11年も乗り続けたスバル・プレオをあきらめてメーカー車種を乗り換えた理由をお話しします。
1台目のプレオを買った時は予算が限られており とにかく1台で欲求を多く満たす 車を探していました。
荷物を多く載せられてパワーがあってできればマニュアルミッション。ところが世はAT時代でネット検索しても マニュアル車はほとんどありません。AT車も含め好みと自分の使用目的を加味して候補をリストアップしました。
ソニカ
ミゼットⅡ
プレオ
R1/R2
パジェロミニ
アイ
10年以上前の話なのでこの中で価格が手頃であったのがプレオとR2とミゼットⅡ。
調べてるうちスバルのCVTにマニュアルモードが搭載されていることを知る。R2のスーパーチャージャーはCVTでも高い。プレオのRSは5速マニュアルは高いがCVTは安い。しかし全てハイオク仕様になっていることを知らされる。RSのCVTに決めかけたが、プレオにはレギュラー仕様の64馬力フルスペックスーパーチャージャーが存在することを発見する。これが後の愛車となるRMグレードです。発売当時の設定価格はRSより高く豪華装備の事実上のトップグレードである。
RMの4WDは当時の中古相場で20万から50万。もちろん一番底値を狙いまして車検2年付きコミコミ20万で購入できました(笑)
走りはRSと遜色なくガソリンも安くつくという願ったり叶ったりで7速ハンドルシフトが最高に楽しかった。それでいて資材の運搬に軽トラ代わりに使えて超役に立ちました。
しかし落とし穴が・・・
安いには訳があった。
リアのサスペンションの付け根の腐食侵攻が思ったより早かった。
元々は新潟にあった車なので覚悟はしていたがちょうど2年で危険を感じて手放すことにした。
ちょうどそのタイミングで全く同じグレードのプレオRMが同じ販売店に目玉商品として並んでいた。
違いはボディ色と2WDだけ。パッと見渡してリアハッチが交換されていることはその場でわかったが 走りに影響ない部分なので気にしなかった。何より 販売価格がたったの10万円。車検も1年7ヶ月ついてるしw
早くしないと売れてしまうっていうのが言われなくても分かったので即決!
1台目の半額でさらに程度の良い車両を手に入れてしまった(笑)
2WDになったおかげで燃費が良くなって大活躍。9年も乗れましたから良い買い物でした。
今年の2月に名阪国道を走行中に大きな異音とともにパワーダウン。
最寄りのインターチェンジをすぐに降りて路肩に惰力で滑り込んでエンジン停止。その後、何度エンジン始動を試みてもかからず・・
そのまま積車でドナドナ 帰宅。
JAFの人曰く典型的なコンロッドベアリングの破損症状だと。
確かに もう数ヶ月前からカチカチと異音がしていたのは知っていた。でもオイルは定期的に管理していたのに。調べてみるとほとんど入ってなかった。プレオのエンジンはオイル漏れが有名で持病とも言われている。オイルチェックランプがまさか死亡していたとはお手上げだw
通勤に使っている車なので早いうちに代わりを探さねばならない。
奇抜な車で通勤できないのでビートは使えない。ということでアウディTTを目立たないように遠くに停めて通勤すること 1ヶ月あまり。
次期、通勤車の候補はやはりこれw
ソニカ
ミゼットⅡ
プレオ
R1/R2
パジェロミニ
アイ
10年前と違ってR1とミゼット以外は相場が下がっている。
もうプレオはごめんだ。最終的に残ったのは
R2
パジェロミニ
アイ
R2はスーパーチャージャーモデルが少ないので 候補から外れる。
パジェロミニは4気筒の縦置きという変態仕様だがターボモデルとなると値段が跳ね上がる。程度の良い車両が少なく何よりタイヤが高い。
三菱アイはちょうど20周年という節目で買い換えで手放す人が多く 相場が下がっていて絶好の狙い目。何よりDOHCターボ可変バルタイでエンジンがミッドシップで50:50の重量バランス。通勤でミッドシップを堪能できるほど楽しいことはない。
早速、近場の出物を探し回りよさげな個体の現車確認をしに行くことにした。
実物を見てみるとまあまあやれた感じ。しかし問題は中身だ。販売店の人に話を伺うと「この車はよく走るんだわ、もしかしたら ターボがついてるかもしれないよ」
え?
年式とグレードを調べて見に来てるんだが逆にNAの可能性あるのかよ・・・と焦る(笑)
売る側はこんな調子なんですがボケではなくて天然でした。
その場でエンジンルームと車検証を調べてターボ付きであることを確認。

斜めに通るパイプがターボの証。
そして試乗へ。
第一印象はとにかくハンドルが軽い。ただでさえフロントが軽いミッドシップにパワステがついてるんだから当然か。
そして販売店の人が横に乗っているのにもかかわらずプレオを運転している時よりも加速がいい!
しかも車内はプレオと比較にならないほど静かで会話が楽。
プレオと違い小回りが効くので思い通りに転回できる。
話を進めてるうちに「あなた結構詳しいから自分で整備登録するなら現状渡し10万円で譲りますよ」っていや通勤車なくて急いでるしそんな時間ないからってことでお店に委ねましたけど(汗)
ちょうど自動車税の区切りをまたぐのでわざと納車を遅らせてもらいました。お店もゆっくり整備していただけたのではないかと思ってます。後日車を引き取りに行ったら見違えるほど綺麗に整備されていました。
早速、帰り道に青山高原を攻めてみましたが、ビートと同じく運転席を中心に回るリアミッドシップ特有の乗り味です。全高が高いのに荷室を広くするためにあえてストラットサスにせず、ド・ディオンサスでエンジンマウントを低く抑えているのが走りにも効いています。ただノーマルのふわふわな 足回りは限界が低いです(笑)
後方エンジンということでよくスバル・サンバーと比較されますがあちらのエンジンはスバル・レックスから続く骨董品に改良を重ねた設計。対してアイのエンジンはミッドシップ専用設計。どちらに部があるかは語るまでもなし。
装備的にはプレオにわざわざ自作回路で後付けしていた便利機能が三菱独自のコーディングで全てできてしまうというカルチャーショック😱
プレオにこだわっていた自分が馬鹿みたいですわ。
アイに乗り換えて最大の不満はルーフキャリアが装備しにくいこと。大物資材を運ぶ私にとっては悩みどころです。いちいちホームセンターの軽トラ貸し出してもらうのが面倒なだけなんですけどね(笑)
古い軽自動車は味があって楽しいとは思いますが技術的に古い車は普段使う実用性としては最新の軽にはかないません。
こだわりがなく迷っている人は新しいものを選ぶのが正義です。
近所のイタフラ好きのマニアの方も私とほぼ同時にアイを購入されました。車好きの考えることは同じなんだなあと苦笑い。