幼稚園の仲良しメンバーグループ「梅男」での集まりに、「綿菓子やれたら楽しいかな?」で、
綿菓子を作る機械を作る事になりました。
自分自身が小学生の頃に、父親に綿菓子を作る機械を作ってもらったのが物凄く楽しくて
強く記憶に残っています。
40年前の、父親製作機の構成を説明すると
動力→100Vモーター
熱源→トーチバーナー
窯→みかん缶
でした。
みかん缶をモーター軸に溶接して、トーチバーナーで炙りながらの作業でしたが、
2回は遊んだ記憶があるのですが、その後遊んだ記憶がありません。
危ないので、母親が禁止令を出したのかもしれません(笑)
【今回製作機の仕様書】
・風のある公園(屋外)で使える事。
・幼稚園児が、割りばしで回収出来る事。
・幼稚園児20人が暴れ出しても、軽い火傷で済む事。
・全員が楽しむ前に、故障等の理由で設備が使用出来ない事にならない事。
ネット情報を参考に、コーヒーのボトル缶をつり下げて回す方法に決めました。
動力を、100均の「ミルクフローサー」を使う人が多いみたいですが、
軸が長いのでブレが心配なのと、窯との接続がしにくそうなので、ミニ4駆のノーマルモーターを選定しました。
電源ですが、1.5Vの人と3Vの人が居ますが、回してみてから決めよう!
M8×P1.25ボルトに、φ1.99-0+0.01の穴をあけ、モーター軸の周り止めネジを加工する。
ボトル缶の蓋に穴をあけ、M8ボルトを取り付ける。
上手く回転したので、ザラメ入れましたが、中で片寄ってしまい重心がズレて缶がブレてしまい回転が上がりません・・・
缶を短く切り、リベットで繋ぎました。
ブレていると、1.5Vでも3Vでも回転は同じ。
とある回転以上は、回れないようだ!
釜に綿が出る穴を空けて、レンジガードで周りを囲い
中ザラ(黄褐色)を入れた後、EPIgasコンロで熱しながら窯を回してみる。
綿菓子の良いニオイがする。
ほんの少しだけ、綿が出来る。
EPIgasコンロが砂糖だらけになるので、
ロウソクでテストしたら、火力が安定しない・・・
料理屋さんで、すき焼きに使う固形燃料で試したら、火力が強すぎる。
消せないので、実験のたびに1個使うのがもったいない気がしてきた。
ネットではアルコールランプを使ってる人が多いけど、その位が理想なのかもしれない・・・
が!園児20名が暴れたら、転がって何かに燃え移りそうだ!
EPIgasコンロにアルミ板でガードを付けて、砂糖だらけにならないようにする。
ブレずに回転出来たので、3V仕様になりました。
缶の外径週速度・穴径・温度 等、調整しましたが、バランスが難しい!
1ヶ月以上実験をしていますが、納得出来ません・・・
釜と熱源の距離を調整しながら釜を回すと、効率良く出来るが
園児20名分には全く足りない。
当日を迎えてしまったので、現状のまま遊んでみましたが、
綿菓子は殆ど出来ませんでした・・・
でも、喜んでもらえたように感じます。
ザラメを直接食べたり、べっこう飴食べていましたが(笑)
【現時点で分かった事】
・芯がブレると回転が上がらず、綿が出来にくい。
・温度が高すぎると、べっこう飴になって飛び散る。
・回転が低いと綿にならない。
・穴の大きさとべっこう飴になる事に因果関係は無い。
Posted at 2016/11/05 22:00:26 | |
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自作綿菓子製造機 | 日記