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2016年07月19日 イイね!

07 Bullitt 標準装備

07 Bullitt 標準装備さて、前回のカタログからの流れで07 Bullittの特徴的な仕様を私の車を通して見ていこうと思います。

なんといっても先ずはそのボディカラー。
68年の純正採用色ハイランドグリーンと謳われている訳なんですが、これは恐らく(私の憶測ですが)2001年度版Bullittの調色ではないかなぁと思います。謎ですが。。



2008年USブリット発売以前ですし、68年のカラーチャートよりもコスト面等で調達しやすかったのではないかと。なんとなくそれを裏付けるようにリア左側に2001年度版Bullitt流用のエンブレムが。
私は購入後いろいろ考えた末に、やはりブリットにバッヂは不要と思い思い切って外しました。



もちろん2007年当時にダークハイランドグリーンメタリックでのファクトリーペイント車両は無かった訳ですから輸入後、日本国内でベースカラーよりの上塗りです。
他のBullittは分かりませんが私の個体はアロイグレーが元の車体色で、ドア内側、トランク内等はきちんとペイントされていますが、唯一エンジンルームのみアロイグレーがむき出しです。ストラットハウジングに注目(笑)



さすがにエンジンは降ろさなかったようですね(笑)
蛇足ですが、後期制作の個体はペイントクォリティが低下してしまい、塗装ムラが発生していたと聞きました。。

レギュラーのGTでは標準のリアスポイラーはデリート。
これはフォードに発注時、スポイラーレスでオーダーできたのでしょうか?それともV6モデルのトランク?
ハッチ裏側に穴埋め跡もありませんし興味ある部分です。



更にクラシックマスタングらしさを演出する為にサイドスクープ&クォーターウインドウルーバーを標準装備。



サイドスクープは皆さんお馴染みの3D Carbon社製ですが、ウインドウルーバーの方は製造元が分かりませんでした。調べて見たのですがかなり少量しか出回ってないものでした。



9スロットで67、68辺りのイイ雰囲気が出ていますが、ガラスではなくボディに両面テープ接着ということと、材質的に薄かったのか経年で歪んでしまい、外してしまうか他社製に替えるオーナーがほとんどだったようです。
2年程前にこのルーバーが付いた個体を見たのですが、ご多分に洩れず歪みが出てボディとの隙間が酷かったですね。
私は購入時に既にルーバーレスだったのでサイドスクープと同じ3D Carbon社製5スロットのものをオーダーしました。

最後に、このパーツはBullittだけでなくサリーンジャパンディーラー物には大サービスのように標準で付いていたSaleen製アルミニウムペダル。



実は見た目がハイテックな感じで乗るまでは苦手かなぁ?なんて思っていましたがこのペダルカバー、バツグンに操作感いいんです。
アクセルにしてもブレーキにしても感触がダイレクトに伝わってきます。
さすがはレースからフィードバックされた技術という所でしょうか。
因みにフロアカーペットは右足踵部に補強の入ったフォードジャパンディーラー純正部品で快適です(笑)

以上が基本的な07 Bullittの標準仕様です。

次回は様々なオプショナルパーツについてご紹介出来ればと思います。
ディープな所に足を踏み入れて行きますので、よろしければまた覗いてみてください。
Posted at 2016/07/19 23:22:06 | コメント(1) | トラックバック(0)
2016年07月13日 イイね!

