
前回に引き続き07ブリットのオプション群を見て行こうと思います。
お詳しい方には既に言い当てられてしまいましたが(笑)、オプション設定では17inchだったホイールが18inchに、そしてワイドドレッドスペーサーが装着された理由はサリーン製のフロント14inchブレーキシステム(556000円tax別)がオプション装着された為です。
新車オーダーされたファーストオーナーはよほど純正ホイールにこだわりがあったのでしょう。キャリパーとリムとの隙間は2mm程度でスポーク部はスペーサーを噛まさなければ完全にキャリパーと干渉していますので、このブレーキシステムと純正ホイール装着には並々ならぬ努力があったことが想像できます。
WTS製スペーサーは前輪に20mm、後輪は25mmがチョイスされ、ぎりぎりのツライチです。
ローター交換時にサリーン純正からエンドレス ポルシェ993用の低ダストタイプに替えたパッドは、はやり初期制動は甘くて踏めば踏んだなりには効いてくれます。
純正パッドの効きはめちゃくちゃセンシティブでしたが…あのダスト量はもう結構です(笑)
サリーンの異径4ポットキャリパーはSTOPTECH社のOEMで同社のST-40という名作キャリパーと同一形状で、ST-40キャリパーはポルシェ911type993等のパッドが合う設計になっているのです。
次は動力系ですが、Mac Cold Air Systemを含むSALEEN 3V 335HP システム(264000円tax別)がインストールされています。
結論から言うとストックのGTからのパワーアップは確実に体感できます。
内訳はまずSALEEN アンダードライブプーリーキット、これはエアコンコンプレッサーとオルタネーターのプーリー径を変更、軽量化して補機類からのロスを最小限に抑えるというもので、SFIスペック(アメリカのレース基準機構らしいです)のクランクプーリーと併せてドライブされます。
それらを統括するECUにはSALEEN Power Flashにてキャリブレーションがなされているとの事。
私自身、自然吸気のATドライブにこだわっていたのでカリカリのチューンではなく、あくまでもストックからの底上げといった感じで安心で信頼出来るファインチューニングだと思っています。
あ、もしかするとアイドリング時や低速走行時のエアコンの効きの悪さはプーリーが関係してるのでしょうか。。
次にヘッドライトにも手が加えられていて、SALEEN HID システム(189000円tax別)がオプション装着されています。
お金の話ばかりで下世話ですよねー(汗)(笑)
2007年当時はS197にはキチンとしたHIDヘッドライトキットが無かったらしく、サリーンがキットとしては最初だったそうです。
やはりストックの光量は私も暗いかなぁと感じていました。
2008年からはFordの純正オプションとしてHIDヘッドライトが設定されましたね。
失念してしまいましたが、最初の設定はUSブリットだったような…
違っていたらすみません(汗)
私は購入後だいぶ経って気づいたのですが、バーナー前方の台形のシールド?の裏側にちゃっかりサリーンロゴがエンボスで入っていました。
発見した時は一人でニヤニヤしてしまいました(笑)
リフレクターに映り込んでいるのが分かるでしょうか??
映り込んで表向きなので裏向きに彫っている芸の細かさ(笑)
でもめちゃくちゃ明るい!ってほどではないんですよねー、いたって普通の明るさです。
不安材料としてはバーナーやバラストがダメになった時、リプレイスメントパーツが供給されるのかという事です。
対策としては光軸を敢えて可能な限り下げて、一度点灯したら出来るだけ消さない(笑)セコいです。。
以上が新車オーダー時のサリーン純正オプションなのですが、この場を借りて本当にファーストオーナーの方のおかげで私などがその恩恵に預かれている事、感謝感激しています。
なんですが、、わたくし!!
更にやっちまいました!!!
ブログトップ画像にしたのですが、あとこれがついていたらサリーンオプションコンプリートやん!(SALEEN S/C 465HP システム 1200000円tax別は除く)と思っていたSALEEN Racecraftサスペンション(244000円tax別)を新品破格値で手に入れてしまいました!
正直興奮してます。
嬉しそうにデカール貼るの図です(笑)
ある自動車評論家にBMWとアルピナ、もしくはそれ以上の差と言わしめた足回りです。
先にも紹介した通り私の車にはアイバッハのサス&ダンパーが入っていますが、辛口な事を言うと改造足回り感がぬぐえないんですよね。
シャコタンの車っていうか。。
姿勢にしても前下がりケツ上がりが少しtoo muchというか。
かなり贅沢な事を言ってますが(汗)
ロワリングの姿勢も含め、一体どれほど洗練された乗り味になるのか、インストールするのがホントに楽しみです!
友達に手伝ってもらって楽しみながらやってみます。
実は乗れば乗るほどサリーンパーツが使われている部分に頼もしい気持ちがどんどん大きくなっています。
今、改めて考えるとほんの数年だけだったけどこの日本で奇跡のコラボレーションを見せてくれたんだなぁと思います。
あー、ブリットの皮を被ったサリーンと呼ばれたい!?(笑)
※参考の為に一部画像をネットよりお借りしました。
Posted at 2016/07/27 23:12:17 | |
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