
10月21日は台風21号が接近する中、マツダブランドスペース大阪では予定通りイベントが開催されました。今回は、マツダ本社パワートレイン開発本部の松本正義さんによる『進化したSKYACTIV-D 2.2に込めたエンジン開発者の想い』を聴講しました。
CX-5のオーナーとしては「進化したSKYACTIV-D 2.2」エンジンを・・・なぜCX-8だけなの? なぜCX-5に搭載しないのかな?との思いを胸に秘め 複雑な心境で聴き深めていきました・・・・・・・・・・!
そこで、自分自身の視点で理解・納得できた事柄だけを好き勝手にまとめ・書き綴りました・・!
🚗 進化したSKYACTIV-D 2.2搭載したCX-8の走行性能は・・?編
○ CX-8 の走行性能は CX-5 と比べ 同等レベルになっているも勝ってはいない!らしい?

※CX-8の車重量は190kg CX-5より重くなっている。更に乗車定員も多くなっているので更に重くなる。そのため 同じエンジンで駆動させた場合 当然走行性能は低下してしまう。 そこで走行性能をCX-5レベルまでUPさせるべく エンジン(進化したSKYACTIV-D 2.2で)をパワーアップさせる必要があったのだ!と理解しました?
○ CX-8 の燃費性能は CX-5 と比べ 同等レベルに迫り 少しも劣っていない!らしい?

※JC08では18km/L(CX-5)に対し 17.6km/L(CX-8)で0.4km/L悪くなっているが、実燃費は良くなっている!とのことらしい? 実燃費に近いWLTPで15.8km/L(CX-8)とのことです。(CX-5のWLTPデータは取得できていないとのこと) 現時点での自身のCX-5の平均燃費は15.46Km/Lなので0.34km/L良くなると期待できるかも?
○ CX-8 の静粛性能は CX-5 と比べ 同等レベルを超え 大きく勝っている!らしい?

※音圧レベルで2dB(CX-5)に対し1dB(CX-8)で約半減、変動レベルでも4dB(CX-5)に対し2dB(CX-8)で約半減している!(注⇒dB表記を実際に聞こえる大きさでは3dBで2倍なのでこの場合実際聞こえる大きさでは半分以下になると推定できます)CX-5も十分静かだと思っているんですが!実音を聴け(体感)なかったのが残念です。
🚗 進化したSKYACTIV-D 2.2エンジンの進化箇所はどこなのかな?編
○ 熱損失を抑制するためのピストン上部を段形状にした!

※ 爆発気流を制御し、シリンダ壁面からの熱放出を抑制させていると理解しました。
○ 可変ジオメトリーターボチャージャーによる低速回転域~高速回転域で最適過給方式

※ 吸気口に可変翼を設けて高過給効率を実現させていると理解しました。
○ 燃料の微細噴射を実現!デンソーとの共同開発による燃料噴射装置

※ 高圧(200MPa以上?)にした軽油燃料を微細粒子化しシリンダ内に噴射させることで高燃焼効率を実現させていると理解しました・
○ 急速多段燃焼方式

※ 進化したピストン形状と吸気口可変翼付き過給機と微細燃料噴射ノズル(ハードの進化)をタイミング良く ゆるやかに 燃料と空気をよく混ぜてもやす(ソフトの進化)ことで 高出力と低燃費と静粛性と環境性能を実現させることに成功させたのであると理解しました。
最後までご清聴ありがとうございました!
Posted at 2017/10/24 00:31:35 | |
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