2014年06月17日
今回は足廻り。
変更点としては社外品ロアアームだ。
フルピロのアーム。
パイプつないだ骨組みにピロボールがねじ込まれている。
ロールセンターアジャスターも付いている。
純正ロアアームもピロではあるがゴムピロなのでそれと比べると相当カッチリするはず。
ボディ側への取り付けは2点で、ここをねじで調整する。
そこのあんばいでキャスターとトレッド幅の位置関係を変化させれる。
トレッドも片側15mm広げれると記載してあったので現状のエボ10アームと同じに出来るなと思っていた。
俺はトレッドを15mm広げ、そこからキャスターを調整しようと思っていた。
物が届いて俺は大きな勘違いしていたことに気づく。
ボディ側の2点の支点の位置が決まっている。
フロント側のピロ取付け幅に余裕があり、ピロの前後に挟む数枚のワッシャーの枚数を変えて位置調整する。
それによりタイヤ位置を前後させてキャスターを調整。
そこからトレッドを伸ばしていくと自ずからキャスター位置の限界も決まってしまう。
逆もまたしかり。
ワイドトレッドを優先するとキャスターが起きてきてフロントタイヤの位置が後ろに下がりボディに干渉してまう。
泣く泣く妥協してフロントタイヤをこれまでと同じ位置にして出来るだけワイドトレッドにした。
この辺は物を実際に見ないとわかりにくいかも。
相当ナローになってしまったのでスペーサー挟んでで誤魔化した。
走ってみるとアームのピロ化による変化は大きかった。
まず足の動きがスムーズになった。
それと進入の頭の入りが異常によくなった。
これまでみたいに進入でアンダーを出すのは相当突っこまないと無理だろう。
コーナリングスピード自体が上がったかどうかはわからないが良くなったことは間違いない。
そのぶんボディとショックにダイレクトに衝撃がくるだろうが。
もひとつの変更点。
エンジン載せ替えている間にスプリングを16kから14kに換えていた。
ハイパコ16kから手持ちのテイン14kにだ。
バネレートが下がったのだが特に乗り心地がよくなったようには感じなかったし、
ブランクもあってか走ってみても明らかな違いは最初わからなかった。
しかし少し走るとだんだんしっくりこない気がしてきた。
どういうふうに変わったのかわからないが、いっぱいいっぱいまで攻め込めれない。
減衰を固めにしたりといろいろ調整してみたが解決には至らず。
この間は結構な精神的ストレスにさらされていた。
それでもそこから走り込んで行くと少しずつ違和感の正体がわかってきた。
フロントの動きが何かにつけて大きい。
ノーズダイブにしろロールにしろ、いちいち大きく動いて動作がワンテンポ遅れる。
バネレートが下がったんだからそうなることは分かっていたはずなのだが、体感ではなかなかハッキリとは気づけなかった。
俺個人的にはバネレートは少しでも低いほうがいいとは思っている。
ボディに対するダメージやらなんやらで高いと悪いことしかないからだ。
ただ、それが走りに影響してくるんなら話は別だ。
今回の14kを諦め、ハイパコの16kに戻す。
ここでまた一つ新しいことを発見。バネレート上げたのに乗り心地がよくなった。
これはハイパコのおかげだろう。ハイパコの良さはわかっていたつもりだがこれには感心した。
俺はあまり性能の良くないショックにこそハイパコを入れて、
性能のいいショックにはチャンガラなバネでも充分だと密かに思っていた。
なぜなら低速域からしっかり減衰力が発生しているgoodショックだとハイパコの利点は少ないのではないかと。
だから俺のオーリンズだとハイパコほどの高価なスプリングは必要ないと勝手に思っていた。
ところが今回の乗り心地の違いは歴然だった。
これには少し驚いた。やっぱりいいものはいいみたい。
そのセットで走ってみると、やはりいい。
以前のフィーリングが戻ってきた。
そこからまた減衰を調整していいところを探す。
一番いいと思われるところで走り込むとアンダーが酷くなってきた。
減衰ではどうにも出来なかった。
そこであんまりアンダーがキツいのでフロントの車高を3mm下げた。
多少良くなり、そこから最後の味付けでフロントの縮みの減衰を少しだけ上げた。
すると動きが激変。車のコントロールが一気に楽になった。
フロントを軸にして車を回せる感覚が戻ってきた。
コーナー入り口で一気に向きを変え、斜めにスライドさせながらマシンをコーナーに放り込む感じ。
そのままズルズル進んでいって出口向いたらアクセル全開(これは理想)
といったイメージを持って、それを目指して走らせる。
この走りが速いのか遅いのか、いいのか悪いのかはわからないが調子がいい証しではある。
どうやら俺はフロントの動きが少ないほうが走りやすいようだ。
あんまりいい感じなので日曜にアタックしてみた。
ちょっとやり過ぎてアンダーが出まくったがベストの0.7秒落ち。
俺のベストタイムは真冬に出したタイムだ。
今は30度近い気温なのに遜色ない。
いい手応えだ。
それにもう少しイジりたいところを思いついたので来週やってみよう。
足廻り…。
やはり奥が深い。
足廻りに不満があっても、動力を司るエンジン関係の問題と比べて
結局は俺自身のドライビングに依るところが大きいので原因を突き止めるのが難しい。
いろいろやった挙句、実は自分が下手だっただけってオチも充分に有り得るのだ。
なので車両のほうに不調の原因を求めるのは間違っているかもしれない。
しかし、わかっていてもついついイジってしまう。
とにかく速く、とにかく気持ちよく走りたいのだ。
終わり
Posted at 2014/06/15 11:23:02 | |
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セッティング | クルマ
2014年06月12日
覚え書きの意味もあって変更点について書き残す。
まずコンピューター。
Vproからハルテックに変更。
Vproの時に出てた不具合を列挙しておく。
中速から高速域にかけて失火というか息継ぎみたいなのが出て、まともに走れなくなることが多々あった。
また1、2ヵ月ごとにカムポジセンサーが壊れるという訳のわからない持病もあった。
