髭イルミのウェルカムランプ化 〜配線編〜
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まず、ターゲットにしたのは…
アクセサリーイルミネーションランプ
通称『髭イルミ』です。
通常はポジションと連動していますが…
もしも『独立』させられたら…『何かとイロイロできる』
なのでまず、髭イルミの『独立回路化』にしてあげる所から始めました。
写真はマニュアルからの簡易図にしたモノですが…
N BOXのスモールライトの点灯回路をマニュアルで確認すると…。
回路図ではスモールライトのリレーから出力された電気は
助手席側のポジションランプの手前から『分岐』する形で電源が供給されていました。
一旦MICUに入っているのは、「リアのスモールライト」をMICUがコントロールしているので一旦、制御板に入ってると思われます。
早い話、髭イルミはポジションランプに
『ぶら下がっている』だけで、MICUが点灯監視をしていないので独立回路にしても何の問題もありませんでした。
(しくじってる場合は点灯しないだけ)
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単純に髭イルミに行くケーブルを『断線状態』にして
車内のイルミラインに繋いであげれば…
点灯条件は何も変わらずに『独立』した状態にすることが出来ます。
一番い良いのは…
ポジションランプから分岐するポイントを『繋ぎ変える』が出来れば良いのですが…
あいにく、マニュアルの回路図ではそこまで載っていなく…
おそらく『配線図マニュアル』にしかワイヤーリングのことは載っていないと思うし…
エンジンルーム側の配線の『どこで分岐』しているか?
なんてとても探せないので…
面倒くさいけど『素直に引き直す』のがいいのかな?と思いました。(復元もしやすいしね)( ^ω^ )
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『イルミ』を引き直す…
文章では簡単に書けますが…『いざやるとなると』
とても大変な作業でした。
ケーブル2本這わせるだけですが……
『エンジンルーム』の配線になるので熱対策、水対策の他に『振動対策』も必要になるからです。
コルゲートチューブで配線しましたが『中のケーブル』にもビニールテープを巻いています。
これはコルゲートチューブ内のケーブルが『振動』で擦れ合い被覆が破れてショートしないようするためです。
外側のコルゲートチューブにもビニールテープを巻き隙間から水が入らない様にしています。
とりあえず『少し長め』にケーブルを出して
運転席側はフォグ のリレー
助手席側はバッテリープラスハーネスの辺りまで
『仮配線』しました。
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車内への引き込みは…運転席側から配線しました。
エンジンルームからはタイヤハウスまでは
ゴムキャップはなく『大穴』が開いているので
這わせるのは問題ないのですが…
タイヤハウスから車内へは
『メインハーネス』のゴムキャップにコルゲートチューブが通る穴を開けて配線しました。
また、メインハーネスに這わせている『ゴムホース』があるのですが『リアワイパーのウォッシャー液』のホースになりますので…
そのまま結束バンドなどで締め上げてしまうと
リアのウォッシャー液が出なくなりますので、ホースを上手く避けながら結束バンドで固定しました。
イルミラインの引き直し…
『分岐点』を丁度タイヤハウスになるように長さ合わせやケーブルやコルゲートチューブにテーピングしたりと…
なんだかんだで『丸一日』費やしました……(;ω;)
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髭イルミのコネクタは…
ピンクがプラス、黒がアースに落ちてます。
アースはベッドライト下にある『アースポイント』に繋がっています。
コネクタは住友電装040型HX防水シリーズ
2P040WPK-HX-Fになります。
最初はアースピンの『差し替え』やオスメスコネクタを用意して『中継ハーネス』を考えていましたが…
以外と短く狭い場所なのと…
何より、コネクタを『イジり壊して』もイヤだし…
配線1本が2本になったところでそんなに差がないので
既存のコネクタはそのままで、新たにアースも含めて車内から引くことにしました。
(なるべく復元が容易になるようにしました)
またコネクタは『防水コネクタ』になるのでコンタクトピンの作り方が少し違います。
防水キャップを『被覆をカシメるとこ』に合わせて防水キャップごとカシメる事で『防水』となります。
元々の髭イルミのコネクタは『ビニールテープ』でぐるぐる巻きにして強力両面テープでベッドライトの下側に
貼っておくことにします。
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髭イルミの電源ラインをエンジンルームから室内に引き直しが出来れば…後は『簡単な考え方』です。
N BOXには『オプションコネクタ』があるので…
例えば、図面の様に『イグニッション』と『イルミネーション』のラインに繋ぎます。
途中『イグニッション』には『スイッチ』をカマせます。
整流ダイオードは1Aで充分でしょう。
どちらかに回り込むと面倒なので整流ダイオードは必須だと思っていた方が良いと思います。
これだけで髭イルミの『デイライト化』の完成です。
純正の髭イルミだけなら『リレー』も『切り替え機構』も必要ないでしょう。
点灯条件はIGオンで点灯、スイッチをOFFすれば消えるし…
イルミONならスイッチに『関係なく点灯』します。
3本目のラインはウェルカムライト用として
エーモンの『フラッシュユニット』の出力を繋ぎます。
フラッシュユニットの入力は『光センサーの出力』を繋げるので暗い時だけの反応する仕組みです。
ドアアンロックなどの『ルームライトが点灯する時』に
髭イルミは『ホタル点滅』
イグニッションONで『デイライト』
イルミONで『無条件で点灯』……となります。
デイライトは問題ないだろうけど、ホタル点滅は『微妙』かもしれませんが…とりあえずやってみようかな?
(ルームライトはMICUが点灯制御しているので)
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光センサーは以前に整備手帳にあげたモノを使います。
以前から『更に改良』していて『最終バージョン』となります。
入力側も端子を取り外し4極コネクタに配線しました。
また『出力変換ユニット』をカマせています。
エーモンの『ユニットリレー』の上に『子亀方式』で基板を乗せたので『基板の絶縁』もちゃんとされています。
また入力側のケーブルを最短で結線出来たので
このユニットには『常時電源』『光センサーのアース』『リレー出力』『リレーのアース』の4本のケーブルだけ
とだいぶコンパクトにすることができました。
ただ、このユニットだけだと『暗い時に常時電源を出力する』だけなので(出力が0か1かだけ)
ウェルカムライトとして『ルームランプのマイナス』を使う予定なので、
もう一つ『ユニットリレー』が必要になります。
ちょうどマスが足らなくなったので
ドアミラー加工編に続きます……( ^ω^ )
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