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2013年09月09日 イイね!

自称セッティンガー(造語)の日常。

足回りのほうに戻る。
前回試そうと思っていたのが減衰調整。

俺の目指すコンセプトは!
フロントに求めるのはただただターンインの頭の入り。
リヤに求めるのはターンインで適度に動いてくれて立ち上がりで腰砕けにならないこと。
この辺に重きをおいてセッティングを出している。

前後車高、フロントのトー、フロントのキャンバー、前後スタビ、GTウイングの角度、
そして前後の減衰で行う。
俺がするセッティングに共通するのは費用がかからないということだ。ここは大事なことだ。手間ならいくらでもかけるけどね。

これまでに思考錯誤を重ねて来て大枠は決まってきた。
トー、キャンバー、スタビは確定。
いつか車高の微調整はするかもしれない。

今回の減衰変更はフロントの縮みを柔らかくした。
ブレーキング時のフロントの沈み込みを大きくしたい。
スタビを固めたのでロールは抑えられてるという計算の上での変更だ。
その代わりフロントの伸びを固めた。
これでフロントのバタつきを抑える。
これが難しいところで伸びをあんまり固めすぎるとアンダーが出る。

次にリヤは全く逆にする。
伸びを柔らかく縮みを固くだ。
これの意図はもちろん進入時の頭の入りだ。
減速でリヤが持ち上がるように。
縮みを固くしたのはアクセルオンのときの沈み込みを抑えて即、車が前に出るようにするためだ。
あわよくばリヤがストローク出来ずにブレイクしてテールスライドしてほしい。
そうすると向きを変えながら加速していける。

この辺がFRと全く違う考え方で、四駆は少々リヤがブレイクしてもフロントが引っ張ってくれるから踏んでいけるのだ。
この走らせ方はインプやGT-Rよりも特にエボに向いてる。
前後重量バランスの悪さや重心の高さのため、エボはとにかくフロント重視のコーナリングで進化してきた車だからだ。
その上、俺がそこを輪をかけて特化させてチューニングして来たから尚更だ。
アクティブデフがついてればもっとFR的なセッティングでいくのだろうけど
俺はAYCが出た当初から嫌いだったから前後ガチガチの機械式のデフで固めてる。

話が飛んでしまった。
今書いたのはあくまで俺の頭の中での机上の空論なので走って試さなければ何にもわからない。

それで走ってみると、どうもアンダーになっていまいち曲がらない。
気持ちよさがなくなって走ってて楽しくない。
ここでセーフティーカーが入ったのでこの日はキチンと確認の出来ない、納得いかないまま帰宅。
帰りの車の中で今回の変更は的外れだったのかと落ち込んだ。
ちょっと極端に振りすぎたかなぁ…  ここで思い出した!
リヤの動き過ぎを警戒してこの時はウイングの角度を5段階の真ん中にしてたのだ。
この週はそれで終わった。

そして先週末、それを踏まえてウイングを水平に、減衰そのままで走ると、
自分の思った方向の動きで走れた。
ただ、ブレーキング時のフロント荷重 重視のセッティングに大きく振ったので
フラフラする動きが多少出た。
そこでチョチョイとフロントの伸びを強くした。

完全には収まらなかったが、これ以上固くするとロールが減ってアンダーになるのでこれでヨシとした。
その状態で走り込んでみると実に気持ちよく走れる。
まだ多少の微調整は必要だろうけど満足の行く完成度だ。
現在、フロントタイヤの内と外の溝はいなくなっていてセンター部は2部あるなし。リヤは3部山ほど。
フロントは☆的には極端に食わなくなってくるころでリヤはまだ我慢出来るかな程度。
なのでタイヤのグリップは完全にアンダーのはず。
それでこれだけ気持ちよく走れるということはかなりイケてるはず。


俺はこんなふうに足回りをイジくり倒すのが大好き。
それには理由がある。俺程度の腕では車の状態に走りが影響をモロに受ける。
何かを変更しただけでタイムが秒単位で上がることなんてザラにある。
車の不都合を腕でカバーなんて俺には到底出来ないという証拠だ。


少し変更したのをすぐに感じとれるほどの感度のいいセンサーは俺にはないので
結局自己マンなんだけど
何か思いついたら変更しなくてはいられない。
それにより一番いいところを通り過ぎてることも多々あるだろうけどやめられない。
走ることと同時に、こうやってセッティングして動きがどう変わるかを楽しむのも
俺の走りのモチベーションの大きな一因と思っている。
だからセッティング変えたら早く走りたくてたまらなくなる。
たまぁ~に人を乗せて走ることがあるが、
仮に俺のドライビングを褒められることがあったすると、
その時に車がよく曲がると言われると同じくらい嬉しいものだ。


俺が走り続ける限り、ドライビングもセッティングも速くなるための追求は絶対に終わることはない。

終わり。


Posted at 2013/09/08 20:04:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 考察 | クルマ

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