トータルで6個か7個は買い換えたと思う。
時々起こってたことで最も酷い状況がこれ。
それはエンジン掛ける時にめちゃくちゃカブってサッパリ掛からなくなる症状。
そのせいで岡国走行会の当日の朝にエンジン掛からずに棄権するハメになったこともあった。
この症状は数回出たのだが原因がわからなかった。
考えられる悪あがきを全てやってる中で、たまぁにプラグ換えたらエンジンがかろうじて掛かる時があった。
そのせいでプラグ交換すれば直るだろうと思い、余計に深みにハマってレーシングプラグを4セットくらいはパァにした。
と言うのも、めちゃカブりなのであっという間に真っ黒になって使い物にならなくなるのだ。
そうやってなんとかエンジン掛かった時に強引にアクセルを踏んでアイドリングさせてるとマフラーから猛烈な黒煙がモクモク。
直るだろうと儚い希望を持ってアクセル吹かし続けていたが黒鉛吐くだけで全く直らない。
その数分だけでガソリンが半分以下になった。
どうやらアクセル全開の6000rpmくらいのところのマップを読んでいたよう。
そんなこんなでVproには痛い目にあわされていた。
これが全て解決するのかは今後を見ていかないとわからないが。
他にCPU変更で排気音が変わったのは感じた。
加速してもトンがった感じがなくなって安定感がある。
アクセル操作をしても何かにつけてマイルドになった気がする。
多少の安心感を感じられるようになった。
前から付けていた空燃比計に加えて排気温センサーを追加した。
今回ようやく、これらのフィードバック機能をつけた。
走行中、常に空燃比を合わせるようCPUがオートで調整してくれる。
外気温の変化にも対応してくれるのでオールシーズン安心して走れる。
この空燃比の自動調整はたまに加速中に感じることがある。まったく賢いやつだ。
排気温というものはエンジン周りに何かトラブルがあると上昇するらしい。
それを検知するとセーフモードになるようにしてくれた。
これまで以上に壊れにくい仕様になったということになる。
あと今回、おまけというかボーナストラックがついてきた。
設置したハルテックはエボ9用だ。
つまり、今後エンジンをMIVECにしても制御できるということになる。
載せ換えたばかりでまだ考えたくないが、次のエンジンの候補になり得るのだ。
今一番の心配事がタービンだ。
この前のエンジンブローのときにピストンの破片をブレードに食らったらしく
エンジン載せ換えてからセッティング中に何回かロックした。
エキゾースト側のブレードが何枚かイカれているのだろう。
強引に応急処置してなんとか回るようになったのだが。
いま曲がりなりにもブースト掛かって普通に走っているのが不思議なくらいの状態だ。
そういうこともあってタービン本来の馬力は今出ていないと思われる。
近いうちにお亡くなりになるのは確実だと思っている。
やる気なくなるわ、ほんま。
続く
Posted at 2014/06/12 12:47:32 | |
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セッティング | 日記
2014年06月08日
愛車が戻ってきて数週。
何回か走りに出た。
そのたびに感じるのが車の扱いづらさ。
走っていても思うように車を動かせなくて一体感を得られない。
得られるのは恐怖とストレスと憤りのみ。
それもそのはず、長期入院中にいろいろと仕様も変わっている。
まず、車がすぐ直るはずだったので中山、タカタで練習しようと思っていた。
リフトに乗っているうちにバネレートを16kから14kに落としていた。
エンジン不調の原因の一つとなっていたCPU。これを交換した。ハルテックにだ。
純正CPUをまるっきり外して入れ替える本当のフルコン化だ。
そのせいでエンジンのフィーリングが変わっている。
ワイヤーの出かかっていたフロントタイヤも新品のRS-Rに換えた。
それと一番のフィーリング変化の原因はフロントのロアアームだ。
それまでエボ10アームにロールセンターアジャスターがセットされたのを使っていたのだが
そのジョイントがもうガタガタになっていたのでナギサのフルピロアームに交換した。
これによりトレッドが狭まったがスペーサーで調整。
そんなこんなでブランクはあるは仕様は変わったで、もうボロボロ。
ドライビングは一からやり直しとなった。
主に減衰調整をメインにして走り込んだ。
そこはさすがオーリンズ。変更するたびにフィーリングは激変する。
何本か走って変更を繰り返し、それなりにいい感じにはなってきた。
その日の集大成として最後にアタックしてみるとボチボチなタイムが出た。
しかし、走っててどうも気持ちよくない。
フロントが動きすぎるのが原因と勝手に俺は決めた。
解決のためスプリングを16kに戻すことを決意。翌日早速交換した。
それが先週の話。
そして昨日。
走るとやはり明らかによくなった。
ホームは16kがベストということが確定した。
そこからまたある程度走り込み、減衰を調整。
フロントとリヤのバランスが取れるところを発見。
ついに、車のフィーリングが復活。
以前に近いレベルで車を操れるようになった。気がする。
これにより、ようやく俺の元にエボが還ってきたと実感。
私は還ってきた。
Posted at 2014/06/08 17:01:38 | |
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2014年05月26日
また走り出した。
Posted at 2014/05/26 00:00:48 | |
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2014年01月26日
ブローといっても髪にするヤツではありません。
モクモクと白煙が上がって二度とエンジンが掛かることはありませんでした。
エンジン全損のようです。
精神的にちょっと疲れてしまいました。
しばらくお休みします。
終わり
Posted at 2014/01/26 13:27:34 | |
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