2007 カタログ Bullitt V8&V6

2007 カタログ Bullitt V8&V6今回でカタログシリーズ最終回となりますが、私自身の車の紹介も交えながら進められればと思っています。



言わずと知れた伝説のスター、スティーブ・マックィーン主演の映画‘’ブリット"でマックィーンに負けずとも劣らない存在感を見せつけた1968年型マスタング GT 390をS197型をベースに可能な限り再現したコンプリートカーです。



とはいえ排気量は6400ccに対し4600ccですし、ATも選べます。(私の車両もATです)
この企画はあくまでS197で再現というところに意義があると思います。イメージカーなんですよね。
現に68年型によるクローンも数多く作られているので、本物が欲しい人はヴィンテージ車両でのコアなブリット仕様があります。



過去にフォードがオフィシャルで発表したブリット復刻モデルはただ一度、2001年ニューエッジデザインSN95型でした。



アメリカでも大いに話題となりましたが、2005年に60年代の意匠を現代解釈で大胆に取り入れたS197型にモデルチェンジされた時、より多くの人がブリットモデルを投影したのではないでしょうか?
私もその一人で、GTをベースに徹底的に装飾をデリートし、あの深緑にペイントすれば…
と、よく妄想してました(笑)



2006年~2007年にかけてだったか、某有名アメ車&アメリカンライフ&ラギット系(笑)雑誌で見つけたそれは私の妄想をものの見事に具現化していました。
そこから私の執念の旅が始まってしまう訳ですが、、とりあえず私情は置いときましょう(笑)

なんとこの日本の並行車ディーラーが世界に先駆けてコンプリートのS197ブリットマスタングを作ってしまったのです。以後BFブリットと呼びます。

そしてそれから一年後、晴れてフォードより正式なマスタングブリットが発表されます。所謂USブリットですね。
んー、興味深いのですが当時のフォードはBFブリットの存在を知っていたのでしょうか?
もしかしたら、あんなの先に出されちゃったらフォードの立場が無い。早急にオフィシャルのブリット仕様を開発せよ!なんて話だったかも…なんて想像してしまいます。



とにかく本家から正式なブリット仕様が発売となった訳ですから、日本の並行車ディーラーはもうコンプリート制作の必要がなくなったのでしょうか、USブリットを8台限定で輸入販売したそうです。
(まぁ明言を避けてるのはいろいろな大人の事情があったらしく、日本の正規サリーンディーラーでもありましたのでご存知の方もおられるでしょう)

結局BFブリットは2007~2008年初頭までにV6を含め、10台前後が制作されたにとどまりその幕を閉じました。(私の知る限り、V8MT,V6MT共に一台ずつ、あとは全てV8ATだと思います)

そんな数奇な運命を辿ったBFブリットなんですが、USブリットのファクトリー製ならではの完成度とは異なる、カスタムカー然とした強引ではあるけど徹底的にこだわった作り込みが魅力と言えます。

実は海外のサイトでなぜか見つけた恐らく当時の日本の雑誌でのレビューが紹介されていました。

まぁ、表現的にところどころ怪しいところもありますが(笑)興味のある方には読み応えありかも知れません。
今回は最後にそのレビューを載せてみますので是非読んでみて下さい。


『映画史に名を残すカーアクションの傑作として、「ブリット」の名をあげる人は多い。
スティーブ・マックイーンがタフでクールな刑事を演じた名作だが、
15分間にわたって繰り広げられたカーチェイスは今だに語り継がれるシーンだ。
サンフランシスコの急勾配の坂道を、
フォード・マスタングとダッジ・チャージャーが
時速100マイル以上の猛スピードで駆け抜けるのだ。
CGを見慣れた現代だからこそ、映画「ブリット」は喝采を集め続ける。

