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2017年11月29日

大屋山北稜

大屋山北稜 マイナーでは有るものの~
ちょっと気になる岩山の多い西上州南牧村の山々!(^^)!
その南牧村の山々のほぼ中心に位置する
大屋山・・・ですが~
山容が・・地味(+_+)

中腹まで車道が伸びていて、変哲の無さそうな登山道により短時間で頂上が踏める・・
ハイキングガイドブックにも紹介されていて軽いハイキング向けの山ですが、当然、訪れる登山者も稀と思われます。

が!
昭文社の古いハイキング地図に~
北側に伸びる尾根に「危険な岩稜」という記載が有ります。

ちょっと気になります~!(^^)!

山と渓谷社のハイキングガイドブックには、道も含めて何の記載も有りません。


地形図には、西の村から「危険な岩稜」と書かれた尾根を通って山頂の先まで道の記載が有りました。
逆に、ハイキング地図や登山ガイドに記載されている道は、地形図に記載されていません。


移動性高気圧真っ只中で、天気も良いし~
現地調査に行く事にしました!(^^)!
一人なので軽い半日ハイキングに丁度いいかな・・
元々、道が存在していた尾根なので、それ程危険なはずは無いでしょう!(^^)!

北側からの写真を探し出すと、樹林のヤセ尾根にしか見えない・・(+_+)
逆に、つまらないかもという不安も・・( ゚Д゚)


大屋山登山口までの道は舗装された良い道でしたが、落石が少々散らばっていました。
最奥の人家は空家の様です。
養蚕農家であった様な造りの家でした。

登山口には立派な標識もあります。
不人気で人気の無い山かと思ったら、他にも登山者がやってきました。


ハイキング道を下山予定なので、登山口にアテンザを駐車し9時に出発。
大屋山北稜に行くには、登山口から登るのではなく、少し舗装路を戻り、北側の沢から登り出します。
道らしきものは有りません。
地形図には沢の入口付近は畑のマークでしたが、実際は暗い植林帯で段々畑の痕跡と思われる石垣が多数あり、赤さびたドラム缶などが放置されていました。


植林帯の沢筋は穏やかで歩行に困難は有りませんし、時々薄い踏み跡も有ったり、赤テープの目印が有ったりしました。


9時50分には尾根に到着しました。
登山口から50分もかからず、軽いハイキング~!(^^)!
尾根には薄い踏み跡がありましたが、反対側の谷には道の痕跡や踏み跡見出せません。

尾根を進むと・・
ヤセ尾根になってきました~!(^^)!


そして・・
そこそこの藪岩壁が~( ゚Д゚)
結構傾斜が有る10m位の壁です。
岩に岩松がへばりついていて、フカフカなのですが、丁度よい場所に藪が生えていてホールドになります。
スッキリした岩登りには程遠い藪岩登りです。
左右は30m以上切れ落ちていて、巻く方が怖そうです。


藪岩壁を登りきると、懸垂下降した時に使用したカサカサの古びたシュリンゲが残置されていました。


登りっぱなしの岩稜とおもっていたら、少し下ります。
たった3m程ではありますが、幅20cm位の・・極端なナイフリッジです~( ゚Д゚)
ここも、左右は30m位は切れ落ちています。


ナイフリッジを降り切ると、ヤセ尾根の先に再び藪岩壁というか、藪岩峰が立ち塞がります。
やはり結構傾斜が有り、先程とほぼ同じような感じです。
左右を巻くのが大変そうなのも同じです。


藪岩峰を登りきると、今度は幅40cm位のナイフリッジが続きます。
やはり左右は30m以上切れ落ちています。


登り切ってピークから振り返ると、こんな感じ~( ゚Д゚)


下りも同様のナイフリッジです~!(^^)!
下りきって振り返ると、こんな感じ~


山頂は直ぐそこにに見えます。
最後の藪岩峰です。

10mも無いと思いますが、最初の出だし一番傾斜が強い上に、しっかりした藪が無く、岩松がびっしりでフカフカのホールド&スタンスしか無い~( ゚Д゚)
ここだけは、左右に巻いた形跡がハッキリとありましたが、折角なので登っちゃいました。
決して快適なクライミングなんてものではなく、いわゆる不安定で「悪い」という感じです(*_*;

この藪壁を登りきり振り返ると、二つ目のピークが見下ろせました。


山頂まであと一息です。


稜線到着10時25分。
登山口出発から一時間半もかからず終了~!(^^)!

先ずは、稜線を北西に進み、展望の良い岩峰に行きました。
稜線はしっかりした踏み跡と目印、要所にはフッィクスがあります。

南牧のドロミテ、立岩が間近に見えます。


左には、大岩碧岩タカノス岩が並んで見えます!(^^)!


右に目を移せば、北立岩、そして世界の宇宙人さんと昨年登った毛無岩!(^^)!



東には、双耳峰の鹿岳四ッ又山!(^^)!


そして、登ってきた大屋山北稜も何とか見えました。


稜線を戻って大屋山山頂は、藪で余り眺めがよくありません。
到着10時45分。


蓼沼の少し手前まで良い道でしたが、直前で不明瞭に・・
そして蓼沼は水は殆ど無く、泥沼でした。
東屋が有りました。


蓼沼からの下降は道が不明瞭で、明るい谷を少し降りましたが、地形図と相違を感じ良く確かめると間違って一つ南側の谷・・・( ゚Д゚)
正しいのは植林で暗い谷の方でした。
少し下ると道標が有り、そこからはしっかりした登山道となって、登山口に導かれました。


最奥の民家は、やはり空家の様です。


駐車場到着11時半。
ちょっとスリリングな、二時間半の軽い半日ハイキングでした~!(^^)!




2021年追記
星尾方面から大屋山北稜が良く見えました~(*^^)v


ブログ一覧 | 山 & スキー | 日記
Posted at 2017/12/01 22:31:21

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