマもたくさん集合しました
・Devin Alfa ・Simca 1200S
・NSU Prinz 1000 TTS ・Panhard Dyna Z
・Autobianchi Bianchina Cabriolet ・Maserati Khamsin
・Tornado Talisman ・Hillman Imp ・Rocket
11時ごろに往年のレーシングカーという雰囲気のクルマがやってきました
ご夫婦での参加でコスチュームもノスタルジックな雰囲気の装いでした
ステアリングにアルファのエンブレムがあり「これアルファかな」と思いました
このクルマは「デヴィン アルファ フランコーニ」という名前でした
アルファロメオ750系の1300cc直4を搭載したアメリカのカスタムマシンです
製作はカリフォルニアの「デヴィン・エンタープライゼズ」というFRPボディメーカ
1956年から2年間で12台だけ製作されたクルマだそうです
さまざまなイベントに参加されているデヴィン アルファ。素敵なクルマでした
スポーティな表情にイエローバルブのライトがよく似合うシムカ1200Sは1971年式
シムカは1934~1978年まで操業していたフランスの自動車メーカ
リアトランクを開ければ直4OHVの1204ccのエンジンが納まっています
ブルーメタリックボディにブラックのレザートップが洒落た雰囲気でした
お帰りの準備中、勝手に撮影して失礼しました。内装もとても綺麗だったので…
ベルトーネ時代のジウジアーロがデザインした美しいコンパクトクーペでした
グリルレスの表情が日野コンテッサに似ているNSUのプリンツ 1000 TTSは1967年式
NSUはドイツのメーカで4輪部門は一時FIATが売却されるなど紆余曲折のあったメーカ
持ち上げられたトランクの中には空冷4気筒OHC1000ccのエンジンが納まる
最上級スポーツモデルのTTSはリアトランクが少し開いているのが特徴的だ
珍しいクルマはまだ続きます。こちらは1958年式のパナール・ディナZ
パナールは1890年に自動車をフランスで初めて製作した世界最古のメーカだ
全長4.5mを超えるボディを走らせるエンジンは空冷水平対向2気筒850cc
全てアルミニウムという徹底的な軽量設計で車両重量は僅か650kgを達成している
ドアの厚みからも車両重量が僅か650kgだとは想像もできませんよね
可愛い雰囲気のアウトビアンキ ビアンキーナ カブリオレは1969年式
アウトビアンキは1955年から1992年までイタリアで操業されていたメーカ
チンクェチェントをベースに開発されたビアンキーナ。これでも4人乗りです
エンジンは直列2気筒4サイクル479ccを搭載し、出力は13馬力です
1973年から 1982年にかけて製造されたマセラティ・カムシン
フロントミッドシップされたエンジンはV8DOHC 4.9L 320HP
ガラス張りのリアエンドパネルが大きな特徴で後方視界も確保された
デザインはカウンタックなどを手掛けたベルトーネ時代のガンディーニ
熱海ヒストリカではお馴染みの1963年式のトルネード タリスマン
トルネードは1957年に創設されたイギリスのキットカーのメーカ
1961年に登場したタリスマンは鋼管フレーム/FRPボディで重量650kgと超軽量
1963年よりミニに対抗するように登場したヒルマン・インプ
エンジンはコヴェントリー・クライマックス製のアルミ直列4OHCの875cc
高回転型のエンジンをリアに搭載したインプはスポーティなフィーリングのようです
最後はVサインを出して出発するゴードン・マレーが設計したロケット
熱海ヒストリカではお馴染みのロケットは1992年にイギリスで製造されました
ヤマハ3GM型で1002ccの水冷直列4気筒エンジンは145馬力
このエンジンはFZR1000のエンジンでミッションも流用されている
車重は351kgというまさに公道を走行できるフォーミュラーカーである
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熱海ヒストリカ | クルマ
Posted at
2018/10/28 14:37:40