05年にモデルチェンジした現行マスタングが、そのデザイン・アイディアを60年代のモデルに求めているのは有名な話である。さらにピンポイントにモデルイヤーを記するならば68年式ということになるだろう。つまり、現行モデルをベースとしてBULITT MUSTANGを再現する行為は、実に由緒正しいアプローチといえるだろう。
 当然のことながら、ボディ各部のモディファイは、スクリーンに登場した68年式に準じており、そのコダワリは並大抵ではない。
 例えばフロントグリル。純正をくりぬき、67年式のグリルを加工して取り付けてあるのだが、その手法は劇中車とまったく同様なのである。その制作は非常に手間がかかり、フラットブラックにペイントして仕上げるまで、なんと11時間を費やした大作なのだという。
 ホイールもまたしかり。劇中車は、アメリカンレーシングのトルクトラストへ履き替えられているのに対して、この07年式をベースに製作されたブリットのホイールには、非常にん凝ったワンオフカスタムが施されている。まずは、ファクトリーメイドのホイールをヒートガンで炙りながらペイント。この作業で表面にざらつきを持たせた上に、つや消しのクリアでコーティングするという、気の遠くなるような行程を経ているのである。
 いやはや。すべてのカスタムポイントの説明を聞いているだけで、原稿が一本書けてしまうほどである。驚くべきは、40年も以前に公開された映画を、よくぞそこまで調べ上げたというくらい研究している点だ。
 映画「ブリット」がいかにカーアクションの原点と言われる名画とはいえ、その資料は決して多くない。撮影時に用意されたマスタングは(諸説あるが)、なんと11台もあったとか。つまり場面ごとによって、微妙な違いがあったのである。なかにはグレードの低いモデルも混ざっていたが、それがバレないようにと、「フランク・ブリット刑事のマスタングはバッチが取れている」という設定になっているとか。そういったバックグウランドも含めて、ディティールをつぶさに調べあげることが、実際の作業に入る以前のファーストステップとして存在したのである。それがいかに時間がかかるということは、簡単に想像できる。
 原典を徹底的に研究し、妥協することなく再現する。しかも、これ見よがしに見せつけるのではなく、分かる人には分かる、というさり気なさを持って。07年式マスタング ブリット・カスタムは、そんな余裕が感じられる仕上がりである。劇中でマックイーンが演ずるブリット刑事は、口数の少ない一匹狼。そんなハードボイルドな男が、周囲にみせつけんばかりのカスタムを好むはずもない。映画のスピリットを深く理解しているからこそ生まれた07年式マスタング ブリット・カスタム。もしマックイーンが現在も存命で、このクルマのハンドルを握ったらなんというだろう・・・そんな瞬間を想像しながら走らせるのもまた、一興ではないだろうか。

リアクォーターには、ウィンドウルーバーが備わる。当時のファストバックに定番のディティールである。オリジナルの雰囲気をそのまま現代にフィードバックさせており、高い成形技術で形作られたパーツである。

ボディサイドには、クォータースクープが取り付けられた。リアブレーキの冷却効果を狙って・・・・ではなく、完全なダミーである。だがしかし、当時のマスタングもダミーだったから、これが正解なのである!?

結晶塗装が施されたホイールは純正がベース。劇中車に履かされていたアメリカンレーシングはメーカーのロゴが剥がされていたが、それも忠実に再現されている。センターキャップは旋盤で削りだした一品もの。

フォードレーシング製アクスルバック・エキゾーストを装着。数ある市販品の中でも、昔ながらの排気音を再現するには一番だとか。フォードらしい乾いたV8サウンドを耳にしながらのドライブは、まさに映画のワンシーンのよう!

映画『ブリット』でマックイーンの相棒となった68年式マスタングのディティールを、現行マスタングで再現したのがこのモデル。総制作時間11時間のグリルまわりをはじめ、グリルのバッジが取り外された跡やグリルの奥に見えるホーンなどは、分かる人には分かるい拘りのディティールといえる。』


次回も不定期にはなると思いますが、私の車両の写真も掲載しながらBFブリットのディテールを詳しく紹介していこうと思っています。







Posted at 2016/07/13 22:54:03 | コメント(3) | トラックバック(0)
2016年07月02日 イイね!

2007 カタログ V6 Pony Package

2007 カタログ V6 Pony Package今回はV6モデルにスポットを当てます。
コンプリートカーではなくフォードのメーカーオプションパッケージです。


S197前期モデルはやはり初代の65、66年辺りのイメージが一番しっくり来るシンプルなデザインが信条でしょう。
そんな初代でもオプションで設定されていたポニーパッケージなのですが、これまた見事に再現されています。
なんといってもハニカムグリルを豪華にメッキモールディングし、小型のフォグランプを埋め込んだフロントフェイス。実に理にかなったカスタマイズ(笑)と言えるのでは?



