すごい長文です。気が向いたら読んでください。
しかもこのイベントのルール解説をだいぶ割愛させていただいております。
恐らく意味不明なブログと思いますが、ご了承くださいませ。
さて、昨日は恒例のしのい運動会の日
午前中はM3でタイムアタックしてきました。最近常連化しています。
耐久は前々回、コース上で106のエンジン落としちゃったのを
まだオーナー兼チーム監督が直してないので今回も無しだなと思っていましたが、
いつも耐久レースに参加されているチームの方から
画像のようなもっとちゃんとした?106のチームに混ぜていただいて
の4時間耐久もエントリーとなりました。
9:00 濡れたら悪魔のしのいサーキットでの奇数ゼッケンのフリー走行開始。
9:40 ぼくを含めた偶数ゼッケンのフリー走行を開始。すでに路面はドライ。
皆さま続々ととんでもないタイムを連発されてました。
この時点で
「うわぁ~、きょうはやべぇ」
って思いました。
今回は前日の雨予想だったことと、トラクション強化対策のため、
フロント車高を15mm上げて望みました。フリーではその感触をつかみ、
51.172
ん?調子いいぞ?
11:45 Aメイン決勝開始
低い気温、低い湿度、前日の雨によるコース清掃?もろもろあってか
パワーはモリモリ、グリップばっちり、タイヤたれない!
この日は皆さまベストラップ更新されていました。
ぼくもホームストレート、ヒーロコーナーから1ヘアまでが速いと実感。
(途中のクールダウンでお邪魔してしまい、申し訳ございません。
どうしても旧車はクールダウンが、、、言い訳です)
タイムは
50.199
ベストラップを1秒更新しました。
たぶん好コンディションとトラクション対策、
それによる弱アンダーなハンドリングが功を奏したんだと思います。
でも、上を見上げると50秒切りの方々が10人いらっしゃいます。
さらにトップ3は既に理解不能な47秒台。
いったいどこであと3秒も稼げるんでしょうか?
精進せねばなりませんね
時間は12:55
あと5分で耐久レーススタートです。
今回はドライバーではなく、チーム監督(マネージメント)です。
これは僕の友達が元々は監督な訳なんですが、
その監督から「監督をやってくれ」という監督命令が下りました。
この耐久は申告設定タイム制なのでぼくらは55秒より速く走れません。
そのルールは毎度のことですが、今回からは
20~30分/スティントだったところが、10~20分/スティントへ。
申告設定タイム別コーラハンデが増えたので、
もろもろあって14スティント、コーラハンデ10本での戦略。
当然、いつもより忙しない。だって15分くらいで次のPinな訳ですから。
でも、いっしょに走っていた仲間たちのチームワークで
順調にルーティーンをこなしていきます。16:30までは、、、、
いつも罠を何重にも仕掛けてくる主催者にまんまとやられました。
といいいますのも、スタート時PPのチームが16:30時点で抱える残ハンデコーラを
そのチームより上位のチームへ均等配賦されるという今回の新設ルール。
しかもPPは53秒設定で20本超という学生チーム。
でもスタート時に公式通達されたこのルール。
このチームより後ろにいる戦略はほぼ予定通りだったはずなんですがねぇ~
16:00 PPチームの残コーラが7本を確認
16:15 ぼくらのチームは3位のPPチームに遅れること-2LAP付近で6位。
ということは4本、3本が分配される。チャンスだ。
16:20 一斉に上位チームがP-IN。
時間調整でPPチームより後ろにする戦略らしい。
もちろんPPチームもPin。
16:28 アナウンスから聞こえてきました。
ぼくらのチームがTOPに立ったと。
あれ?ラップ差の見積りが実態とチガウ。嗚呼ヲワタ。
当然、カッコよく「Stayoutだ!」とも言えず。
でも天はぼくらにもチャンスを授けました。
7本食らったと思っていたのが、何故かあと2チームが上位になってしまって、しかも7本だと思ったのが6本に。
結果、3チームに各々+2本。
しかも、混ぜていただいたチームの通称オジキから「で、俺らは何をすればいいだい?」というオトナの含み笑いを見せながらのお言葉。
熱い。この時、アドレナリンが一斉に分泌されました。
16:40 TOPチームからなんと-3秒後方で2位。しかし共に2本の追加ハンデ状態。PPチームは-1LAP。当然ハンデ全消化。
ここから作戦は練り直し。
今回からは搭乗ドライバーと次の搭乗ドライバーがハンデコーラを消化できるシステムに変わってる。
おし、これでハンデはかなり縮小するぞ!
そしてコーラの土産を残した彼らにコースインできない戦略を。
ここからは緊迫したチーム間の情報戦略。
この耐久レースはPinが1列になり、ファーストインファーストアウトのルールのため、
ピット内での追い抜きができないルールなんです。
つまり、PPチームの直前でPinし、コーラ消化でコースインできない状況にしつつ、
TOPチームのコーラハンデより早く消化し、かつTOPチームのコーラハンデ消化の影響を受けないPinが鍵。
お互いがお互いをけん制しあう緊迫した状況。
16:45 最初に動き始めたのはぼくらのチーム。
残念ながらピット足留め作戦は叶いませんでした。
16:48 全チーム最終スティント。この時点でなんと2位。TOPに遅れること30秒くらい。3秒後方にPPチーム。
凄い。しかもこの他にも同一ラップでさらに2チームが後ろに。
最初に戦線離脱したのはPPチーム。
当然53秒設定のため、ぼくらのチームをあっさり抜くことができるはずですが、
どうやらガソリン不足でペースダウン。差は詰まるどころかどんどん広がっていきます。
1位のチームは56秒設定。
つまり少なくとも1秒ずつ詰まる。前半燃費のきつい106なのでセーブしていたのがここにきて有利に。同じ106であるトップチームは前回ガソリンの余裕が無い可能性も。
ひょっとしたらひょっとするかも。チーム全員大興奮。
TOPチームとは設定タイム通り徐々に差が詰まってきます。ガソリン不足でペースダウンするのか、、、
17:00 チェッカーフラッグ。残念ながらひょっとせず10秒差で2位でゴール。
優勝チームはとても強かったと思います。
おめでとうございます。
チームに誘っていただきありがとうございました。
毎度毎度思うのですが、本当に斬新でたのしい運動会。
この世で唯一無二の参加型サーキットイベントだと思います。
この場を借りて主催者様はじめエントラントの皆様に感謝致します。