
今日は、
南牧村のまった~ほるん
碧岩に北稜から登ります。
北稜から北に伸びる尾根を
末端から
チョキというへんてこりんな名前の
岩峰を越えて取り付く欲張りプラン(*^^)v
相方はkiraさんです。
計画ルートは↓こんな感じ~😊
昨日と同じジャン(*_*)
イメージは↓こんな感じ~😊
この写真も、昨日と同じジャン(*_*)
居合沢の登山口駐車場から水道施設へ上がる舗装路を辿り、尾根末端に取り付きます。
最初の植林帯の登りは、植林管理作業で出来たと思われる踏み跡が交錯しているので、登りやすいです。
程なく、
露岩帯が出て来ます。

バンドを旨く辿り、なるべく巻いて
時短を図ります。

結構な
急傾斜です。

チョキ直下は地形図だと岩マークでしたが、
藪岩壁でした。
時短の為、ノーザイルでどんどん登って行きます。

チョキの一角に乗ると、居合沢を挟んで
鷹巣岩が立派に見えます。
遠く
双子岩も顕著な双耳峰!(^^)!

これから辿るチョキは岩峰というより樹木の生えた
岩稜で、西側は50m以上
被り気味の岩壁・・(*_*)
基部には
洞窟状のオーバーハングが有ります。
チョキの岩稜の奥には、これから登る
碧岩が聳えています。
鷹巣岩のアップです。

東稜が登れないか・・??
チョキの岩稜はナイフリッジ状ですが、樹木が有り容易です。
チョキの岩稜は
眺めが良いです。
立岩方面は良く日が当たり暖かそうですが、こちらは日陰で寒いです。
立岩のアップです。
チョキの最高点で・・
チョキ(*^^)v
実は、下山して概念図を書くまでチョッキだと思っていた・・(*_*)
チョキの岩稜、どん詰まりは20m位の岩場でガリー状になっています。
登なら行けそうですが、下るのは(*_*)
東側に一段降りて懸垂下降です。

ここで
大きなミスが発覚です。
下降器忘れてきた~(*_*)
カラビナ組み合わせて緊急対応です(*_*)

懸垂下降15mで、30mザイル一本で丁度良くバンドに降り立ちましたが・・
ここで、
ミスを重ねてしまいました。
カラビナ組み合わせ下降器もどきは、外すとバラけれるのよね~
30年ぶりにやったのですっかり忘れていて、見事に
カラビナ二枚が
谷底に転がっていっちゃった(*_*)
チョキの
北側末端です。
ここから少し穏やかな登りです。
東側の斜面に赤テープが巻いてあるのが確認できました。
ここまで稜線通しは目印のたぐい無しです。
東側の谷を挟んで
オモツの岩稜に日が当たってきました。
これまたへんてこりんな名前ですね( ゚Д゚)

平凡な登りをこなすと、再び
藪岩壁が現れます。
結構な傾斜です。

時短の為、
ノーザイルでドンドン行きます!(^^)!

越えてきた
チョキの
岩峰が見下ろす様に低くなってきました。
チッ!
今頃、日が当たって暖かそう(*_*)
こちらは日当たり無しの寒い登り(*_*)
相変わらず傾斜も強いです(@_@。
藪岩壁を越え越え、
北稜の肩という感じの所まで上り詰めると~
右に強烈な
北西壁が見えます。スカイラインが西稜です。

全体的に垂壁に近く、被っている部分が大半なのではないかと思える壁です。
基部には
洞窟状の大きなハング帯と中間部にも
ハング帯を持つ200m位の
大岩壁です。
5日間位かけてルートが開拓されたと聞いていますが、尋常では無いですね~(@_@。
左側には
北東壁
スカイラインが東稜です。

こちらの壁も明らかに垂壁で試登されている様ですが、完登はされていない未登の壁ではないかと思います。
東稜は登った人居るのかな・・???
さて、北西壁と北東壁を分けるのが
これから登る北稜です!(^^)!
北稜の肩から少し下って少し登り返すと、核心部1P目の取り付き点。

ここで
クライミングシューズに履き替えたのですが、これ失敗だったかも(@_@。
冷たい風が吹き出してつま先が冷たく、段々
感覚が無くなって行く~
二人とも、本チャン目的で今時としては緩めの靴ですが、それでも渓流靴よりはピッタリきつ目なので、血流が悪くなっちゃう(@_@。
1P目は一見すると、思ったより短くクラックにホールド豊富そうだし、灌木に支点も取れそうで
容易に見えましたが・・
結構傾斜が強く、脆い岩のホールドに頼る事になり
おっかないです。
トップで落ちれば北西壁側の垂壁に行っちゃうのもプレッシャー

灌木の所から右に回り込んだ後も傾斜は強いままで、
抜ける モゲる 折れる灌木を掴んで怖い登攀でした。
藪リッジを少し登って2P取付まで25m位です。
2P目は~

傾斜が弱く簡単そう。
残置ハーケンとシュリンゲも見えるし~
しかし・・・

最初の
カンテは残置ハーケンに手が届くまで確かに傾斜が弱く簡単でしたが、そこから一歩上がり3m程左の灌木帯までの
トラバースが~(@_@。

結構傾斜が強く、小さいホールドがまた
脆くてポロポロ取れちゃって・・(@_@。
やっとたどり着いた灌木帯も
剥がれ落ちそうな
フカフカの苔みたいのに乗らねばならず・・

あ~セカンドで良かった😊
3P目は藪岩なのでザイルを解きましたが、傾斜は強いままです。
でも、渓流靴に履き替えたので、足の感覚が戻って帰って快適😊
終了点は、
碧岩山頂の山名板のすぐ脇でした。
日が当たって
ポカポカ~😊
お昼を食べて
碧岩を後にしました。
南稜の
登山道も、
フィックスロープが有るとはいえ結構な壁です。
時間が早かったので、
大岩にも登り
碧岩を眺めて復習しました😊
居合沢鉄梯子の下あたりから、
チョキの壁が見えるポイントが有りました。
下からだと、あの悪絶な岩壁を想像できません(@_@。
今頃、日が当たってやがる😡
いつもの
概念図です。
皆さ~ん
参考にして登ってくださいね~(*'▽')
核心部は、手抜きで写真です。
2020年追記
後日、最後に残った碧岩東稜を登攀し、
碧岩、大岩、鷹巣岩の岩峰帯を
東西南北の岩稜から登る事が出来ました~\(^o^)/
碧岩
2017年5月
碧岩の西稜
2019年11月
碧岩北稜 チョキ末端尾根より
2020年11月
碧岩東稜
南陵は登山道です。
大岩
2019年11月
大岩北壁 オモツ/雨乞岩より
2019年 12月
大岩北東尾根
2020年5月
大岩東尾根から大岩南東稜基部偵察
2020年10月
大岩東南稜右稜 - 大岩南壁下降
西稜は登山道です。
鷹巣岩(タカノス岩)
2017年11月
鷹巣岩北稜
2019年11月
熊穴から鷹巣岩西稜
2019年12月
鷹巣岩東稜
南稜は穏やかな下山路です
関連情報↓ヤマレコにタイムをはじめ詳細なレポートが有ります。
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山 & スキー | 日記
Posted at
2019/11/23 11:20:22