また専用の小振りなリアスポイラーはV8モデルよりも控えめで全体の雰囲気にマッチしていますね。



ホイールはフォードファクトリー製17inchトルクトラストタイプでクラシカルに。
左の画像は16inchでシェルビータイプ。結構カッコいいんですよね!



オプションにてフォードレーシング左右出しエキゾーストやアイバッハPro Kitなどで武装することも出来たようです。

そしてこのカタログの翌年、2008年の正規ディーラーのラインナップでV6はこのポニーパッケージが標準化されたようです。
余談ですが、2007年正規ディーラーの限定車、V6スタイルクールもさっぱりとした魅力があって好きでした。



Posted at 2016/07/02 23:34:45 | コメント(1) | トラックバック(0)
2016年06月24日 イイね!

愛しのGTA

愛しのGTAカタログシリーズの途中ですが…
私にとっての緊急事態発生です!

以前ブログにて紹介した現在装着されているフォードレーシング製M-5230-GTAアクスルバックエキゾーストの新古品を見つけ昨日発注、先ほど到着しました(笑)

同じマフラー買うなんて興味の無い方からすれば完全にアホですよね(汗)
でも、もう売っても作っても無いのです。
今のマフラーもハンガー溶接割れ、パイプ圧入部からの排気漏れ兆候、錆などでいつまで持つか分かりません。

エンド部は磨き掛けてあげないといけませんが状態は抜群、これで30年は安心かも?(笑)

そのくらい私GTAサウンドに恋い焦がれてます。



品名も表示されて無かったこの画像一枚だけでGTAエキゾーストと見破るくらい愛しいですから(笑)
Posted at 2016/06/24 18:40:20 | コメント(1) | トラックバック(0)
2016年06月18日 イイね!

2007 カタログ Mustang V8GT Premium Special Edition

2007 カタログ Mustang V8GT Premium Special Edition今回はバリバリのコンプリートカーという訳ではありませんが、当時のこのディーラーならではのGTプレミアム+特別装備で着飾ったS197スペシャルエディションです。

エクステリアで唯一目を惹くボンネットスクープがスポーティーな印象。
そしてフードを開ければポニーエンブレム入りのエンジンカバー。このパーツは単体でも人気がありますね。
ホイールはフォードファクトリー製17inchのトルクトラストタイプで18inchのメッキタイプのものより幾分クラシカルに。
個人的にはスタンダードの切りっぱなしの出口が好きなんですがマフラーチップが奢られています。

インテリアではフォードジャパンでは2008年モデルより標準装備されたシートヒーターをいち早く採用。
私自身は一度も見たことがありませんが、ダッシュボード、センターコンソール、ドアアームレストがステッチ入りのものです。
S197前期モデルにお乗りの方はご存知のように造形は良いと思うのですがバリバリのプラスチック素材でこの辺りが作られていますので、このステッチ入りの内装がどんな感じなのかは興味深いです。

内装は勿論、ボディカラーも正規物に対してかなり選択肢があるのもポイントのひとつでしょう。

更に言えばH社のAの物を巧く流用(笑)したウィンカー付き可倒式ドアミラー(2008年からは電動可倒!)や1ヶ所にまとめられたLEDリアコンビネーションランプはこのディーラーのS197に対する意気込みを感じるところではありましたが…





まぁ大人の事情はさておき、今となってはなかなか見ることの無いプレミアムプラスと言える一台ではないでしょうか。

Posted at 2016/06/18 23:30:51 | コメント(1) | トラックバック(0)

プロフィール

「@ロボ部長 記事を拝見してビックリでコメント致しました!なんとも嬉しいニアミスです☺️ビックマックは勿論、一生お目にかかれないようなハッピーセットだらけで目眩の中、帰りの新幹線です😅」
何シテル?   10/10 16:07
ずっとホープ吸ってるからホープです。
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