
今回の聴講はこれまでにも増してとても楽しみにしていました!
というのも VW社の排ガス不正 MMC社の燃費不正
が明るみになるなか
MAZDA車のみが
・環境性能を実直に達成している
・それだけでなく 燃費もシッカリ改善できている
・さらに加えて 走りによるエンジン性能が如何んなく発揮されている
・止ドメは GVC搭載で乗り心地もこれまでになく快適になっている
からであります そして その秘密を 今日
マツダのエンジン性能開発部の志茂大輔さんに分り易く解説いただきました
1. 環境性能達成の秘密
ディーゼルエンジンで生成・排出される主な有害物質は
窒素酸化物(NOx)と炭化水素等未燃粒子状物質(HC、PM)ですね
・NOxは元々無害な窒素と酸素が、高温燃焼することで意図せず生成されて
しまいます(サーマルNOxと言われています)
⇒ディーゼルエンジンはガソリンエンジンとは違い点火プラグ用いず、高圧縮
することで自然発火させています。そのため、燃焼時は高温になりNOxを
生成させてしまっていました
・HC PMは基本未燃物ガス状のものはHCです、固体状の煤がPMですね
⇒燃焼室内混合が不十分な場合生成・排出されてしまっていました
志茂さんの説明では これまで16.3だった圧縮比を14に下げた(低温燃焼)こと
と混合改善で解決させたとのことです(私はそう理解しました) 以下詳細は
・シリンダー上部をエッグシェイプ(卵型)燃焼室とし噴射時の燃料の運動エネルギー
利用で混合し易くし。混合時間も長くしたとのこと(特許技術①)
・燃料噴射ノズルからの燃料噴射において多段連続式を開発・・4発at1/500sec(特許技術②)
2. 燃費性能改善の秘密
圧縮比16.3⇒14実現に伴い エンジンに必要耐圧が減少 適正強度をお直し
軽量化の実現、機械損失の低減など地道な見直・改善で実現させたとのことです
(ただ 環境性能はエンジン本体で達成しているので 後付け環境改善脱硝装置を設置
する必要もない もちろん 装置がないので不正プログラムもない・・・と私は思いました)
3. 走りへの拘りの秘密
ディーゼル元々強かった2000RPM領域に加え、これまで弱いとされていた
5000RPM領域での出力向上を改善させたとのことです
(ターボチャージャーとインタークーラによるものと理解してます)
感想・まとめ
今回はこれまでから知りたかったことが分かりとてもハッピーです
志茂さんの「走り」 「燃費」 「環境」 への拘りの説明・・・・納得です
今回に限り 異例に講演中の撮影・録音禁止との縛りありました
誤理解 メモ誤記等で 本レポート内容に間違いあるかもしれません
その時は ♬笑って許してくださいネ♬
アクセラ ディーゼル1.5L 試乗・体感したい気持ちなりました
せめてエンジンサウンドのだけでも聴きたいヨ~
残念です! マツダブランド大阪は試乗できまへんか・・・?
7月16日の海津大輔さんのGVC時の試乗希望 落選で未だ乗れてまへん!
*緊急追記・・・聴講中の動画がマツダブランドスペース大阪のHPにアップされているのを確認しました

Posted at 2016/09/18 01:17:07 | |
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