JR九州の「指宿のたまて箱」、JR四国の「伊予灘物語」、JR西の「◯◯のはなし」など観光列車が日本国内には数多くありますが、リゾートしらかみはその先駆け的存在で、青森駅と秋田駅間を約5時間で結んでいる全席指定の快速電車でありまする。この路線の内、川部駅と東能代駅の間の区間が五能線であり、JR屈指の絶景が見られる事で有名。ハイドラを始めてからいつか乗りたいと思ってました🤣ところが、旅程を立て始めた頃に大雨による盛土の流出により不通になってしまいました(2022年の8月9日〜12月24日)🥹
運行のきっかけは1990年、沿線人口減少による利用者の減少に対し、JR秋田支社が五能線の景観に期待した観光列車「ノスタルジックビュートレイン」の運行開始に始まります。1997年秋田新幹線の開業に伴い「リゾートしらかみ」に改称。当初、運行本数は初代「青池」編成の1往復のみでしたが、徐々に人気が出て、今では「橅」、「青池」、「くまげら」の3編成が3往復してます。社員がデザインしたキャラクターが、しらかみ3兄弟としてメジャーデビュー(JR秋田支社公認)し、テーマ曲がCD販売されたとか😙
乗車する時の注意点は、全席指定のため予約が必要なこと。他の細かなことは、日時と時間によって編成が違う事と五能線フリーパスを買っておくこと。フリーパスは秋田県内もしくは五能線沿線の駅でしか買えませんが、二日間乗り放題で3880円と安い。例えば、弘前と秋田間の片道乗車料金である4070円よりも安いっす
弘前駅から乗車いたします。五能線に向かう電車は、リゾートしらかみ4号の次は6号で、他の列車は走ってないようです😳。今日乗るのはこちらの橅!!最新のチョ〜お勧め編成です
車両は4両編成で、1号車、3号車、4号車が普通車で、2号車が憧れのボックスシート。この2号車は”えきねっと”では予約できず、”指定席券売機”か”みどりの窓口”で購入することになります。二人だと相席になるかもしれないので、今回は遠慮してしまいました😅昔は、カウンターでグッズ販売をしていたらしいのですが、今は営業終了。ただ、ここの席には自由に座って良いらしい。
って、社内探索し、津軽弁の昔話(展望スペースで実施してますが、車両のモニターで見れます)を聞き終わった頃には、もう目的地の鯵ヶ沢駅に到着。宿(グランメール)の車が迎えにきてくれてます
ここのウリは、オールインクルーシブ😀ウィスキー、酎ハイから日本酒、ワイン、ビールが21:30まで飲み放題🥳チェックインと同時に、部屋にも行かず、ロビーで日本海を眺めながら、何杯かを頂いたのは当然の成り行き😁それにしても16時前だと言うのに、湯上がりで飲まれている人達も数人いるから驚き😅
お部屋からは日本海が見えます。温泉は「化石海水」と呼ばれ、30万年前の地殻変動によって地中に閉じ込められた海水が熟成(?)したお湯らしい。塩分濃度が高く、お湯から出た後はベトベトする感じです。でもしばらくすると、意外とベトベト感がなくなります。
内湯は、泉温39.9℃の源泉がそのままのお湯と、循環で温めたお湯の2つがあります。源泉そのままだとやはりぬるいです😅露天は適温で、目の前に日本海が広がります(
写真はHPより)
お食事はビュッフェ形式ですが、ウニはオプションで別料金で食べれます。
一方でアルコールの方は飲み放題。ビール、ウィスキー、酎ハイ、ワイン以外にシャンパンもあったような。。.。
翌日、朝食ビュッフェとラウンジでワインを頂き、駅まで送ってもらいました。本日のリゾートしらかみは青池😀津軽富士として有名な岩木山がよ〜く見えます😄車内の無人販売で飲み物やお菓子を買って席に戻ると、リンゴのどら焼きの社内販売が来ました😅このかぐやは、リンゴたっぷりで一度は食べたほうが良いでしょう。
千畳敷駅に到着すると、「15分停車しますので海岸まで行けます」との車内アナウンス。ゾロゾロと列車から降りて海岸に向かいます。怪訝な顔していた欧米人も海に向かったような。
太宰治の「津軽」の一節の記念碑があります。
「斑緑色の岩盤が江戸時代の末期にお化けみたいに海上に露出して、数百人の宴会を海浜に於いて催す事が出来るほどのお座敷になつたので、これを千畳敷と名附け、またその岩盤のところどころが丸く窪んで海水を湛へ、あたかもお酒をなみなみと注いだ大盃みたいな形……」
発車3分前に警笛が鳴りますのでお乗り遅れのないように😀
千畳敷から間も無く絶景区間に入っていきます。なので、最後尾の展望車に向かい、無事に海側座席をゲット(海側のA席B席やボックスシートの人は席から見れます😅)。これより絶景区間に入るので、列車は徐行しますとのアナウンス。展望席に人が集まってきてます🤣
ここら辺が、リゾートしらかみのポスターになる付近とのこと
途中の深浦駅で昨日乗車した橅編成とのコラボ写真を撮った後は、最後尾の展望車で後方に過ぎ行く景色を飽きることなく眺めます
東能代駅のプラットフォームにはボスケットボードがありますが、シュート体験はできません。シュート体験したい方は、リゾートしらかみの1号か3号に乗って、能代駅でトライしてみてください
お陰様で五能線はいい感じの緑化🤩
秋田新幹線への乗り換えは10分なのでダッシュ(駅構内は走ってはダメです)。鳥めし弁当を買って乗り込みます。昨日立ち寄った大館駅前のお店ですね。ちょっと遅くなったので夜の東京駅の記念写真😃
リゾートしらかみはいい経験でした
後日、JRの駅で素敵なポスターを見かけました
ここっすよ!!!リゾートしらかみ☺️
ブログ一覧 |
東北 | 日記
Posted at
2023/11/15 08:46:57